番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。
by bancho55a
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全体07.9- イギリス生活 UK
10.1-2 モロッコ・エジプト
09.12 ハンガリー
09.11 トルコ・ギリシャ
09.3 ダブリン
08.12 プラハ
08.11 クロアチア
08.10 リヨン
08.08 チューリッヒ
08.6 アムステルダム
08.6 バルセロナ Barcelona
08.5 ベルギー Belgium
06.9-07.9 イギリス留学UK
07.10 マルタ島 Malta
05.11 イギリス UK
05.6 北欧 Scandinavia
05.1 Jamaica&Cuba
04.8 コスタリカCosta Rica
04.6 イギリス UK
03.11 スペイン Spain
03.5 韓国 South Korea
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ハンプトン・コート・フラワー・ショー
今日は、ハンプトン・コート・フラワー・ショーに行ってきました。
ロンドンの郊外、南西部にハンプトン・コート・パレスという宮殿があるのですが、そこで年1回開かれるフラワー・ショーです。グロいの好きだけどお花好きでもある番長(ちょっと!頭おかしいよ?)、もちろんフラワー・ショー大好き。先日行われた、有名なチェルシー・フラワー・ショーにも行きました。・・・と言いたいけど、入場料金7千円!では、プーの身では行けず、断念。でもやっと仕事が決まり(しつこく・・・まだ本決まりじゃないけど^^;)、先週は頑張って稼いだので、自分へのごほうびにと行くことにしました。こちらの入場料は4千円。・・・ええ、それでも高いんですけど、午後3時以降になると、さらに2,700円まで下がるのです。貧乏人にときどき優しい国、英国です。
今日はあいにくの雨。明日は晴れときどきくもりの予報だから、本当は明日行けば良いのですが、晴れの日は洗濯したいから家にいたい!!のです。乾燥機がなくなってから庭干ししている番長ですが、イギリスって、晴れの日でも急に曇ってサァーーッと雨が降り、また晴れる、みたいな天気が多いので、雨が降ったらすぐ取り込めるように部屋にいたい。それと、休日はハウスメイトの誰もが洗濯したいので、番長の洗濯物が朝から晩まで物干し台を占領していると皆の迷惑。というわけで、晴れの日は洗濯、そして洗濯したら引きこもり、が正しい休日の過ごし方なのです。(え?)
まあそんなわけで、雨の中、フラワーショーへ。ついでにハンプトン・コート宮殿も観光しようか?と思ったのですが、①入場料が2,200円もする②お城ってどこも同じに見える③ここはヘンリー8世ゆかりの城でなんとなくおどろおどろしい、、、というわけでやめました。
安くなる時間をねらってフラワーショーに行く人もたっくさん!ハンプトン・コート駅で降り、ゾーロゾーロと会場に向けて歩いて行きます。番長はせっかくだからと、その流れから離れ、ハンプトン・コートの外観を見学に行きました。
16世紀に時の王、ヘンリー8世の重臣が造った豪華なお城ですが、あまりに素敵なので、ヘンリー8世に取り上げられてしまったのだそうです・・・(涙)。イギリス歴代の王の中でも、ワタクシ、ヘンリー8世は大嫌い。同意する女性の方も多いと思いますが。
ここから先はチケット買わないと入れません。ヘンリー8世に殺された妃の幽霊が出る城に、誰が入りたいものか!(貧乏人の負け惜しみ)
というわけで、くるりと踵を返し、フラワー・ショーへ。お客さんは年配のご夫婦が多いです。ガーデニング好きのイギリス人が、自分の庭に生かせるアイデアをもらおう、素敵なお花の苗や種、優れたガーデニング・グッズを買おう、とワクワクしながら来るイベントでございます。自分の庭が無い番長でさえ、なぜかワクワクと、、、ついつい写真のサイズも大きくなります♪
こちらは「蜂を魅きつける庭」。ああ、大切ですよね、今の世の中・・・ミツバチはどこに行っちゃったんでしょう・・・(涙)
会場内はいろいろなカテゴリーに分かれたお庭が展示されています。こちらはコンセプチュアル・ガーデン。この写真のお題は「Concreation」。・・・なにそれ?
