番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。


by bancho55a

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ジェフリー・ミュージアムとホワイト・キューブ

暑い・・・。

ロンドンは数年ぶりに「夏らしい夏」を迎えています。
なんてったって、気温30度ですよっ!!信じられないっ!!

・・・?

あれ、日本方面からのリアクションがないですが、、、

・・・は、はい、すみません、分かってます、30度って別にフツーですよね。いい加減にしろって言いたくなりますよね。はい。

でもロンドンでは案外珍しいです。だから、会社や家庭や交通機関には、冷房機能がそれほど普及していません。逃げ場がないのでちょっとつらいです。今日、某デパートに行ったら、売場でクーラーの代わりに扇風機がまわってて、微笑んでしまった番長でした。その前に乗ったバスでは「クーラー入れろやコラァ!」って、ちょっと暴れそうになりましたが♪ (←2階建てバスの2階に座る番長が悪い。)

さて、今日は久し振りに面接でした。確か3ヶ月以上ぶりのはず・・・^^; ありえないでしょ?もう、採用不採用とは別に、面接が入るだけで涙出るほど感動しますよ、ワタシ。先日の泣き虫ブログを書いた翌朝、いきなり派遣会社3社から立て続け(10分以内に3件!)に電話があり、それが全部この仕事の募集について・・・。うん、悩みから吹っ切れたらいきなり面接・・・。だ、誰か、見てました?番長の精神状態^^;

実はこの業界、番長みたいな人がお嫌いらしく、今まで30通近くCV送りましたが、ウンでもなきゃスンでもなかったんですよ。「番長さ~ん、初めてのお座敷よぉ~♪」それも嬉しい理由の一つです。

というわけで、よりにもよってこんな暑い日に長袖スーツ+ストッキングで出かける番長。ストッキングって悪魔の発明じゃないですかね。不快なこと、この上ないです。仕事内容は誰でもできる簡単なもんだし、短期間の派遣だから、こんな格好しなくてもいいのかしら、いやいや、いくらここがイギリスだからって、相手が日系企業ならダメよね、やっぱ。

派遣会社から送られてきた職務内容を見ると、珍しく、英語についての記述が全くない。ふつうは応募資格に「バイリンガル」「リスニングとスピーキングが流暢」「コミュニケーションできるレベル」など、必ず一筆入ってるのに。よっぽど誰でもできる簡単な仕事なんだな~。面接者も日本人だし。

会社のロビーで待っていると、その面接者の方が来た。ニコニコ、とても優しそう。良かった~♪ 「どうぞこちらへ。」と会議室に案内される。そして話を始めて・・・

(あ・・・この方、日本人だけど、、、英語ネイティブみたい。。。)

ここで一瞬、嫌な予感がしたが、その後、その予感が本物になった。

「では上司を呼んでまいりますので・・・」

登場した上司、アメリカ人・・・

「では人事担当を呼んでまいりますので・・・」

登場した人事担当、イギリス人・・・

カットカ~~~ット!!役者さん違うよ!?今日は日本語環境でのリラックス面接じゃなかった!?

・・・と思ってたのは番長だけかい。番長、ニブすぎ・・・。ああ、こんなことなら昨夜、テレビで映画「アイデンティティー」なんか見てないで、英語での想定質問と受け答えを予習しておけば良かったよぅえ~~ん!

唯一の救いは、2人とも分かりやすい英語だったこと(やっぱアメリカ英語いいわ~^^)。質問も大したことは聞かれなかったけど、予想外の展開に焦ってしまって、番長の持病が出てしまった。

番長の持病、それは・・・

すご~く簡単な英単語を全く思い出せなくなること。

番長の友達も似たような病気を患っており、以前、

「『Sing(歌う)』の意味を辞書で引いてしまった時、ワタシも終わりだと思った・・・」

と、遠い目をしてつぶやいていました。

今日、番長が忘れた言葉。

rawです、raw。生。

「○○○データって言いたいんだけど、ほら~ほら~なんだっけ、○○○マテリアルとか言うじゃ~ん!!RだよR、Rで始まるんだよぉ~~!」

という焦りが頭の中、グルグルしてるんだけど思い出せない。5秒集中すれば思い出せるんだけど、しゃべりながら思い出そうとするから集中できない。焦ったあまりに口から出てしまった言葉が、

「レア。」

それは肉の焼き方だろ~~~っ!!

まあ面接の場合、正しい文法とか正しい言葉を使うかのテストではなく、何かお題を出されてどれだけまともな答えが返ってくるか、どれだけコミュニケーションとれるかを見てるわけだから、これで直ちに困ることはないんだけど、思わず赤面した番長でした。結局その後も思い出せず、「え~なんつうか、オリジナル・・・っつうか、まだちゃんとした形状になっていないものっつうか・・・」とか、非常に回りくどい説明をしてしまった。「ロー」だよ「ロー」!ひとことで済むんだよ!

まあそれでも、なごやかな雰囲気のうちに面接が終了してホッとしました。でも、特にビザの件で引っかかってるのが見え見え。毎度の事ながら、あと半年しかビザ無い身ってつらいです。

今回ひとつ嬉しかったのは、最初の面接者の方が言ったこと。
「あ、人権を勉強されてたんですか。」

おお~、来た来た。番長の、この「人権専攻」は、ビザと並ぶ「番長嫌い!」2大理由でして、「そんなん勉強したヤツ雇ったら何言われるか分からない!」ということで、特に日本企業からは敬遠されるポイントです。おいおい~、別に労働組合作って戦うつもりはないんだからさぁ~!

ところが出てきた言葉は、
「面白そうですね。・・・この仕事はきっと、人権に比べたら全然面白くないと思いますが・・・」

うぅ、「面白い」だなんて、そんな肯定的に捉えてくれた日本企業は初めてです!

まあともかく面接が終って、会社を後にする番長。せっかく中心地に出てきたんだから、観光しましょう。っていうかいま、ランチタイムですが、、、食欲ゼロ。毎度のことなんですが、英語面接が終った後って、面接中に脳みそフル回転するからか、興奮してしまって、食欲も他の感覚もすべてにぶっちまうのです。というわけで、博物館に行ったけど、ぜんぜん頭の中に入らない・・・^^;

まず行ったのは、ジェフリー・ミュージアム。家具やインテリアの博物館です。前庭が濃い緑で覆われていて、暑さの中に一服の涼感です♪
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残念ながら、面接後の興奮が続いていて、ほとんど頭に入らなかったのですが、ひとつだけ。
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ジャパニング・・・そんな言葉があったとは。説明によると、17世紀、日本や中国製の漆塗りが非常に高価だった時代、それに似せて安く作っていた技術の事だそうです。そっか、この場合の「Japan」は「日本」のことじゃなくて、小文字の「japan」、つまり漆のことですね。
ガイドブックには入場料3ポンドと書いてあったのですが、無料でした。ラッキー♪
展示物の他に、ハーブガーデン(薬草園)と、こぢんまりしたイングリッシュガーデンもあります。こちらは薬草園。
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読書する人も絵になってます。
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こちらはイングリッシュ・ガーデン(イギリスにあれば全部イングリッシュ・ガーデン・・・)。
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このガーベラみたいな花が、ありえないほど大きくてちょっと不気味でした。
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近くのベトナム料理店で安いランチ後、今度はホワイト・キューブに向かいます。「白い立方体」。かっこいいネーミングです。現代美術のギャラリーとして有名な所ですが、今はRaqib Shawという人の展覧会が開かれていました。一見したところは、極彩色のエナメルにラインストーン使い、豪華絢爛!といった感じでしたが、よく見るとかなりグロくて良かったです。狂ったように蝶が飛んでる中で異形の神達?が殺し合いをしている「盲目の蝶取り」という絵が特に気に入りました。背景の夕焼けっぽい空が、郷愁を誘っていい感じです。そうそう、今回の展覧会のテーマは「神の不在」だそうです。

その後、セール中のデパートを冷やかしてから、元ハウスメイトのKちゃんとメキシコ料理のレストランへ。こんな天気の良い、暑い日はテラス席でビールに限ります♪ いろいろ話して楽しい一日でした。

今日は久し振りに、

「何か不快な感覚・・・なんだっけ、なんだっけこれ・・・あっ!汗をかいてるんだ!」
「何か人工的な不快さ・・・なんだっけ、なんだっけこれ・・・あっ!クーラー効いてるんだ!」

という、懐かしい不快さがよみがえった日でした。さあて、、、明日も暑いぞっと。でもストッキングはかないから大丈夫~♪
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by bancho55a | 2009-06-30 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

「どうして自分より金持ちの女にお金をあげるわけ!?」

ネタが無い時のニュースネタです(笑)

「Royal Family cost each taxpayer 69p(王室経費が納税者1人当たり69ペンスに)」

王室経費のかなりの部分は税金で賄われているのですが、それが前年より3ペンスアップして、69ペンス(110円)になったというのです。

「なんだぁ~、1年でたった110円かぁ。いいじゃん、それでバッキンガム宮殿とか、衛兵交替とか、いろいろ楽しめるんだから~♪」

ちょっと待った番長!本当にいいの?

というわけで、今日のタイトル

「どうして自分より金持ちの女にお金をあげるわけ!?」

は、このニュースを聞いたラジオのDJが叫んだ言葉です。女王様をwoman呼ばわりしましたからね(笑)。
ちなみにこのラジオは、「音楽一切なし、しゃべりのみ」というラジオ局で、リスニングの特訓が急務の番長、愛聴してます。内容はくだらないんだけどね。よくこういう、「○○の是非を問う!」というタイトルでリスナーからの電話を受付けるのです。先日の「移民の是非を問う!」の時は番長もかなりムカッ!としたけど、一般のイギリス人がどう考えているのかが分かるので、まあまあ面白いです。今回も「いいじゃないそのくらい~女王様なんだからぁ~」みたいな意見もあってアホかと思いました。お前ぜったい失業者じゃないな!(あ、個人的恨みが・・・。)

1人当たり69ペンスといっても、王室維持費は前年より150万ポンドアップして、トータルで4,150万ポンド(66億円)。え、えええ~~~!?あれ、番長の計算、間違ってる!?誰か直して!!と言いたくなります・・・。

ちなみに、そのうち、女王経費(スタッフの給料など)は23億円(番長、ここに就職しろ!)、しかし今回、女王様は、政府から出る13億円だけじゃ足りなくて、1990年代に余ったお金を貯めといた、王室経費の余剰金に手をつけちゃった(10億円)らしい。この状態が続くと、その余剰金も2012年までには枯渇する、つまり納税者のお金がさらに使われることに!?(2012年はダイアモンド・ジュビリーという、即位60周年にあたります。そりゃぁ出費かさむだろ~。)

この政府が出す13億円という額は、1900年に当時のメージャー首相(保守党)が定め、2000年の更改の際にはブレア首相(労働党)が「ムリムリ、据え置きね。」としたんだそうです。そして、2010年にはまた更改の時がやってまいります。。。

でもって、66億円という金額には、軍の儀式なんかで必要になる警察や軍の警護費(かなりの金額になるそうです)なんかは含まれない。そういう、表に出てこない金額も他にたくさんあるはずです。

「旅日記」ブログを書くほど旅行好きな番長が気になるのは、「王室って、旅行に年間いくらつかうの~!?」

「え、まあ、10億円ほど?おほほ」

うっきゃーーー!!(やっと額の多さを実感 笑)

公務の旅行とはいえ、もちろんこのお金も税金から出てます。しかも去年より500万円増えとるらしい。まぁ~、この経費削減の世の中になんと豪勢な!

もちろん、イギリスにとって観光収入は見過ごせない金額で、王室がそれに貢献しているのも事実だとは思います。そしてエリザベス女王は高齢なのに、黙々と女王としてのハードワークをこなしていて、それは偉いと思う。それにしても年間66億・・・。現在税金を払ってない番長がどうこう言う資格は無いにしても、、、それにしてもちょっとねえ。
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by bancho55a | 2009-06-29 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

ウィンブルドン庭球試合

今日はウィンブルドン選手権(全英オープン)のテニス試合を観てきました。

ヘビメタな番長と爽やかなテニス。その2つが結びつかない方も多いと思いますが、はい、共通点ゼロです(笑)申し訳ないが、テニス興味ないよ。「テニス」とか「ハワイ旅行」とか、善良な市民が愛でるものって、番長のドロドロした世界には存在しないのです。

じゃあなぜ行ったかというと、単に番長がミーハーだからです!^^

「やっぱ~、イギリス住んでたらぁ~、ウィンブルドンくらい行っとかないとぉ~」

というわけで、いざ試合観戦にGO!(←こういう間違った英語は使わないように)

先日、ケンブリッジ旅行の際にお世話になったSさんがウィンブルドン観戦にロンドンに来るというので、便乗してみました。観戦4回目のSさんの話では、朝10時から並べば、2時間くらいで入れるとのこと。一方、大会2日目に行った番長の友人は「えっ?僕は午後1時に行ったら『5時間待ち』と言われたんで帰ってきちゃいました。早朝から並ぶか、夕方行って最後の1時間くらい観るか、どっちかしかないっすよ?」とのこと。

Sさんと相談した結果、朝9時くらいに行ってみようか、ということになりました。これが悲惨な結果を生むことになるとはつゆ知らず。

今日まで知らなかったのですが、ウィンブルドン駅は番長の駅から3つ目、所要時間11分。そんなに近いとは知らなんだ(どこまでテニス無興味・・・)。といっても超マイナー路線なので、1時間に2本しか電車がありません。駅に着くと、切符売場に長蛇の列(泣)!で、予定の電車を逃してしまいました。普段こっちの駅を使わないので、つい先日、この駅に自動改札機ができたことを知らなかったのです・・・。それまでいかに多くの人が無賃乗車してたんだって感じですが(以前の5倍の人数が並んでました・・・券売機にも、窓口にも。)

ウィンブルドンから地下鉄に乗り換え、サウフフィールズ駅に朝8:50着。ここでSさんと待ち合わせ、まずは列の最後尾に向かう。だだっぴろい空き地に、既にうねうねと列ができている。そこでまずは「Queue Card(行列チケット)」を入手。イギリスっぽい名前ですが、つまりは順番待ちの番号札です。この写真の右上の白地のカードです。
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番号を見ると、「8508」。えっ、既にそんなに並んでるんですかっ!Sさんによると、去年はもっと遅い時間に来て6500番、で、昨日は8500人くらい入れたらしい。うぅ、微妙ですな~~。。。しかも、去年までと様子が違うとか・・・。行列も全く動かず、不安が募ります。
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というわけで、まずはそこで3時間(!)待ちます。
今日は正午から杉山愛選手の試合が予定されており、朝9時から並べば十分観られると思っていましたが、その期待は見事に裏切られました(涙)。あっもう一つ言えば、この行列は、TV中継もされる、有名選手が出る「センターコート」での試合ではなく、無名選手が出る「その他一般」の試合観戦チケットです。それなのにこんなに待つのかい!ちなみに、待っている間に全英オープンのガイドブックが配られました。といっても、試合のガイドではなく、「A Guide to Queueing for the Championships(全英オープン行列ガイド)」。あああ~、分かったわよ~、こんな立派なフルカラー40ページのガイドブックを作ってくれるということは、もう、死ぬほど待つの覚悟ってことね!ちなみに、下の写真の左側の青色のパンフレットです。(「The Championships」は、「全英オープン」の正式名です。)
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ちなみに、テント組もいます。こちらは当日券でなく、翌日のセンターコートの試合のための徹夜組らしい。まだ『今日』が始まったばかりというのに・・・(涙)
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我々の前に待っているのは男女4人グループ。その中に、モデルか!?と思うほどのスリムな美女が1人。どう見ても日本人だけど、隣の白人の女の子と聞いたことない言葉でしゃべっている。Sさんが話しかけてみると、なんとカザフスタン人でした。映画「BORAT」の世界です・・・と思ったけど、やはりあの映画は全くカザフと違う世界で、若者は笑って済ませるけど年配者はかなり怒っているようです。

「『日本人ですか?』『中国人?』って、よく聞かれるわ」と苦笑する美女の母国語はカザフ語。白人の友達(ウクライナ人)とはロシア語でしゃべってたそうで(どうりで聞いたことないわけだ)、我々とは英語で会話。3ヵ国語ペラペラ・・・いいなぁ・・・

待つこと3時間、やっと列が動き出しました。会場に向けて、長い距離をゾロゾロと歩き出します。さあああて。列が動き出したら、もう会場入りね♪と喜んだ番長。ところが、途中で動きが止まってしまいました。そして前方から、嫌な予感を携えておじさんがやってきます。

「皆様、会場はただいま満員になりました。」

ウギャーーーッ!

「これからは、お帰りになる人が出た場合のみ、お入り頂くことができます。ちなみに皆様の前には170人が並んでいます。」

がーーーん。

「でも良いお知らせがございます。皆様の後には5000人が並んでいます。」

ちっとも良いお知らせじゃないよ!

ということで、そこからひたすらじりじりと、な~んと、朝からトータル

7時間半

待ちました。

番長の人生で、待ちの最高記録でございます。試合を観に来たんだか、行列を見に来たんだか^^;

正直、かなり逃げ出したかったんですが、ミーハーな番長はせっかくここまで来たんだから杉山愛を見て帰ろう(もう試合終ってるよ!もう帰宅してるよ!)、、、じゃなくて、会場を見て帰ろうと思い、一生分の忍耐力を発揮してガマンしました。「飽きっぽさ世界一」を自認する番長にしてはよくやりました!

まあ、飽きっぽいのは番長だけじゃないのでしょう。そのために??道中、いろいろな企業が試飲や景品を配ってました。(残念ながら景品はタイミングが合わず、もらえませんでしたが・・・)。試飲では、例えばこんなジュースみたいのとか、
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エビアンのミネラル・ウォーター。エビアンはピンク色の爽やかな宣伝スペースまで設けていました。
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他に、日焼け止めスプレーの無料サービスもあります。
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「背中全般お願いね。たっぷりと。」(注:番長ではございやせん)
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ふぅ~、もう2時です。朝から何も食べてなかった番長、とうとう根負けして、なけなしのお金で屋台のバーガーを買ってしまいました。非常にまずいボソボソのチーズバーガーが4.5ポンド(750円)!ぼったくりの見本ですが仕方ありません。ああ~悔しい!!