こちらのテーマは「タイ」。何だかとても癒されます。来場者たちにも人気で、皆「ほぉ~」っとため息をついてました。
タイのお茶を配っています。エキゾチックな香りのする飲み物でした。向こうでは希望者にタイ・マッサージも!いいなぁ^^というか、タイ人の微笑みっていいですよね~~どうしたらああいう、裏に悪意の無い微笑みができるのでしょうか(←番長ならではの感想)
こちらの庭は野草っぽくて素敵!
こちらには、目の覚めるような美しい花が咲いています。
こんなベッドで眠りにつきたいですね~~^^
あれ?ここはイギリスでしたっけ・・・?
あ!ぼけりんさん、本当にこれは脱水機でした!(カンタベリーの家の庭で番長が見つけた、アレです)
この展示は、「洗濯物干し」がテーマのようで、なかなかユニーク。皆が楽しそうに写真を撮っていたので、つられて番長もパチパチと撮ってみました。
会場は思ったよりも巨大で、ガーデニング愛好者なら、一日あっても足りないでしょう。番長も2時間では足りませんでした・・・。でもできるだけたくさん見るぞ!と意気込みます。
では水路を渡って、向こう岸の展示を見に行きましょう。渡る途中、横を見ると、遠くにハンプトン・コート宮殿の裏庭が見えました。
ヘンリー8世には6人(!)の妃がいましたが、多くが悲劇的な運命をたどっています。最初の王妃と離婚した際、離婚を認めないカトリックと決別し、自ら英国国教会を設立したのはご存知の通り。いまだにイギリスでは英国国教会の信者が6割を占めます。2番目の妃は斬首、3番目は産褥死、4番目は離婚、5番目は斬首、6番目の妃と結婚して3年後、ヘンリー8世病死。間違いなく天国には行けなかったと思われます。なぜって、離婚されたり斬首された妃はすべて、次の妃と結婚するため、または、男児を産めなかったため、というのがその理由。というか、「不義密通」「反逆罪」の罪をきせて殺したんです。ええかげんにせんかい!!(ちなみに、次の王座についたのは、2番目の妃の娘、エリザベス1世でした。皮肉なもんです。)
まあそんなわけで、今回のフラワー・ショーの目玉は、「6人の妃をテーマとした庭」です。
たとえば、2番目の妃、アン・ブーリンの庭。
コンセプトは何かと思えば・・・
「魔女の庭」。そうそう、アン・ブーリンは魔術の罪もきせられて斬首されたのでした。。。
他の妃をテーマにした庭もありますが、どれが誰やら・・・。番長は去年、映画「ブーリン家の姉妹」を見て、ナタリー・ポートマン演じるアン・ブーリンの迫力にビビッたので、この人だけ覚えてるのです^^;
こちらは「ティーンエージャーの庭」。ギターを抱えてリラックスできそうですね^^
他にもいろんなテーマの庭が続きます。
こんな庭で夕涼みしながら甘いお酒を飲みたいです~^^
こちらのデザインをしたのは日本人の方でした。
会場内では、食品メーカーがサンプルを配ってたりします。こちらはヨーグルトの味見を♪
こちらはスープの味見。どちらも美味しかったです♪
あ、こちらも美味しそう・・・♪
「番長がヨダレたらしてるぞ~、逃げろ~逃げろ~!!」
あら、あそこにも♪
「こんな雨の中、わざわざ外を歩き回ってる番長の気がしれん・・・」
なんだか素敵な歌声が聴こえますよ~?