そして午後4時半、やっと会場に入ることができました!!号泣の番長。嬉し泣きだけじゃありません。

「あと30分後なら、夕方料金適用で、入場料が6ポンド(1000円)安くなるのに~~~!!」

これだけ待たせたんだからもう夕方料金にしてくれよな~、とか、このまま入口であと30分待とうか~~、とか、いろいろな思いが頭をよぎりましたが、おとなしく20ポンド(3,200円)払って入ることにしました。この写真の右下がチケットです。
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さぁ~、見るぞ試合!きゃーきゃー楽しみ!(あれ?テニス関心ないんじゃ・・・)

試合結果のボードを見ると、杉山選手の結果が!まだ決着がついてないんだ!と勘違いして、急いでコートに走りましたが、いえいえ、もう終った後でした。残念な敗退です。
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さて、皆さんには常識でも番長の非常識、ウィンブルドンについて説明しますので、ほとんどの方はさっさと飛ばしてください。だいたい、テニスなんて高校生の時にちらっとやったきり、観戦は、たま~に父が衛星放送で観戦してるのをチラ見しながら「フィフティーン・ラブ!?ラブって何だよ!何で30点の次が40点だよ、算数できないのか?」と試合に関係ないことをつぶやくのみ。それでもなぜか、最後まで観戦しちゃうんですが^^;

まずは、ウィキペディアでお茶を濁します^^;
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%B3%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9

とにかく、何とここには「センターコート」の他に、コートが19個もあるのです。今日は大会5日目なので、試合をやってないコートも散見されたけど、それでもあちこちのコートで1日4回試合が行われています。今日は全部で48試合。番長のチケットは、観戦料のかからない3番コートから19番コートならどこでも見られる、というもの。有名選手が出るセンターコート、1番コート、2番コートは観戦料がかかる上に、チケット争奪戦はすさまじい。基本的に去年のうちに売り切れで、当日券は1500枚放出されるけど、その行列には始発電車に乗っても間に合わないそうです。というわけでさっきのテント組が出るわけですね。

19コートもあっても、人気の対戦が行われているコートはこれまた行列ができている(同じく、1人が出れば1人が入れるシステム)。なんとか今すぐ間近で見られるコートは・・・(じゃないと夕方料金の5時前に入場した意味がない!)とウロウロしたところ、ありましたよ11番コート。ダブルス試合が行われています。これが本当に、コートの真横で見られるのです!す、す、すごい!テニス音痴の番長・・・あっさり目がハート♪ うきゃーっ、かっこいい~!!
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試合をしていたのは、ウルグアイのPablo Cuevas選手(125)とアルゼンチンのLeonardo Mayer(64)選手、vs. 米国のTravis Parrott選手(25)とスロバキアのFilip Polasek選手(22)でした。カッコ内はダブルスの世界ランキングです。あっ、ちなみに、選手がカッコイイというより(ファンの方、ごめんなさい)、やっぱプレー中の姿がかっこいいのです!シロウト番長にも分かるよ、うまいよこの人達!(お前が言うな)
それではしばし、彼らの勇姿をお楽しみ下さい。
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本日のベストショット!
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「オレ、疲れたからもう帰るわ。」「オイ待て!まだ試合中だ!」
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とかフザケるとテニスファンに刺されそうなので、ここからはスタッフのご紹介を。
ボールボーイです。萌え~♪^^
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萌え萌え~~♪^^
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審判です。
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球審です。
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番長はテニス知識ゼロなので、用語が間違ってたら失礼!

試合は接戦でしたが、ランキングの高い方が順当に勝って終了。そうそう、ウィンブルドンはいまだに天然芝のコートを使うぜいたくな大会です。ほんとだ!
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この試合が終った所で、イス席が空いたので、次の試合は座って観戦しました。
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次は男女ダブルス。スポーツ選手の引き締まった体が美しく、見とれてしまいます!ちなみに、番長の席は、球審のすぐ後ろの席(緑の壁?の裏)。どんなにコート間近か分かります?
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顔は怖いけど・・・すごい迫力!
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ちなみに、こちらのイギリス人選手はパフスリーブ♪のブラウスみたいなウェアでラブリ~でした。
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あ、男の選手撮るの忘れた・・・ごめんごめん^^;

この試合はいまいち物足りなかったので、別のコートを見に行くことにしました。さっきからすごい歓声が上がっている、3番コートへ。こちらは席が空くまで10分ほど待ちました。入ってみると、大人数が入れるスタジアム形式になっています。
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試合は、スペインのTommy Robredo選手(世界ランキング15位) vs. イスラエルのDudi Sela選手(同46位)でした。2人ともウィキペディアに載っていたので引用します。

こちらがロブレド選手。全く番長のタイプではありませんが(そもそもスポーツマンがタイプじゃない)、一般的に見てカッコイイと思われます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%89
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対するセラ選手。帽子をかぶっているのでカッコイイかどうか不明。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%A9
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ランキング的にはロブレド選手の圧勝と思われたのですが、かなり苦戦しておりました。途中退席したのでいま結果をググッたところ、セラ選手が勝ち、ベスト16進出したようです。こういう番狂わせがあるから面白いですね。なんでもロブレド選手は芝コートに弱いのだそうです。かわいそうなので試合中の勇姿を載せときましょう。
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「アウト~!」
「あ~オレまじで超ダメ。帰るわ。」
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応援席はランキング上位のトミー・ロブレドのファンが多いらしく、「トミー応援歌」を歌って踊ったり、

「行けトミー!」
「そいつをやっつけろ!」
「おいおいトミー~~!」

「(隣の観客に)オイ、スペイン語で『行け!』って何て言うんだよ」
「『ベンガ!』じゃねえか?」
「じゃあ、いっせ~の、『ベンガ!トミー!』」

と、特に番長の後ろの席のビール飲みながら観戦するうるさいヤツラが叫びまくってましたが、それでもセラが良いプレーをすると満場の拍手、という具合で、なかなかお客さんもお行儀良い(お前が言うな)。

さて、今度は会場内をぐるっと観光します。といってもセンターコートには入れませんが、ちゃんと大スクリーンで外の観客にも見られるようになっています。
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「2009年」をお花でデザインしています。
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広い会場内には、何に使われるか分からない建物もあります。明らかに上流階級が集う場所も。番長(だけでなくほとんどの日本人)は一生入れない場所です。こういうのを見ると、イギリスが階級制度の国だということを改めて感じます。だって、ふつう、ウィンブルドンにドレス着て来ないよねえ。

午後7時でもまだまだ明るい夏の日。生演奏に耳を傾けながら一杯やれる場所もあります。
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ちなみに、イチゴにクリームをかけたものは、ウィンブルドン名物なのだそうです。なので、一応食べますが、これで2.25ポンド(350円)もします!ああ、そんなモンをつい買っちゃう、アホなミーハー番長。さっきのバーガーと言い、、、明日からお粥生活決定ね。(さすがにとっても美味なイチゴでした)
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いや~ウィンブルドン、待つのは大変だったけど面白かった!テニス好きでもないのに、あの行列さえなければまた行っちゃいたいほどです。やっぱり間近で見る試合って断然面白い!!行列が苦でない方、ぜひとも観戦をお薦めします。その場合、やはり夕方から行くのが正解のようで、今年でも、1時間半並べば5時からの安いチケットで入場できる、という情報もありました。といっても保証はできませんが・・・^^;
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by bancho55a | 2009-06-26 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

夏至

6月21日は夏至でしたねえ。

1年でいちばん、昼が長い日。ここロンドンでは、日の出が午前4時台後半、日の入りが午後9時台前半。なので、朝4時や夜10時でも、外はうっすら明るいです。

人々は会社帰りにパブの外や庭で、夕方でも燦々と降る太陽光の下、ビールのパイントグラスを傾けて長いことおしゃべりします。朝は朝で、4時台から鳥が賑やかにさえずり、番長、睡眠不足・・・。

しかしこれから冬至に向けて日は短くなっていき、木々は枯れ、天気はどんより、曇り空しか見えなくなっていきます。

ブライトンに住んでいた時、冬至のお祭りを観に行った事がありますが、あれは素敵でした。時計を描いた灯篭をかついだ人々が行列して歩き、海辺の巨大なかがり火で燃やすのです。「短い昼間よ、さようなら!明日から日が長くなるよ!」という人々の喜びがこもっていました。

では、夏至は・・・?

番長は毎朝、ご飯食べながらヤフーニュースの日本版と英国版をチェックするのですが(お行儀悪い)、6/22にはこんな記事が載っていました。

「Record turnout for solstice celebrations(夏至の祝祭に過去最高の人出)」

イギリスのソールズベリには、有名なストーンヘンジがあります。いまだに造られた目的などは謎ですが、天文学と深い関係があったともいわれています。そして、ふだんはロープが張られて近づけないこのストーンヘンジ、夏至の日には解放され、誰でも無料で中に入ることができるのです。

というわけで、ここを巡礼地とするドルイド教など『異教徒』の信者たちは、夏至を祝うため、ここに集まります。今年は夏至が日曜日だったので、過去最高の36,500人が訪れたとか。もちろん信者だけでなく、ミュージシャン、ダンサー、観光客、それはもうたくさん。

「人がたくさん集まる」と聞くと、先日ロンドンで行われたG20への抗議デモのように、「大騒動になるのでは」「警官に殴られて死者が出るのでは」なんて心配になりますが、こちらはとても平和なお祭りだったようです。
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(写真はこちらのウェブサイトより拝借)

1人でイギリスのニュース読んでてもつまらないので、たまに皆さんとシェアしようかと思います^^
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by bancho55a | 2009-06-24 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

泣くな番長!

先日の地下鉄フリーペーパーに載っていた記事です。(ちょっと忘れかけてるけど)

「プライマークの求人、420の職に1万4千人が応募!」

プライマークというのは、こっちで有名な超大安売り洋服店。品質も趣味も悪いけど、とにかく安い。思わず番長も買っちゃいます。特にタイツとかの消耗品。(で、洗濯機と乾燥機に入れてる。やめなさい。)

2年前に買った面接用ジャケット5ポンド(800円)も活用してます。これも洗濯機で(やめなさい)。

千円以下で買える洋服満載の、日本で言えば・・・「しまむら」(だっけ?)って感じ?「ロンドンは物価が高いわりに洋服が安い」とよく言われますが、H&Mとプライマークの貢献度がかなり高いと思われます。

で、その「安かろう悪かろう」的洋品店が、ブリストルという地方都市に支店をオープンすることになり、その募集に、この殺到・・・。1つの仕事につき、30倍以上の倍率ですよ!しかもその時給ときたら、販売員で5.93ポンド、つまり950円・・・と聞くと高いように思われるかもしれませんが、イギリスの最低賃金5.73ポンドですからね。東京の最低賃金は766円?だとすると、東京でいえば時給792円の販売員職に競争率30倍、ってとこです。

もちろん、かなりの応募者がoverqualified、つまり学歴等が応募資格よりずっと上だそうですが、「それでもいいから仕事をくれ~!」と言ってるそうです。本当に驚きですが、これが失業率7.2%、失業者226万人のイギリスの現状です。(ちなみに番長みたいな人は、この失業率に入ってないんだろうなぁ・・・。だから実感としてはもっと高率だよな。)

そんなわけで、仕事が決まらないのは番長だけではない。番長が知ってるだけでも、ロンドン大学の博士終えた人とか、修士終えて仕事探したけど無く、貯金も底をついたので、とうとう来月日本に帰る、という人など、番長と同じビザでいまだに仕事探ししてる人はたくさんいます。

仲間が多いと何となく安心。それは事実なのですが、社会情勢がそうだからといって、個人レベルでの不安が消えるわけではない。

(以下は番長の個人的な内容になりますので、興味ない方は飛ばしてください。)

家族が心配するかと思って、ブログにはハッキリ書いてなかったのですが、実は番長もかなり悩んでました。

一日の間でも、お日様が出てる時間はいいんですよ。でも夜になると何となく気が重くなってくる。たいていの場合はテレビとか見て誤魔化してるんですが、夜中にどうしても眠れなくなって、ウイスキーあおりながらダーダー朝まで泣き続ける、とかいう日が、2週間に1度くらいありました。(今の時期、日の出が4時台ですぐ朝になっちゃうのよ^^;)ちなみになぜウイスキーか?だってイギリス本場じゃん♪ ←そんなとここだわらなくてよろしい

挙句、飲みすぎで頭痛と吐き気、翌日午後まで持ち越して、「あ~今日一日また何もしなかった・・・」と自己嫌悪、という悪循環。だいたい、「家では飲まない」主義の番長が「家で深酒」、って、、、かっこわる。ちなみになぜ飲まないか?ケチだからです♪ というか、1人だと全く飲む気がしないんですよ。ふだんはね。

この堕落した行状は、仕事が決まらないのが直接の引き金ではありますが、他にも老後の心配とか、健康不安とか、アレやコレや、あらゆるものが全部頭の中にリストアップされてきて、「もうやだー!」状態でした。この年でかなり幼稚なんですが。

5年ほど前に「飲んでワーワー泣くとすっきりするんだ」ということを発見してからは、ちょっと気が重くなると、わざとヨッパラって号泣して治してたのですが、今回ばかりは、なぜか、どんなに泣いてもすっきりしない。仕方ないので、むりやり楽観的に、楽観的に気持ちをコントロールして、「よ~し明日からまた頑張ろう~!」と、何となく生まれ変わった気持ちになったりするのですが、それが3日ともたない。そんな自分が歯がゆくてまた落ち込む、という、ま、ひとことで言えば甘えてるんですが、かなり腹立たしい状態でした。いつになったらこの悪循環から抜け出られるのか、トンネルの先が全く見えず、嫌な気分が続いてました。

今日は、夜に派遣会社のセミナーに行く予定だったので、ちょっと早めに街に出て、セールでも見てから行こうかな~、と思いつつ家でぼんやりしていると、Zさんから「これからお茶しませんか?」と携帯メールが。そうそう、今週あたりお茶しようかとは言ってたんだけど、いきなり今日!?

どうしようかな~と思ったけど、まあどうせ街中に出かけるんなら他に用事をくっつけた方が効率的だな、と思い、安いバスで出かけることにした。

会うのは2回目だけど、前回は数人で会ったので、ほとんど話をしていない。話が合うかな?とちょっと心配だったけど、まあロンドンに住んでる限り、話題はいくらでもある。サービスの悪さの愚痴とか、どこのレストランが美味しいとか。

Zさんが知ってる「感じの良い」というカフェに行く。簡素な造りだけど、外の光がたっぷり入って、ひとりでも何時間でも過ごせそうな、心地良いカフェだった。前回おごってもらったので、今回は私がごちそう。(といっても2ポンドとか^^;)

予想通り、他愛ない話をする。天気が良いとか、こないだどこそこに行ってきたとか。

「番長さんは今、何してるんですか?」

「今ですか?相変わらず無職ですよ~、就活厳しいっすよ~、なぁんて言いつつ、実はヒマな時間を楽しんでるんですけどね~♪」

半分本当、半分ごまかしのセリフ。あまり親しくない人に深刻ぶってもしょうがないので、たいていの人にはそう言っている。

「そうですか?でもどうせなら、のんびりした方がいいですよね。」

Zさんも穏やかに、ソツのない言葉を返す。

・・・その後、何がきっかけか忘れてしまったが、様相が一変してしまった。

「そんなことないんです、苦しいんです。仕事やお金が無いのはもちろんつらいけど、それだけじゃなくて、『理想の自分』がすごく遠い。その『理想』も、自分が本当になりたいものというより、他人から見た『あるべき姿』でしかないのに、そこに自分を追い込んで、自分で自分を追い詰めてしまって、本当に苦しいんです・・・!」

Zさんも驚いただろうけど、自分でもかなりびっくりした。泣き出す一歩手前でべらべらしゃべりまくる自分を感じながら、「あれ、どうしちゃったんだろう私、全然親しくない人にいきなり何を言ってるんだろう?」と、唖然・・・。

しかしZさんは、表面には全く驚きを出さず、まるで今日、こういう方向に話が進むと台本に書かれていたみたいに、普通にうなずきながら話を聞き、自分の似たような過去の経験から、なるほどなぁ・・・と思える言葉をどんどん出してきた。そんな考え方があるなんて!?という意外なアドバイスでも、よく考えるとすべて腑に落ちる。そんなに深く物事を考えている人だと思っていなかったので、またびっくり。思わず変なことを言ってしまった。

「あの~、お若いのにずいぶん老成した考えをお持ちですね」

そうなんだよ、Zさん、私よりかなり若いじゃん。いや、ここは年上の威厳を見せねば、と思うのだけど、気持ちと裏腹に、口から出る言葉は「自分への不安」「自分が抱いているコンプレックス」うんぬん、かんぬん、親しい友達にもなかなか話さないようなことばかり。おまけに、自分が口を開いたり、Zさんが何かしゃべるたびに涙がこぼれそうになる。ど、どうした~~!?いきなりスギ花粉来襲か!?日本の居酒屋ならワンワン泣いてもご愛嬌かもしれないが(そういうトシではないが・・・)、さすがに午後のカフェには似合わないので、とにかく泣かないようにと必死。そんな番長にZさんが言う。

「人生のスピードは人それぞれですから。まだ若造だとは思いますが、60、70歳みたいなことも言います。僕は今まで、上から下までいろいろなことを経験してきたので。」

号泣寸前の番長の、メチャクチャな思考回路にふとひらめいた教訓(?)が。

<人を見たらドロボウと思え>
<理由なく近づいてくる人を見たら宗教かマルチと思え>

宗教の勧誘は、東京の繁華街以外で遭ったことはないが、マルチの勧誘は日本の知人から何度かある。これがまた、明るくて前向きな人に限ってマルチだったりするから始末が悪い。例え本当に儲かるとしても、ケチな番長が元手を出すわけないじゃないかい。(←そういう用心深い人に限って、コロッと引っかかったりするんだけどね。)

(この人・・・そうそう、こういうポジティブで、いいこと言う人って、マルチ率高いんだよな~。。。)

「この印鑑を・・・」「今ならツボが100万円」なんて言葉が出たらすぐさま席を立つぞ!と気を引き締めるものの、意に反してなぜかまたもや深い悩みを話し出してしまう番長。おいお~い!

番「いや~いいこと言いますねえ~ヒック、グスン(泣いてないけどそんな心境)」
Z「いや、たまたまですよ、僕が言ってるっていうより、神様とかが言わせてるんじゃないですかね」

(すわっ!やっぱ宗教だ!)

と思ったが、とりあえずその場では、印鑑もツボも出てこなかった。

番「グスン、私にそんなアドバイスしてもらっても何の利益にもならない、一文の得にもならないのに、いろいろ言って下さって・・・」(←まだマルチの可能性を捨てきれない。)
Z「あの、番長さん、利益とかじゃないんで・・・」

それでもまだしつこく宗教&マルチ疑惑は消えないが、1時間半ほど話し終えた後、ふと気づくと、あれだけウイスキーと号泣の助けを借りてもまったく拭えなかった重い気分が、一粒の涙もこぼさないうちに、すっかり雲散霧消していた。

またもや、びっくりした。

いつも、暗い気持ちからムリヤリ明るい気持ちに切り替えた時の、「ああ~気が楽になった、前向きになった(・・・はず・・・何かまだちょっと隅のほうにあるような気がするけど・・・)いや違う、きっとない、もう今回こそ悩みはすべて消えた!(・・・はず・・・)」というグレーな気持ちではなく、

「なんかすごいぞ~、晴れ渡ってる!スッキリ!!・・・あっそうか、でも今までのパターンだと、また暗くなるかもしれないんだ。・・・ん~っと、どうかな?・・・いや、大丈夫だなぁ、エヘヘ」

という、「能天気」を絵に描いたような気持ちになっていた。なんだか自然に背筋が伸びて、笑みがこぼれてくる。今まで「自然に笑みがこぼれていた自分」をどうしても思い出せなかったのと同じくらい、「自然な笑みが出なかったさっきまでの自分」が、どんな状態だったのか、よく思い出せない。

ま、そうは言っても、就職できたわけじゃないし、宝くじに当たったわけじゃないし、仕事とお金の問題は全然解決していません。状況は1ミリたりとも変わっていません。でも、気持ちのもちようで、こんなに違うんだ!と、改めて当たり前のことにびっくりしました(相当鈍いです)。