ハワイアン?と思ったら、どうやらフィジーのようでした。こちらも癒されます^^英国人にも大人気。
そろそろ終わりに近づいてきました。こちらは今の世界を象徴する「サステイナブル・ガーデン」から。郵便ポストの廃材(?)を利用して、その投函口から水が出ています。
こちらは流木とエキナセア?夕陽のようなオレンジ色の、複雑で美しいこと!番長、見とれました。
駆け足で周ったフラワー・ショー。この後、Kちゃんと食事の約束があったので、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。でも満喫しました!来る前は「わざわざゾーン6の郊外まで・・・面倒くさいなぁ~」なんて思ってたけど、これが最初で最後かもしれないから・・・と、思い切って来て、良かったです♪
ロンドンの郊外、南西部にハンプトン・コート・パレスという宮殿があるのですが、そこで年1回開かれるフラワー・ショーです。グロいの好きだけどお花好きでもある番長(ちょっと!頭おかしいよ?)、もちろんフラワー・ショー大好き。先日行われた、有名なチェルシー・フラワー・ショーにも行きました。・・・と言いたいけど、入場料金7千円!では、プーの身では行けず、断念。でもやっと仕事が決まり(しつこく・・・まだ本決まりじゃないけど^^;)、先週は頑張って稼いだので、自分へのごほうびにと行くことにしました。こちらの入場料は4千円。・・・ええ、それでも高いんですけど、午後3時以降になると、さらに2,700円まで下がるのです。貧乏人にときどき優しい国、英国です。
今日はあいにくの雨。明日は晴れときどきくもりの予報だから、本当は明日行けば良いのですが、晴れの日は洗濯したいから家にいたい!!のです。乾燥機がなくなってから庭干ししている番長ですが、イギリスって、晴れの日でも急に曇ってサァーーッと雨が降り、また晴れる、みたいな天気が多いので、雨が降ったらすぐ取り込めるように部屋にいたい。それと、休日はハウスメイトの誰もが洗濯したいので、番長の洗濯物が朝から晩まで物干し台を占領していると皆の迷惑。というわけで、晴れの日は洗濯、そして洗濯したら引きこもり、が正しい休日の過ごし方なのです。(え?)
まあそんなわけで、雨の中、フラワーショーへ。ついでにハンプトン・コート宮殿も観光しようか?と思ったのですが、①入場料が2,200円もする②お城ってどこも同じに見える③ここはヘンリー8世ゆかりの城でなんとなくおどろおどろしい、、、というわけでやめました。
安くなる時間をねらってフラワーショーに行く人もたっくさん!ハンプトン・コート駅で降り、ゾーロゾーロと会場に向けて歩いて行きます。番長はせっかくだからと、その流れから離れ、ハンプトン・コートの外観を見学に行きました。
16世紀に時の王、ヘンリー8世の重臣が造った豪華なお城ですが、あまりに素敵なので、ヘンリー8世に取り上げられてしまったのだそうです・・・(涙)。イギリス歴代の王の中でも、ワタクシ、ヘンリー8世は大嫌い。同意する女性の方も多いと思いますが。
ここから先はチケット買わないと入れません。ヘンリー8世に殺された妃の幽霊が出る城に、誰が入りたいものか!(貧乏人の負け惜しみ)
というわけで、くるりと踵を返し、フラワー・ショーへ。お客さんは年配のご夫婦が多いです。ガーデニング好きのイギリス人が、自分の庭に生かせるアイデアをもらおう、素敵なお花の苗や種、優れたガーデニング・グッズを買おう、とワクワクしながら来るイベントでございます。自分の庭が無い番長でさえ、なぜかワクワクと、、、ついつい写真のサイズも大きくなります♪
こちらは「蜂を魅きつける庭」。ああ、大切ですよね、今の世の中・・・ミツバチはどこに行っちゃったんでしょう・・・(涙)
会場内はいろいろなカテゴリーに分かれたお庭が展示されています。こちらはコンセプチュアル・ガーデン。この写真のお題は「Concreation」。・・・なにそれ?
こちらのテーマは「タイ」。何だかとても癒されます。来場者たちにも人気で、皆「ほぉ~」っとため息をついてました。
タイのお茶を配っています。エキゾチックな香りのする飲み物でした。向こうでは希望者にタイ・マッサージも!いいなぁ^^というか、タイ人の微笑みっていいですよね~~どうしたらああいう、裏に悪意の無い微笑みができるのでしょうか(←番長ならではの感想)
こちらの庭は野草っぽくて素敵!