・・・で、宗教かな、マルチかな・・・^^;
ま、ここはZさんの言葉を信じて、神様だったことにしときましょう。キリスト教でいえば、「聖霊の働き」ですかね!(←結局、番長が一番宗教っぽい・・・)
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by bancho55a | 2009-06-23 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

プーに優しいスーパー

プーになってからもうすぐ4ヶ月が過ぎようとしています。
番長のビザでは失業保険ももらえないので、この間、まことに苦しい生活を送っているわけですが、まあそうは言っても、さすがにこの年ではいくばくかの貯金もあり、生死にかかわることはありません。

去年日本に帰った人からは、「すごい!よく耐えていますね~!」とお褒めのメールを頂きましたが・・・(笑)
彼女もその昔、不況のロンドンで苦しかった時は掃除婦をやってしのいでいたので、状況がよく分かるようです。(ちなみにこの方、イギリスで5指に入る有名大学院卒の才女ですが・・・^^; 諸事情があるとはいえ、ことほどさように、不況時のイギリスの雇用状況は厳しいのです。)

番長の場合、家に引きこもっていれば、1ヶ月の生活費は、家賃5万円(電気水道ガス税金込み)と通信費3千円で済む、というのが、長期プーできてるポイントではあります。それと食費ですが、物価高のイギリスでも、非加工品(生鮮食品)には税金(17.5%・・・だったけど不況で15%に下がった)がかからないので、自炊していれば案外安く済ませることができます。1万円ちょっとかな。

そんな番長が愛用しているのが、スーパーの割引。期限切れ間近のものを安~く売る、アレです。この4ヶ月で、黄色い「ディスカウントシール」を見つける「鋭い眼」を養いました!そして、値下げする時刻もばっちり把握。ちなみに会社員には手の届かない(?)時刻です。

というわけで、午後2時頃、いそいそとスーパーに出かける番長。帰って来るとこんな感じ♪
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オーガニックのパン1袋、半額80円
ブラックベリー1パック、75%引き80円
ローストチキン丸ごと1羽、半額380円
ボルビックミネラルウォーター1.5リットル、半額60円

・・・と、プーに優しいスーパーです。ブラックベリーの安さにはつい平衡感覚を失い、4パックも買ってしまいました。チキンはもともと安いとはいえ、生肉を数百グラム買うよりも丸ごと1匹の方が安いのってすごい。・・・といった調子で、ディスカウントされていると、ふだん買わないようなものもつい買っちゃうのが良いところ(元値が高いものでも買える)でもあり、悪いところ(出費が増える)でもあります。よく考えると、半値のオーガニック商品よりも正価の普通商品の方が安かったりするのですが、、、健康オタクの番長、オーガニックが好きなもので・・・(だから貧乏なんだよアンタ)

実は、もっと安いスーパーもたくさんあります。でも正直、品質が怖い・・・。前に低価格で有名なスーパー、「ア×ダ」で安い豚肉を買って焼いたら、煮物!?と思うほど水が出てきて、焼き上がりは半分のサイズになっていました・・・。以後、そこには行っていません。怖いし、結局高くつくからねぇ^^; 番長の行くスーパーもやっすいスーパーですが、品質はそこまで悪くはないようです。

ま、ともかく、たまにはちょっと豪華な朝食もできたりします。
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ルッコラやほうれん草、その他オーガニック葉物サラダ1袋、半額150円
オーガニック枝つき完熟トマト1パック、半額150円
スモークサーモン(こちらは正価だけど切り落としでお得)1パック、150円
パン1袋、半額100円
ハロッズのバルサミコ酢1ビン、セール800円

この写真はそのうち1食分なので、しめて150円くらいでしょうか。

そうそう、奥に映っている鉢植えも安く手に入れました。ヒューバートの芝刈りのおかげで「雑草いけばな」ができなくなったので、こちらの鉢植えを購入。
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赤と黄のバラ7割引、各150円
カゴ入りデイジー8割引、150円

安くなってる鉢植えはたいていどこか悪いんだけど、この2つは欠点が見当たらず、どうしてこんなに安いのか不明。1ヵ月たった今、前よりもこんもり花が咲いています。

おやつも奮発します。
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マンゴー半額、1個150円

ちなみに、お皿はウェッジウッドのセールで8割引、1枚750円。

というわけで、たまにはプーなりのプチ贅沢もしています。
でもやっぱ絶対的に金がない!っていうか、プー飽きた!!誰か仕事くれ~~っ^^;
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by bancho55a | 2009-06-21 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

ロンドンと沖縄

今日はちょっと忙しく、ブライトンに行って髪を切ったあと、ロンドンに引返して沖縄のイベントに行ってきました。

髪カットはいつものハルミさんのところです。沖縄のイベントに間に合うため、予約を昼前にずらしてもらったのですが、そういう時に限って予約トラブル発生!なんと、朝からずっと待ってる人もいたりして、ずらしてもらった意味がなくなってしまいました^^;

でもここには日本の雑誌がたくさんあるので、待ち時間が苦になりません。「もっと待ってたいよ~」と思うことも(笑)。しかし、ソファで真剣に雑誌を読む番長の隣に、お母さんのカット待ちしてるゾーイちゃんが歩いてきて、何食わぬ顔でちょこんと座り込んだ。

「まあ~ゾーイったら、そのレディの隣に座りたいのね~^^」

と、お母さん。ええ、番長、レディですもの・・・と言いたいとこだが、レディは単に「女の人」という意味であります。(同様に、「あそこに立ってる男の人」なんて言いたい時は「ジェントルマン」を使います。そこんとこだけ、イギリスは紳士と淑女の国です。

くるくる金髪巻き毛にぱっちりした目、絵本から抜け出てきたようなゾーイちゃん。番長を見上げ、にまにま~っと笑います。か、可愛い・・・。そしてクマのお人形を2つ持ってきて、1つを番長に渡す。遊んでくれってか。ということで、最初はフンフン歌いながら人形同士、ダンスやかくれんぼをさせていたが(←傍から見ると怪しい番長)、なぜかその後、人形同士の殴り合いに・・・。いけない、本性が・・・しかしゾーイちゃんが異常に喜んでしまい、ずっとバトルを続ける2人。番長の精神年齢、どうにかならんですか・・・

そうこうするうちに、やっと番長の順番がやってきた。コーヒーの1杯も飲まずに次から次へと髪を切るハルミさん。申し訳ないけど番長も急いでいるので・・・すんません。。。

本当は予約そのものを別の日にしたかったけど、1~2ヶ月先まで予約が埋まっているハルミさんでは、それができないのがつらいところです。

いつものことだけど、ただ話しているだけなのに、どうもハルミさんといると和んでしまう。普段の悩みが「あ~なんかど~でもいいわ~」と思えてしまうのだ。わざわざ2時間近くかけてブライトンまで髪を切りに行くのは、晴美さんのカットが好きなのが1番の理由だけど、こうやって悩みが解けていく時間が好きだからかもしれない。

相変わらず仕事が見つからない、雇用市場はかなり厳しい、という話をすると、「そうなの?ここに来るお客さんからはそういう話を聞かないから・・・」とハルミさん。そりゃぁそうでしょう・・・ハルミさんのお宅は高級住宅街にあるし、お客さんは裕福な奥様方や社長が多い。私の前に切ってもらってたイギリス人の男の子も、来月は父親のボートで○○へ、とか、ラスベガスでうんたらかんたら、とか言っていた(まだ20歳だぜオイ)。

「それにしても、あなたクセが強くなったわね~」と私の髪を触りながらハルミさんが言う。確かにここ数年、うねりが増してきた気がする・・・。ハルミさん曰く、髪はホルモンの影響が出るから、それによって髪質が変わっていくらしい。以前にも、お客さんの髪を触って「あら、2人目おめでたなのね?」と聞いたら、お客さんが「え?違うわよ、まあ欲しいけどね~」と言い、その後、「あなた何で分かったの!?今お医者さんから妊娠ですって言われたわ!!」と驚きの電話がかかってきたらしい。人間の体って神秘です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さてロンドンに戻り、ダルストンへ。ここのライブカフェで沖縄のイベントが開かれるのです。ダルストン・キングスランドの駅を降り、一歩外へ出て

「うっ!!」

ウワサには聞いてたけど・・・ダルストン、すごい・・・。

ここはロンドンではない。イギリスでもない。

ひとことで言えば「ごちゃごちゃ」。

人がひしめき合い、物がひしめき合い、ゴミがひしめき合っている。

駅の出口のすぐ横では、洋服を「2枚5ポンド(800円)」で売っている。色もパーツもセンスもめちゃくちゃ。貧乏な番長は飛びつくところだが、むしろ「うぇ~やばい、倒産か盗品だな」って感じ。道路を歩く人はあらゆる人種、でもイギリス人率は相当低そう。「ゲットー」とか「戦後の闇市」とか、いろいろと揶揄される町だけあって、この個性・・・すさまじいです。慣れれば普通に歩ける町なんだろうけど、ちょっとおしゃれしてしまった番長は何となく歩きづらい。凶悪犯罪はなくてもスリはたくさんいそう。

と、、、とりあえず、カフェに向かう。大通りから一歩道を入ると、壁の落書き、散乱するゴミ、なぜか強烈な大便の臭いがする建物・・・

いや~、すんごいわ。番長の町の近くのブリクストンも大概すごいけど、ここには負けるかも。そして番長の住む貧民街なんか、ここに比べたら高級住宅街かも。

お目当てのカフェは、日本人の経営?だけあって、とてもマトモでほっとした。行ってみると、すごい人だかり!小さなお店に入りきれず、外の舗道にも人が溢れてる。えっ、ロンドンで沖縄好きな人ってこんなにいるの!?

2時からのイベントだったが、番長が着いたのは3時半すぎ。あと1時間でクローズなので、人混みをかきわけ、中に押し入っていく。ちょうど三線グループが民謡を演奏中。それから、先日お友達になった沖縄人のMさんが、沖縄戦と慰霊の日について、スライドと共にきれいな英語で説明した。そういえば、慰霊の日は6月23日です。
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その後、エイサー。この太鼓と三線と歌!沖縄のお盆を思い出して、懐かしさに泣きそうになります。いいなぁ、やっぱいいなぁ沖縄。「私はあちこち旅したけど、ロンドンと沖縄が好きなんです。いつかその2つに住みたいし、その2つにはきっと共通点があると思う」と言っては人に笑われていた番長ですが・・・、まだその共通点は見出せていないものの(笑)、両方に住むことができたのは、本当に幸せなことだなぁと思います。

イベント終了後、Mさんに挨拶して帰る。カフェ内に流れるネーネーズの「あめりか通り」を聴いていると、沖縄に住んでいた頃、あの自由な空気が思い出されて、涙が出そうになってしまった。

♪いろんな国の言葉たちが 街にあふれてる
アコークロー昼と夜のはざま パーンショップのにぎわい
オーディオ店のネオン インド人の洋服屋
異国の街のように 横文字が踊っている

糸をひくよな飛行機雲 大空に絵を描く
アコークロー昼と夜のはざま 白いはだの女
黒いはだの男 茶色のはだの島の人
ガラスのショーウインドに 恋人たちを写している

映画のセットのような店 街に輝いてる
アコークロー昼と夜のはざま GIたちの笑顔
風になびく金髪 物売りの変な英語
街はおもちゃ箱みたい 夢とロマンころがっている

あめりか通りのたそがれは ロックに島唄 ラップにレゲエ
我っ達島やコザの街
チャンポン チャンプルー チャンポン チャンプルー
あめりか通り♪

(作詞:ビセカツさん)

こうして引用してみると、なんとなくダルストンの雰囲気!?あ、ロンドンと沖縄の共通点、ここに!?(笑)
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by bancho55a | 2009-06-20 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

恐竜とオリバー!

さて、あっという間にokkuさん観光の最終日です。実質4日間という短い期間ですが、充実しとります。

今日はまず、番長はいったん自宅に戻ります^^;そして、午後にokkuさんと自然史博物館で合流。
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ここは既に何度か来ているのですが、恐竜の展示室を見ていなかったことに気づきました。ということで、okkuさんに引っ張っていかれる番長。okkuさんはここに来ると、かならず恐竜とクジラを見るそうです。

恐竜室って骨格展示だけでしょ、と思ってた番長、腰を抜かしそうになりました!

「ガォ~~!」
「グォ~~ン、キェ~~ッ!」

な、なんじゃぁ~~!!
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このデカイ恐竜が、動くんどす~~!
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ブンブン首を振り回し、吼え、にらみつける。こ、、こ、、、怖い~~!番長もそこら辺のガキどもも、半泣き状態。
映画「ジュラシック・パーク」で、巨大な恐竜が少女を横目で睨みつけるシーンあるじゃないですか。まさしく、あれです。ゾォォ~~!って感じ。作りものってわかってるのに・・・。

すっかりハマってしまい、いつまでもその場を動こうとしない番長でありました。あ、このチビ恐竜も案外迫力でした。
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それからアース・ホールへ。日本語ガイドブックに「アース・ギャラリー」と書いてあったので、(そ、そうよね、いやだわ番長ったら、アース・ホールだなんて、一つ間違えば超お下品な言葉で覚えちゃってて^^;)と思ってたのでしたが、館内地図にははっきり「Earth Hall」と・・・。発音を間違えないよう非常に気を使う、淑女の番長でした(なんのこっちゃ)。
アース・ホールは、この、地球に突入するエスカレーターがカッコイイです。
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一通り見終わって、館内のティールームでお茶。その後、okkuさんのお買い物にお付き合い。番長、他人の買物についてくの好きなんです・・・。変な趣味^^;

それからベルゴで早めの夜ご飯。ベルギービールを飲み、ムール貝食べまくりです。いつも思うけど、うん、うまい!
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そして、ミュージカル「オリバー!」を観に行きました。
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ディケンズの「オリバー・ツイスト」のミュージカル版です。これまで幾度となく映画化、ミュージカル化されてきましたが、今回の呼び物は、ローワン・アトキンソンの出演!コメディ「Mr. ビーン」の奇怪な演技で人気の彼、番長も大好きです。英語苦手な番長でも、ビーンはほとんどしゃべらないからよく分かるし^^;っていうか、この人ってもしかして、頭悪い!?と、ビーンを鵜呑みにしてはいけません。なんと彼はオックスフォード大学出身なのですから・・・。

さて、オリバー。最高でした。完成度高い!物語の構成や、舞台の使い方、歌とと芝居のバランス、すべて二重丸!休憩時間が来た時、「えっ、もう1時間以上も経っちゃったの・・・!?」と本当に驚いたほど、舞台にのめりこんでしまいます。以前「ロミオとジュリエット」を観に行った時は「やべ~、英語さっぱり分からない・・・」と青ざめた番長も、「オリバー!」は歌と踊りが多いし、英語も分かりやすく、十二分に楽しむ事ができました。ちなみに、振り付けはマシュー・ボーン。スタッフも豪華です。ちなみに、この劇場「シアター・ロイヤル・ドゥルリー・レーン」、番長が20年前、初めてロンドンでミュージカルを観たのがここでした・・・。豪華な吹き抜けの美しい劇場です。

フェイギン役のローワン・アトキンソンも最高でした。まさに「怪演」。あの役はもう、彼以外にできないのでは・・・?と思うほど。「Mr. ビーン」をほうふつとさせるような演技もあって思わずにやりとしたり、悪役なのに人間的魅力が出てるとこは、いや~、さすがです。

最後のカーテンコールも、「ワァ~ッ!!」と拍手の嵐!しかし、極悪人サイクスが出てくると、一転して「ブーッ!」の嵐!大笑いしました。いや、彼の役にはそれが最高の称賛でしょう。

3日前に観た「プリシラ」、そして「オリバー!」。ロンドンで上映中の、数え切れないほどの数のミュージカルのうち、ほんの2つでしたが、こんなに素晴らしいとは!いや~、こういう時ばかりは、ロンドンに住んでて良かったなぁ~などと思ってしまいますね~・・・。

okkuさんは翌日、無事日本に帰りました。山のようなお土産と、美味しい食事をたくさんご馳走になりました!有難う!

そしてまた引きこもってしまった番長ですが、う~ん、こうやって思い出すと、やはり街に出ないとアカンかなぁ~と思いますね。okkuさんに「もっと歩かないと老後が怖い」と叱咤激励され、ウォーキングについても教えてもらったので、明日からもうちょっとあちこち行こうかしらん^^;
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by bancho55a | 2009-06-08 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

いざケンブリッジ

今日はokkuさんとケンブリッジに行ってきました。

もう何度目だろう・・・マジで数え切れない・・・。20年前に1ヵ月住んで、大のお気に入りになって、その後、イギリスに住み始めたらなぜか縁があって、、、この2年半で5回は来てると思う。

「ケンブリッジ急行」に乗ると、ロンドン・キングス・クロス駅からノンストップでたったの45分。近いです!あ、キングス・クロス駅では、ハリポタの9と3/4番線で写真を撮るのがお約束ですが、今回、ホームの工事で場所が移動してました。でも相変わらず観光客に大人気。

さて、ケンブリッジに到着し、友人のSさんのカレッジを訪ね、ゴージャスな学食でブランチし、いざ観光。というか、ケンブリッジに行くたびに、Sさんにはお世話になっとります。。。すみません、いつも同じ場所ばかり観光してて・・・(何度説明されても覚えない、、、じゃなかった、「新鮮に聞ける」のが番長の特技です^^;)。

ええと、ケンブリッジにはカレッジ(学寮)が31個もあるわけで、えーと何を言いたいかというとつまり、

「えへっ、どれがどれだっけ・・・!?」

何度来ても、何度見ても覚えない番長です。ま、まあ、どれもみんな素敵だってことで・・・^^;

こちらは確か、ペンブローク・カレッジですね?(誰に聞いてるの・・?しかも日本名が正しいかも不明^^;)
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で、こちらが・・・

「お~い!誰か、カンペ持ってきて~~!」
さ、さあ、どこでしょう、当たった方には番長から素敵なプレゼントがあります!(情けないっす・・・^^;確かピーターハウスのはず。)
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こちらはお隣のSt. Mary the Less教会。内壁には、ワシントンの大叔父さんの記念碑があります。この、赤白の星とストライプ、これが星条旗を思わせるでしょう?(こちらはウェブサイトで確認したので堂々と言えます^^;)
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さて、これ以上続けるとボロが出るので、いったんカレッジ巡りを中断して、グランチェスターにお茶しに行きましょう♪

ちなみに今朝6時頃、恐ろしい雷鳴に飛び起きた番長。イギリスで雷ってあまりないと思うのですが、今日のはひどかった。ガシャーン、バシーンと、周囲に落ちまくり。耳栓しても聞こえるし、アイマスクしても稲光を感じる。そんなわけで、恐ろしい嵐の後、ロンドンの天気は少し回復したのですが、ケンブリッジに着いたらまたも雨。こりゃーグランチェスターのお茶(野外)は無理だな、と思ってました。

でもこちらには、okkuさんという無敵の晴れ女がついている。そうなんです、なぁ~んと、いい天気になっちゃったんですよっ!♪ということで、無事グランチェスターに行くことができました。