こちらには、目の覚めるような美しい花が咲いています。
こんなベッドで眠りにつきたいですね~~^^
あれ?ここはイギリスでしたっけ・・・?
あ!ぼけりんさん、本当にこれは脱水機でした!(カンタベリーの家の庭で番長が見つけた、アレです)
この展示は、「洗濯物干し」がテーマのようで、なかなかユニーク。皆が楽しそうに写真を撮っていたので、つられて番長もパチパチと撮ってみました。
会場は思ったよりも巨大で、ガーデニング愛好者なら、一日あっても足りないでしょう。番長も2時間では足りませんでした・・・。でもできるだけたくさん見るぞ!と意気込みます。
では水路を渡って、向こう岸の展示を見に行きましょう。渡る途中、横を見ると、遠くにハンプトン・コート宮殿の裏庭が見えました。
ヘンリー8世には6人(!)の妃がいましたが、多くが悲劇的な運命をたどっています。最初の王妃と離婚した際、離婚を認めないカトリックと決別し、自ら英国国教会を設立したのはご存知の通り。いまだにイギリスでは英国国教会の信者が6割を占めます。2番目の妃は斬首、3番目は産褥死、4番目は離婚、5番目は斬首、6番目の妃と結婚して3年後、ヘンリー8世病死。間違いなく天国には行けなかったと思われます。なぜって、離婚されたり斬首された妃はすべて、次の妃と結婚するため、または、男児を産めなかったため、というのがその理由。というか、「不義密通」「反逆罪」の罪をきせて殺したんです。ええかげんにせんかい!!(ちなみに、次の王座についたのは、2番目の妃の娘、エリザベス1世でした。皮肉なもんです。)
まあそんなわけで、今回のフラワー・ショーの目玉は、「6人の妃をテーマとした庭」です。
たとえば、2番目の妃、アン・ブーリンの庭。
コンセプトは何かと思えば・・・
「魔女の庭」。そうそう、アン・ブーリンは魔術の罪もきせられて斬首されたのでした。。。
他の妃をテーマにした庭もありますが、どれが誰やら・・・。番長は去年、映画「ブーリン家の姉妹」を見て、ナタリー・ポートマン演じるアン・ブーリンの迫力にビビッたので、この人だけ覚えてるのです^^;
こちらは「ティーンエージャーの庭」。ギターを抱えてリラックスできそうですね^^
他にもいろんなテーマの庭が続きます。
こんな庭で夕涼みしながら甘いお酒を飲みたいです~^^
こちらのデザインをしたのは日本人の方でした。
会場内では、食品メーカーがサンプルを配ってたりします。こちらはヨーグルトの味見を♪
こちらはスープの味見。どちらも美味しかったです♪
あ、こちらも美味しそう・・・♪
「番長がヨダレたらしてるぞ~、逃げろ~逃げろ~!!」
あら、あそこにも♪
「こんな雨の中、わざわざ外を歩き回ってる番長の気がしれん・・・」
なんだか素敵な歌声が聴こえますよ~?
ハワイアン?と思ったら、どうやらフィジーのようでした。こちらも癒されます^^英国人にも大人気。
そろそろ終わりに近づいてきました。こちらは今の世界を象徴する「サステイナブル・ガーデン」から。郵便ポストの廃材(?)を利用して、その投函口から水が出ています。
こちらは流木とエキナセア?夕陽のようなオレンジ色の、複雑で美しいこと!番長、見とれました。
駆け足で周ったフラワー・ショー。この後、Kちゃんと食事の約束があったので、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。でも満喫しました!来る前は「わざわざゾーン6の郊外まで・・・面倒くさいなぁ~」なんて思ってたけど、これが最初で最後かもしれないから・・・と、思い切って来て、良かったです♪
by bancho55a
| 2009-07-11 00:00
| 07.9- イギリス生活 UK