それは、ケンブリッジ市内から徒歩1時間弱の小さな小さな村です。観光名所は何もありません。お茶するだけです(キッパリ)。でもそれがいいんですよ。そしてまた、道中の田舎道が、これまた最高。歴史に名をとどろかすケンブリッジ大学出身の偉人達も歩いたこの道。歩いてるだけで番長のおツムも少しは改善されたのでは。
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道中の写真は帰り道にたっぷりご覧頂くとして、さて、グランチェスターに到着しました。さっそく、オーチャードというお茶園に行きます♪
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お庭のテーブルが見えてきました。
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雨上がりで時間も早かったせいか、ほぼ貸切状態です♪
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イギリスですもの、お茶とスコーンを頂きましょう。・・・スコーン、巨大すぎ・・・^^;
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・・・と、スコーンをめがけて早速やってまいりました!
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小鳥「なによ、文句ある!?」
番長(な、ないです、もちろん・・・泣)
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「ま、文句あっても聞かないから。」
(そ、そうですよね、もちろん・・・泣)
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「じゃ、遠慮なく。うほほ~い^^」
(あ~あ、取られちゃった・・・泣)
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「お次はボクの番でしゅ!」
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・・・という調子で、入れ替わり立ち代り、次々にいろんな鳥たちがスコーンのかけらをほおばっていきます。しまいには皿から直接食べる警戒心ゼロの輩も。君達、金を払いたまえ・・・

という感じで、Sさんとokkuさんが会話を楽しんでるのを横目に、写真ばっか撮ってた社交性ゼロの番長でした^^;

あまりに心地良すぎて一日中お茶園で過ごしてしまいそうなので、そろそろケンブリッジに戻ります。それでは、しばし、のどかな田舎道をお楽しみ下さい^^
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あ、白鳥の親子がいます!
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中むつまじいですが、「みにくいアヒルの子」ですね~^^;ポワポワの灰色産毛がかわいい!
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カヤックをする人達がいます。ちなみに、これはケンブリッジを流れるケム川です。グランチェスターまではバスでも歩いても行けますが、舟で行くこともできるのです。
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この道をまっすぐ・・・なのですが、いきなり番長たちの目の前に、猛牛の群れが現れました!すごい速さで坂を駆け下り、「ツノ突合せ」はじめたのです!単にふざけてるのかもしれませんが、すごい迫力で、そばに寄ったら確実に跳ね飛ばされて短い一生を終えそうです(それほど短くもないが・・・爆)。
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ということで、川沿いの道を断念し、フットパスに戻ることにしました。坂を上っていくと、今度はワンちゃんたちが駆け下りてきました!はちきれんばかりに楽しそう。
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宙に浮いてるよ^^;

さて、道はまだまだ続きます。
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ウンコの山が見えてきました。
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・・・ではなく、昼寝中の牛たちです。
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他愛のない話をしながら(番長はカメラ小僧になりながら)、のんびりと一本道を歩いていきます。ちなみに、話題は、Britain's Got Talentでした^^;
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小さな木戸をいくつも抜けていきます。
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20年前にケンブリッジに滞在した時は、田舎道を自転車で走り回っていました。そんなのどかな夏の日を思い出しました。
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さて、ケンブリッジに戻ってきました。
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こちらにも白鳥親子がいます。春は子どもが生まれる季節ですもんね。
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数学橋です。今回はクイーンズ・カレッジがお休みで入れず、残念。(試験中などはジャマしないため、入場禁止になります。)
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最近できたバッタ時計です。
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ケンブリッジ最古の教会、St. Benet's Church。この教会の前庭は、通りから数段低くなっていますが、実はそこが教会建立時の地面の高さだったそうです。その後、ゴミが堆積して現在の道の高さになったとか・・・う~ん、夢の島ケンブリッジ(笑)
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その向かいにイーグルというパブがあります。
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1953年、DNAの二重らせん構造を解明したクリックとワトソンが、ここで発表したのだそうです。
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キングズ・カレッジの裏庭に入ると、ケム川にかかる橋と、パント(小舟)遊びする人達が見えてきます。
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橋の上を、カルガモ?親子が歩いてきました。春は実に、新しい生命が誕生する季節であります。
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エサくれくれと番長にねだる子ども。上から見るとちょっとコワいですが、横から見るとほほえましいです。
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キングズ・カレッジのチャペルも今日はお休みでした。残念。
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お次は名門トリニティ・カレッジです。
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ニュートンが重力を発見したリンゴの木の子孫が植えられています。
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バラの季節にケンブリッジに来るのは初めてかも。
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セント・ジョンズ・カレッジの「ため息の橋」です。
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建物の裏側に回ると、壁一面にツタが覆っています。うん、ツタの季節に来たのも初めてかも。
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ケンブリッジで一番古い橋が見えます。
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ため息の橋の中をくぐり抜けて外に出ます。
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さて、今回は時間もあるので、もう少し先まで足を延ばすことができました。
ラウンド・チャーチ。十字架形でなく、丸い形の教会は珍しいです。
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ケンブリッジ・ユニオン。ディベート・クラブです。政治問題などの激しい議論が行われるようで、著名人も来るとか。イギリスの知性を感じます。
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もう一つのパント乗り場に来ました。
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川に沿って歩きます。柳がすごい。
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ジーザス・グリーンという広い公園。並木道がちょっとフランスっぽいです。ここから先はケンブリッジ6回目?の私も未知の世界です。
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ジーザス・カレッジです。ここのベンチで一休み。深々と休まります。
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クライスト・カレッジはダーウィンの母校です。
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・・・と、盛りだくさんの一日が終了し、Sさんとokkuさんの3人で、さっきのパブ「イーグル」で晩御飯を食べました。なかなか面白い方向に話が転がっていってとても楽しかったです。それにしてもSさん、一日中お付き合い頂いて、詳しくガイドして頂いて、本当に有難うございました!!

そして電車で帰ったのですが、ちょっと長居しすぎて、もしかしてホテルまでの終電がない!?という事態になりました。電車の中でオロオロしていると、通路を挟んだ横の席のおじさんが「どうしたの?」と。そして、地下鉄マップやバスマップで調べてくれ、どの路線で帰れば良いかも教えてくれました。それから話が始まって、私が失業中、と言うと、「この本を読むといい」とか、「履歴書を出すだけじゃダメだ、訪問しないと。」とかいろいろと親切なアドバイスをくれたのです。いい人だ~!

また、一昨日の6月5日=地球環境デーに、トラファルガー・スクエアでHOMEという映画の試写会を見てきた、地球温暖化についての話で、とても深刻な内容だった、と熱をこめて語っていました。

職業はアーティスト、そして何と、来月、番長宅近くのギャラリーで展覧会をするというのでびっくり。ぜひ行きます^^ちょっとググってみたら、絵もナイーブ派っぽいミステリアスな絵で、番長好み。これは楽しみです。偶然の出会い、面白いもんですな。

番長宅への終電も終ってしまったので(最寄り駅までの鉄道はあるのにそこまでの地下鉄がない・・・)、okkuさんのホテルに泊めてもらいました。度々お邪魔してすみません・・・^^;
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by bancho55a | 2009-06-07 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

いざコッツウォルズ

今日はokkuさんと終日コッツウォルズの旅でございます。番長、とにかく好きなんですコッツウォルズ!「ロンドン以外でどこに行ったらいいかしら・・・」と聞かれたら、すかさず「コッツウォルズ!」即答です。

コッツウォルズ地方は「ハート・オブ・イングランド」と呼ばれるように、イギリスはイングランドのど真ん中に位置する、イングランド人の心の故郷です。イングランドのど真ん中というとロンドンかと思いきや、ロンドンってかなり南にあるんですよね。

そしてここは、個人旅行にかなり不向きな場所でもあります。ゆるやかな丘陵地帯にぽつん、ぽつんと小さな村が点在しているのですが、各村を結ぶのは、ほとんどがローカルバス。1日3便しかない、なんてのも珍しくありません。(しかも日曜日は運休)

個人旅行でも、車が運転できればいいんです。でも、公共交通機関を利用しようとなると・・・ロンドンから行く場合、1つか2つしか村を回ることができません。「個人旅行が基本!」の番長、今回も、各バス会社の時刻表とにらめっこであれこれ計画を立ててみたのですが、1日3村が限度、しかも、そのうち1本でもバスが運休になったり遅れたりしたらもうアウト、という状態でした。なので、断念してツアーに参加することに。

ツアーがこれまたたくさんあるのですが、希望の村々に行くものがなかなかなく、しかしついに、ドンピシャで行くツアーを発見!嬉々として申し込みの電話をするも、「2週間ほどお休みしてま~す、またね。」という非情な留守電が・・・家族経営の小ぢんまりしたツアー会社でした。(でも地球の歩き方に載ってるので、怪しくはありません。)

まあそれでも無事申し込み完了。このツアーはオックスフォード発なので、ロンドンからそこまで行かないといけません。ちょうど事前予約の電車が往復8ポンド(1200円)という激安だったので、こちらも即申し込み。(待ってると、どんどん値上がりしてしまうのです。)

ただしこの電車、かなり早朝発なので、前日はokkuさんのホテルに泊めてもらいました。番長家からの始発じゃ間に合わないのです^^;
ということは、はい、カメラの充電ができなかったので、今日の写真もokkuさんから借りてます^^

さて、まずはロンドン・パディントン駅へ。番長はとにかくイギリスの交通機関を信用してないので、いつも早め、早めの電車を利用します。つまり、たいていの場合、駅でかなり待ちます^^;でも遅れるよりマシだもんね。

指定の電車に乗り込み(安いチケットだと時間指定されます)、昨日の炒飯の残りと、okkuさん分のホテルの朝食を分け合って食べていると、いきなり何も無い所で電車が止まりました。「信号機の調子が悪く・・・」とアナウンスが入り、また少し立って動き出し、また止まりました。

ほらね、早い電車に乗ってよかったでしょ。こうやって止まりながら進むから、どうしても遅れがちになるのよね。

・・・と、少々高をくくっていた番長でしたが、だんだん事態はやばい方向に。

「い・・・いつになったら動いてくれるの^^;」

青ざめながら待っていると、

「誠に申し訳ございません、APTシステムの不具合によりうんたらかんたら」

なんですか、それ。

とにかく動かない電車。あ、あのさー、ここ、駅でも何でもないんですけど・・・このまま「ポイッ」て放り出されても、オックスフォード行けないんですけど・・・(ロンドンにさえどうやって戻ったらよいやら)

という乗客の心の願いが通じたか、最後の力を振り絞って電車はのろのろと進み、やっとこさ、次のスラウ駅のホームに滑り込んだ。

「オックスフォードに行かれるお客様はここで降りて、このホームに来る後続電車をご利用下さい」

それは何時にオックスフォードに着くのかしら~・・・お願い、ツアー開始に間に合うように・・・なにとぞ・・・

「あ、やっぱここじゃなくてあっちのホームなんで移動してください」

アナウンスに翻弄される我ら乗客。それでも後続電車はほぼ時間通りにやって来て、こちらは特に事故もなくオックスフォードに到着。もともと1時間の余裕を見ていたスケジュールだったが、この事故のせいで、結果的に20分程度の余裕になってしまったやんか。ねー、だから、早い電車に乗って良かったでしょ~、と思ったものの、

(その早い電車に乗らなければ、事故にも遭わなかったのでは・・・?)

・・・あ。

さ、、、さっ、気を取り直して、ツアーの開始です♪

小ぢんまりしたツアーは、車も小ぢんまり。運転手がガイドも兼任です。ちなみにこちらのツアーです。1人6,000円弱。にゃーんと、18ヵ所もの村を周ります。・・・これって確実に、あとでどこがどこだか分からなくなるパターンですね^^;なので、以下の日記に間違いがあったらすみません。(業務連絡:okkuさん、訂正願いま~す^^;)

まずは、オックスフォードの街を抜け、バーフォードへ。
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実はこの村、以前、ぼけりんさんと来ていたのですが、健忘症の番長、名前を忘れてしまってたのです。で、ずっと「ああ、あそこはどこだったんだぁ~~!!」と焦燥感にかられており、今回やっと分かってほっとしました。(その後、ぼけりんさんに教えてもらったのにまた忘れちゃったのよね、うふ♪)

実は今回、イギリスは悪天候続きの予報が出ており、週末も土砂降り予報だったのですが、晴れ女okkuさんのおかげで、雨量が激減!晴れ間まで出てしまいました。さすがです。でも写真はちょっと曇り加減ですね。

バーフォードはこの坂が好きなのですが、坂に沿ってお店が並び、きゃわいいショーウィンドーもあります。25分という短い時間にそそくさと観光する私たち。
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お次はTayntonへ。もうこの辺から、どこがどこの村だか記憶ほぼゼロです。車窓から見るだけだし。ということで、その後、Great Barrington、Little Barrington、Great Rissingtonと見て、次の下車観光、バートン・オン・ザ・ウォーターへ。45分間の見学です。
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ここは番長、3度目(もっとかも)なんですが・・・^^; どうも今まで「こりゃ最高!」という記憶が無く、どこが良いんだかいまいち分かってなかったのですが、今回、見直しました。こりゃ素敵だわ。考えてみたら、最初に来たのが11月末の寒い雨の日で、花の「は」の字もなく、そりゃぁみじめな印象だったんです。その第一印象が強すぎたんですね、きっと。ちなみに、ツアーに参加していた他の日本人の方も同じことを行ってました。みなさん、英国旅行の際は季節を選びましょう。田舎に行く場合は特に!
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誰かんちの庭です。
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ケーキ屋さんのウィンドーです。きゃわいい!どうやって作ったんだ!
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ドアノッカーはキツネ、屋根の上にはヒツジが。(え、犬?)
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コッツウォルズの家の特徴は、近隣で採れる蜂蜜色の石で作った壁。味のある色なのです。地域によって、微妙に灰色がかったり、赤味を帯びたりと違うのがまたいい感じです。
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お次はロウワー・スローターへ。20分の見学です。こちらは水車小屋もある、小さい平和な村でした。マナーハウス(領主の館)の前でバスを降り、ガイドさんについてぶらぶらと歩きます。小さいキノコ型の石造物があり、昔はこれを並べた上に板を乗せ、その上に農作物を置いて乾燥させてたのだそうです。キノコの傘の部分が、下から昇ろうとするネズミの、ネズミ返しの役割を果たして被害を防ぐらしい。今は庭に置くオブジェとして人気があるようです。

そんな説明をした後、ガイドさんがさっきバスを止めた所まで戻り、こっちに運転してくる間、私達は村を散策します。とにかく、ガイドさん兼運転手さんなので、大変なのです^^;

バスに乗り、アッパー・スローター、Windrush Valley、Naunton、Snowshillを車窓から眺めます。菜の花にヒツジに・・・のどかな風景が続きます。ローカルバスしかないのは不便だけど、その不便さのおかげで、コッツウォルズは昔と変わらない風景を保っているのです。

もともと「コッツ」とは、ヒツジ小屋やヒツジを囲う柵の意味、「ウォルズ」は丘陵の意味。「ヒツジ小屋のある丘」を意味するコッツウォルズ地方は、羊毛交易でかなり栄え、駅馬車の時代までは、宿場町としても賑わいました。でも産業革命以降、鉄道や道路が村を迂回するようになると、そのほとんどが忘れ去られてしまったのです。200年ほどの時を経て、美しい村々が再び見出された時はかなりの驚きだったようで、それからはイングランド人の大好きな地方になりました。そんなわけで、今でも忘れ去られたようにひっそりと昔ながらの暮らしをしている村はあるようです。ガイドブックにも載りきれませんもんね^^ああ、発見してみたい、そんな村。
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そしてチッピング・カムデンへ。こちらでまずは1時間、自由にランチタイムです。ここは割合に大きな町で、パブに入ろうかと思ったけど、昼食時のせいか、満席!ぶらぶら歩いて見つけたお店に入りました。ショーケースの中のデリを買い食い・・・したいけど外は雨なので、奥の席で食べることにします。テイクアウトじゃなくてイートインだと値段が跳ね上がるのですが、それはサラダがつくからでした。なかなか美味しそうです♪
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サラダの野菜が、味が濃くて美味しかったです。もちろん、キッシュもフルーツタルトも美味!このお店、正解でした。・・・名前忘れたけど^^;

その後、また皆と合流して、ガイドさんの説明を受けます。マーケット・ホールを見た後、Campden Houseへ。今は門とバンケティング・ハウスなど4つの建物しか残っていませんが、昔は壮麗な館だったそうです。でも、クロムウェル側に取られるくらいなら・・・!と、王党派側の主人が去る前に壊してしまったのだとか。

ここはランドマーク・トラストという財団が管理しており、意外と安く泊まることもできるそうですよ!歴史ある建物で過ごす夜、いかがでしょうか、、、1人旅の番長には高くつくのでやめときます・・・。

ちなみに、門の近くにある、こちらは何でしょう?
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交通機関が馬車だった時代、このくぼんだ部分に水を張って、そこを馬車で通り抜け、車輪の汚れを落としてから館に入ったのだそうです。にゃるほどねえ・・・。

・・・といった面白い説明をいろいろとしてくれるこのツアー、なかなかいいです。

そして隣の聖ジェームズ教会へ。立派な教会です。ふと見上げると、天井がコッツウォルズ色です♪
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30分ほど見学した後、ブロードウェイへ。・・・とと、ここは25分見学のはずだったのですが、今日は通り抜けるだけでした。えーと、この写真ってブロードウェイだよね~okkuさん!?(←情けない番長)
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ブロードウェイで止まらなかった代わりに、「車窓から」のはずだったStantonで下車し、歩きました。でもさ、番長としちゃぁ、せっかくツアーに来たんだからさ、有名なブロードウェイを見たかったな。こんなスタントンとかいう聞いたこともない村じゃなくて・・・

と思ったのですが、このスタントンが、美しかったのですよ~!(あ、でもこの写真ブロードウェイか?)
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といっても、本当にちっこい村なんです!見るべきもの、、、せいぜい教会くらい?ということで教会を見ます。
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当時、お金持ちは前に座り、貧しい人達は犬を連れて後ろにすわり、で、犬の縄を手すりに巻きつけとくのですが、犬が「こんな退屈なとこイヤだ~、早く帰りたい~~」と縄を引っ張る、縄が手すりに食い込む、その跡が残ってたりして、当時の生活がなんとなく偲ばれました。

その他はほんとに何もない、ないのに、美しいんです。家々の感じとか。歩いてて、「素敵だな~、素敵だな~!」ってずっと思ってました。下車してよかった。こちらのウェブサイトもぜひご覧ください。

それから、Stanwayを車窓から見て、ストウ・オン・ザ・ウォルドで45分見学。ここも、ぼけりんさんと来たのに名前を忘れてた町でした。分かってよかった~(涙)。ここでは、念願の蜂蜜を買い(コッツウォルズでは蜂蜜を買うと決めている番長。なんでや。)、ぶらぶらと散策。

そして、Chipping Norton、Woodstockを車窓から見て、夕方5時半にオックスフォードに戻り、解散。本当に盛りだくさん(過ぎ・・・)なツアーでした。

さて、せっかくオックスフォードに来て、このまま帰ってなるものか。しかし、入場できる場所は既に閉館。でもオックスフォードの町は、歩いてるだけでも重厚な歴史が伝わってきます。ということで、ぐるっと一周しました。
ため息の橋です。
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ラドクリフ・カメラ。
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こちらは・・・どこかの建物の軒先にちんまりとしゃがみ込む牧神・・・。okkuさんのお気に入りです^^
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そしてロンドンに帰ってきました。いや~、充実した1日でした!
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by bancho55a | 2009-06-06 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK