番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。


by bancho55a

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ヨーク&ダーラム旅行1日目

イングランド北部の都市、ヨークとダーラムへ、1泊旅行に行ってきました。

今回も片道1ポンド旅行です。ロンドンから北に280km。東京から名古屋の手前あたり?そこまでたったの150円・・・なんとプーに優しいバス会社でしょうか。

といっても、今回はちょっと毛色が違い、バス会社としても新しい試みの、バス+鉄道旅行です。まずロンドンから1時間半、今年できたばかりのイースト・ミッドランド・パークウェイ駅までイースト・ミッドランド鉄道で行き、そこからバスで3時間かけてヨークに到着、というコース。イースト・ミッドランド鉄道がガラガラなので、バス会社がまとめて座席を買い受けたのでしょう。だから、指定された電車にしか乗れません。

まずは、ロンドン・セント・パンクラス駅へ。ここは、パリやブリュッセル行きの列車、ユーロスターが発着する駅でもあります。

イギリスの鉄道は運休や遅延が非常に多いので、万一のことを考えて、かなり早めに家を出ました。幸か不幸か遅延も無く、あまりにも早くセント・パンクラスに着きました。ので、暇つぶしに写真を撮ります。
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セント・パンクラス自体は歴史ある古い駅ですが、2年前からユーロスターが発着するようになったのに合わせて(それまではウォータールー駅発着だった)、お化粧直しし、ピカピカに生まれ変わりました。
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このおじさん、ここで永遠に列車を待つのです。
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地下にユーロスターのゲートがあります。昔ながらのレンガ造りと近代的なガラスの組み合わせ→番長の好みです。
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簡単に朝食を済ませてから列車に乗り込み、イースト・ミッドランド・パークウェイ駅に到着。やはりバスより電車の方が快適ではあります^^;

さてさて、イースト・ミッドランド・パークウェイ。聞いた事がない駅ですが、何か見るべきものはあるのでしょうか?この時期、イギリスの田舎といえば、だだっぴろい平野を埋め尽くす菜の花なんかが有名ですが・・・
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それよりもこれが売り物のようです。
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ぎょっ!なんじゃこりゃー!!駅員さんに聞くと、発電所だというお答えが・・・
こんな巨大な建造物が駅のすぐ裏にあるので、驚いてしまいました。まあ、意外と美しいんですが。その他は、巨大な駐車場以外、何も無いです。国道沿いにある便利な駅として作られただけのようでございます。

そこからバスに乗ります。乗客は5人くらい・・・いいんでしょうか・・・^^;
バスは温泉町(といっても飲む温泉、しかも今はない)のハロゲイトを経由して、ヨーク市外の巨大駐車場に到着。ここから市バスで10分、旧市街に向かいます。このバス代の方がロンドンからのバス代より高いです^^;

番長の泊まるホテルは、この駐車場と旧市街の間にあるので、途中下車してホテルに向かいます。
ヨークは、ロンドンから電車ならたったの2時間、日帰も可能。しかし高い!往復で3万円、うまくディスカウントが見つかっても1万2千円です。なので、宿泊代を入れてもバスで行く方が安上がりなのです。時間がたっぷりあるプーはもちろん、1泊バスの旅を選びます。

ということで、こちらが本日泊まるホテル。
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歴史を感じさせる重厚なロビー。
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バーの暖炉には火が燃えています。
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なんて素敵!と目がハートになりながら進む番長。番長の部屋はなぜか、とても遠いです。あ、「→部屋こっち」という表示がありました。しかし、その先は・・・外に通じるドアです・・・
外に出ると、ガチャンとドアがしまり、オートロックで鍵がかかってしまいました。ちょっとおーい!

・・・そう。

番長の部屋は、ホテルの外部に建て増しして造られたモーテルだったのです!(涙)

あ、もちろん、日本語の意味のいかがわしいモーテルではなく、本来の意味=車旅行者用の簡易ホテル、です。

ま、しかたありません。だって、1泊4,500円ですから・・・。
この一角だけ、妙にアメリカっぽいです。庶民的な車がたくさんとめてあります。部屋も、ひじょ~に、、、機能的でした、よく言えば。フケツではありませんが、旅情は感じられません。

ま、いいんです、1泊だけだし、安さには代えられません^^先にあのロビーやバーを見て期待した番長がいけないんです(涙)

気を取り直して、中心部に向かいます。ヨークもカンタベリー同様、見所は城壁内にぎゅっと詰まっています。ということで、まずはこちらが城門の一つ、ミクルゲート・バー。ヨークでは、道や通りを「ゲート」と呼び、城壁の門は「バー」と呼ばれます。逆じゃねえのか。
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城壁内に入る前に、まずは鉄道駅に向かいます。明日はここからダーラムに行くので、ホームまでの経路など、事前チェックを。これで朝ギリギリまで寝てられます^^

ヨークの旧市街は城壁に取り囲まれています。残念ながら、近代化で壊されてしまった所もありますが。
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そして、そこかしこに、ヨーク人の「この町を愛してるぜベイベー!」という感情があふれていて、とても素敵な町です。どうも口調が忌野清志郎になってしまうのは、昔のファンとして仕方がないことです。合掌。
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ウーズ川を渡って歩きます。
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そのまま歩き続けると、ヨーク名物の大聖堂、ヨーク・ミンスターが見えてきました。でかっ!
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北ヨーロッパではケルン大聖堂に並ぶ最大級の聖堂建築物なのだそうです(ウィキペディア)。イギリスでも、カンタベリー大聖堂に次ぐ格式の高い聖堂です。

まずはチケット・カウンターの老婦人に

「AとBに入れるチケット下さい」
「はいはい、それじゃ、あちらのカウンターに行ってくださいね。」

なんでここじゃ買えない?と不思議に思いつつそちらのカウンターに行くと

「はいはい、じゃあヨークの住民カードを見せてくださいね。」
「あの、住んでないんですが・・・」
「あら、じゃああちらのチケットカウンターへ」
「でもそこで、こっちに来いって言われたんですが・・・」
「まあ、じゃあきっと住民と思われたのね。」

典型的東アジア顔の番長、どこがヨーク住民に見えたのかよく分かりませんが、留学生とでも思ったのでしょうか。

チケットも買ったところで、まずは塔に登ります。70m、275段の階段・・・死にました。でも屋上からの景色は素晴らしい!
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しかしここで、「カメラの電池を交換してください」の表示が!しまった、充電してくるの忘れた!スペア電池は無い!ああ、あと何枚持つか・・・

気を取り直して、もと来た階段を下ります。そして恐怖の出来事が。
「うぁわーーー股関節が、い、い、いたい~~!!」
ここ数年、老化のせいか、番長の股関節、よくゴキッとはずれかけるのですが、よりにもよってここでそんなことに!どうやら、急な螺旋階段を、変な足の向きで降り続けていたせいのようです。でも後ろから人が来るし、人1人がやっと通れる幅だから「お先にどうぞ♪」できないし、もう泣きそう。

「どうかどうかー、神様仏様、あっここで仏様は禁句だ!神様ーっ、神様ーーーっ!」

ヨーク・ミンスターのご利益は素晴らしく、ゴキッと治ってしまいました。しかしまたすぐにおかしくなる。また祈る。また治る。みなさん、常に祈りを忘れてはいけません。

さて、お次は聖堂内を見学。まずは、13世紀に作られたというステンドグラスを。巨大です。
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お次は、バラ戦争終結を記念して作られたステンドグラス。
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バラ戦争とは何か。世界史の時間、居眠りをしていた番長には答えられません。各自お調べ下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%94%E8%96%87%E6%88%A6%E4%BA%89
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そして、ヨーロッパで最大級と呼ばれる見事なステンドグラス。

・・・。

修復中やんけ~!入場料返せ~~っ!!(怒)

気を取り直して、チャプター・ハウスを見に行きます。ここは八角形の小部屋。7つのステンドグラスに囲まれた美しい部屋ですが、魚眼レンズが無いので、3枚までしか撮れません。
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大聖堂の見学も終わり、次はギルドホールへ。中世の建築ですが、当時のギルドの力の大きさが伝わってきます。

そして、シャンブルズという小路へ。小さな通りですが、面白いことに両側の建物が、1階より2階、そして3階・・・と、どんどんせり出してくる。その軒先に肉を吊るしていたそうです。歪んだ建物が面白く、ハリー・ポッターに出てくるダイアゴン横丁のモデルになったというのもうなずけます。
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残念ながら、ここでカメラの電池、終了!がっくりと肩を落とす番長。

傷心を癒すため、ベティーズという高級ティールームへ。これは1930年代創業の、ヨークシャー地方で有名な老舗のティールームです。事前調査をした時、あちこちのブログで誉められていたので来てみました。行列覚悟!とのことでしたが、平日の夕方という微妙な時間のせいか、すんなり中に入れました。ほぼ満席だったけど。

1人旅をしていると、夕食が困るんですよな~。こっちはカップル社会だから、おひとりさまって浮くんです。なので番長は買い食いするか、夕方にティールームやカジュアルなお店で食べる事にしています。

注文しようとウェイトレスさんを呼び止めると、隣の席のおじいさん(こちらも1人)とかちあってしまった。そちらに向かったウェイトレスさんに、おじいさんが上品に一言。
「レディーファーストで。」
おお~、イギリスにもまだ紳士はいたのだった!上品にスーツを着こなしたおじいさんでした。奥さんと待ち合わせしてたようです。

ということで注文を。せっかくなので、ベティーズ特製ソーセージと、自家製レモネードを。実は番長、イギリスのソーセージ嫌いなのです。あのパン粉多量のぐにゃっとした感じが非常に宜しくない。ソーセージはやっぱりパリッとシャウエッセンでしょ!?(別にシャウエッセンでなくとも良いが。)でもこのソーセージ、意外と美味しかったです。付け合せの野菜もなかなか良い。そしてレモネード!お代わりしたいほど美味しかった♪

お腹も一杯になったところで、ショップものぞいてみました。ここの紅茶が美味しい、という話を聞いていたので購入することに。これ、マジで美味しかった!おすすめです。それと、ケーキ・・・でもこの後まだ観光するから今は買いたくないなー、でも閉店前に戻ってきても売り切れちゃってるだろうし・・・と困っていたら、お店の人が「冷蔵庫にとっておきますよ♪」とのこと。この人、別の商品の在庫を番長が尋ねた時も、店から倉庫から、そこらじゅう探し回ってくれたのです。なんて良い人!(日本では当たり前のサービスですが、ロンドンではなかなか期待できません。)

さて、城壁散歩に出かけます。旧市街を取り囲む城壁、上を歩けるようになっているのです。そうそう、電池切れ前に撮った写真が・・・
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夕暮れの城壁ウォーク、とても素敵でした。上から見るお庭も美しい。カ、カ、カメラッ!(T_T)

3キロほど歩いた所で、クリフォーズ・タワーが見えてきました。この辺りでいったん降ります。それからミュージアム・ガーデン内にある、修道院の廃墟を見にに行きます。廃墟好きの番長、大満足。

そしてベティーズに戻り、お買い物を受け取り、ホテルに戻りました。今日はよく歩きました!心地良い疲れと共に眠りにつく番長です。zzz・・・
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by bancho55a | 2009-04-29 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

ヨーク&ダーラム旅行2日目

2日目は朝からダラムへ。世界遺産の大聖堂で有名な町です。

なぜかこの、「ダーラムの大聖堂」という言葉は番長の頭の一角にどっかりと腰を下ろしており、一度見てみたかったのです。去年エディンバラに旅行した際、列車の窓から初めて遠くに見たのですが、それにも魅せられてしまった。丘の上にひときわ高く建っているからでしょうか?

ちなみに、表記は「Durham」なので、本当の発音は「ダラム」に近いんだけど、番長は「ダーラム」と伸ばす呼び名に親しんでいます。どっから来たんだ、この記憶??

ヨークからダラムまでは列車で1時間弱。正規の電車賃は高いのですが、事前のネット予約でかなりお得になりました。大聖堂はダラム駅から徒歩15分くらいか、ちょっと歩きます。しかも坂を・・・ぜいぜい。

本当は隣のダラム城も見たかったのですが、残念ながら閉まっていました。

大聖堂に一歩足を踏み入れ、、、固まってしまいました。美しい!
ああ、かえすがえすもカメラの充電が惜しい・・・と思いましたが、どっちみち堂内撮影禁止でした。ので、こちらをご覧下さい。

温かみのある茶色のグラデーションが素敵です。そして、両側に並ぶ石柱は、それぞれ違う装飾が施してあります。見飽きません。

堂内には、現代彫刻家によるピエタ像もありましたが、これも良かったです。そして回廊へ。ここは、ハリポタの撮影にも使われたところです。

ダーラムの大聖堂、観光客が少ないせいか、全体的に神秘的な感じがしました。ここに聖堂を建てることにした経緯が、ある不思議なエピソードにまつわるというのもうなずける感じ。いつまでも雰囲気に浸っていたかったです。

そろそろ帰る時間です。また列車でヨークに戻り、行きと同じく、バスと列車でロンドンに戻りました。ヨークもダーラムも、歴史ある素敵な町でした。行って良かったです^^
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by bancho55a | 2009-04-29 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

シンポジウム2日目

今日は学生のプレゼンがメインのためか、聴衆が少ない・・・。休憩時間も知り合い同士の話が繰り広げられ、まことに壁の花な番長でした^^; 久し振りに会う教授同士の話す、学会トピックとか人事情報トピックにいきなり割り込むわけにはいかないしねえ~。

なので、また1人でランチを食べていたインド人の学生に押しかけおしゃべり。都市デザインの修士課程にいるそうで、アート談義で非常に盛り上がってしまった。インド人はイギリスで一番多い移民だけど、どうも番長の周りにはいない・・・(と思ったら大家のオンカがそうだったわ)。インド系アクセントが聞きとりにくいせいか、その他の理由か、番長の友達にはいないこともあり、こんなに話が合うのは珍しい。人生にもポジティブな人で、話していても面白かった。先月のダブリン旅行の際、博物館でインドの細密画を見てとても興味を持ったので、面白いアーティストやウェブサイトを教えてもらったり。

終了後、いまインターンをやっているエンジェルのロンドン所長がロンドン大学で講演(対談)する予定だったので聞きに行こうかと思っていたが、なんだか疲れてしまい、しかもトピックが武器=あまり興味が無いのでやめ、その後の予定を少し繰り上げる事に。

実は、昔の同僚で、いまはヨーロッパの某国で活躍中のAさんが久し振りにロンドンに戻ってきており、会う約束をしていたのだった。韓国料理を食べに行く。Aさんは相変わらず、華奢な体に似合わず、明るく強い女だ。「自分の道は自分で切り開く!」という強い意思が前面にあふれていて、プーの番長は向き合ってるだけでまぶしいっ。

自分の道を突き進む人なだけに、これまでの人生でも「うひゃー!」というようなトラブルに見舞われており、今回、イギリスに来た際も予期せぬ状況に追い込まれたようだ。強度のストレスで体にも少し不調が出ていたが、彼女なら不屈の精神で跳ね飛ばすことだろう。

3時間ほど食べまくって話しまくって、さて、地下鉄の駅で別れる際、

「じゃあ、元気でね!今度そっちにも遊びに行くよ~」
「ええ、番長さんぜひ来てくださいね!」

と言った後、ふと私を見据えて

「番長さん、私、思うんですけど、さっきの話、直接××してみたらどうですか?行動しないで見てるだけなんて、番長さんらしくないですよ!」

と言われてしまった。さっきの話というのは、最近のグダグダした優柔不断な番長が抱えてる問題(というほどのことではないが・・・)なのだが。

確かに、自分でも最近の自分はダメだなぁ、自分らしさ(無鉄砲さ)がないなあ、悪い意味で丸くなってるよなぁ、というのは感じていたけど、こうも面と向かってはっきりと言われると、はい、返す言葉がございません。

Aさんとは昔、「私たちって似たもの同士だよね」と言い合ってたこともあるので、今の番長の様子を見ていて歯がゆかったのだろう。まさに。今のままではいけないなぁ、と、この3ヵ月何度思ったか分からない事を改めて思ってしまった日でした。
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by bancho55a | 2009-04-28 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

シンポジウム初日

この2日間、日本の某トップ大学がこちらでシンポジウムをやっていたので、聞きに行ってみました。
内容は、「人間の安全保障とビジネス」について。番長が勉強した「人権」とも関わりが深いけど、ビジネスはあまり興味がないなぁ・・・と思ったら、ビジネス方面の話は少なかった。この2つを結びつけるのってやはり難しいんでしょうか。

実は、国際司法裁判所の小和田さん(雅子さま父)が講演する、というウワサがあり、それを聞きたかったのだけど、残念ながら実現しなかったのでした。

2日間ともみっちり朝から夕方まで。初日、恐る恐る行ってみると、ああ~、知り合い同士があちこちで話してるって感じで、番長、壁の花~^^。が、1人で来ている女性を見つけたので、「会場がどこか分かります?」とか適当に話しかけてみる。向こうも話し相手が欲しかったらしく、のってきてくれた。

ジョーという名の、人権とビジネス関連のNGOのイギリス人で、なんと今日が初仕事の日らしい!それまでは別のNGOにいたそうで、まだ名刺もメールもないとのこと。今日はこの人と並んで座って終日聞くことに。よかった、ホッ^^;

しかしジョーはしきりに携帯を気にしている。朝、お子さんが高熱を出したそうで、とりあえずだんなさんが見ているものの、だんなさんも仕事に行かないといけないので、もしかしたら途中退席しないといけないかも・・・と困っているようだ。イギリスには、ある年齢以下の子供は1人にしておいてはいけない、という法律があるのです。日本みたいに「1人でお留守番しててね」なんてことしたら警察のご厄介になってしまうので・・・。

シンポジウムの方は、国連大使の方とか、某赤門大やオックスフォード大などの教授連、専門家、学生達が次々とプレゼンを行っていく。日本とイギリス、う~ん、やっぱりプレゼン文化の有無が顕著に出るなぁ~と思った。自分の事を全く棚上げにした失礼な物言いですが。

内容は素晴らしいのに、原稿から一度も顔を上げなかったり、ジョークも交えずに延々と事実を述べていったり。他方、プレゼン慣れしている人たちは、内容は同じレベルでも、強弱をつけたり、つかみ、突っ込み、ジョーク、あらゆる話法を駆使して、聴衆を飽きさせないようにしている。つくづく「日本人、もったいない・・・!」と思った。話術なんかでプレゼンの評価を決められるのは悔しい。まあもちろん、そんな評価をするのは番長だけで、皆さんちゃんと内容を理解して評価の対象にするわけですが。だいいち、番長みたいに英語もプレゼンもダメダメの人間が偉そうに言うのってただのアホ。

それでも、中には堂々としたプレゼン、個性的なプレゼンをする日本人もいて、心の中で拍手喝采してしまった。でもこういう方々、きっと日本社会では

「あの人って、なんか浮いてるよね~」
「ちょっと英語できるからって偉そうに~」
「海外かぶれして、自信満々って感じ。鼻につくね」

と言われてそう。自分がそういうことを言っていた立場だからよく分かる。

日本人の奥ゆかしさや協調性を否定するつもりは毛頭ないのだが、それは海外で、必ずしも良い評価に結びつかない。どうやったらその価値を認めさせることができるんだろう?

それでも1人、学生で、好感度の高いプレゼンをしている人がいた。ニコニコと分かりやすく話をすすめながら、他の人の発言にも言及する余裕もある。「この人、きっと良い人なんだろうなぁ~」というのが伝わってくるのだ。控えめな感じに好感が持てるが、だからといってそれが自信のなさそうなイメージにはならない。秘訣を聞くと、海外のNGOで働いていた時、さんざんプレゼンさせられたからだという。豊富な経験から来る余裕か・・・。ともあれ、とても参考になる方向性だった。

・・・と、偉そうな事をさんざん書きましたが、会場でコメントも質問もできなかった番長が一番ダメダメです。皆の前で発言する勇気、いまだに無いです・・・。それでも個人レベルでは、イギリスの大学教授をはじめ、何人かと話ができる貴重な機会となった。しかしジョーの活躍ぶりにはかなわない!「名刺交換、名刺交換」とつぶやきながら、どんどん人に話しかけている。私も、英語力を言い訳にしてるヒマはないのだけど・・・。

閉会後、そこから徒歩5分のバービカン・センターで行われていた、ピーター・コフィンという人の美術展を見に行った。日本庭園と自作のオブジェを組み合わせた、ユニークなもの。なかなか面白かった。

美術だったらコメントや質問はいくらでもできるのに・・・。それは大学時代、留学含め4年も学び、その後も趣味の範囲で学んできたからか。確かに人権は大学院で1年間、インターンで数ヶ月しか経験していないから、自分なりの視点が未熟なままで、それが自信の無さにつながってしまう。もっともっと勉強しないといけないなぁ・・・とつくづく思ったのでした。
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by bancho55a | 2009-04-27 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

ウェストフィールド

今日は、ウェストフィールド・ショッピングセンターに行ってきました。

ロンドンの西、シェパーズ・ブッシュに去年10月、ヨーロッパで最大のショッピング・モールとして、鳴り物入りでオープンした場所です。

テナント店舗数は265店、イギリスに初登場のブランド16店など、「そこら辺のモールと一緒にしてもらっちゃ困るよ!」と言いたげな規模のデカさ。

普段まったく買物しない貧乏番長の人生にはまず関係ないシロモノですが、友達と電話していて、
「久し振りに会おっかー」
「どこ行こ~」
・・・30分経過。

「そうだ、で、どこ行こ~」
・・・また30分経過。そしてとうとう決まったのが

「日本食料品店?」

久し振りに会う友達なのに、この色気の無さは何・・・^^;

ということで、まずは日本食品店へ。よく日経フリーペーパーの広告に出ているけど、交通機関が不便なため行ったことがなかった某店、友達の車でやっと初来店の番長です。

「あら、これ安いわよ~」
「こんなものまで売ってる~」

ニコニコと店内をまわり、買ったのはインスタントラーメンと梅干だけ。

「この後どうしよっか~」
「ウェストフィールド行った事ある?」

友達はちょうど先週行ってきたばかりらしい。今ちょうど、駐車場が2時間無料キャンペーンをやってるとのことで(不況だし、お客さん少ないんだろうな~涙)、行ってみました。

とにかく中は広いです!番長も、お買物はしないけどウィンドーショッピングは好きなので、ぶらぶらと歩き回る。お客さんもそこそこ入っています。
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どこもかしこもピカピカですが、館内案内の使い勝手が非常に悪いのには驚きました。壁に地図が貼ってある、とか、印刷されたパンフレットがある、なんてことはなく、タッチパネルがごく少数置いてあるだけで、しかも壊れてる機械もあり・・・。ちょっとスタバを探したくても、いちいちタッチパネルの列に並ばないといけない。そんなアホな。効率悪すぎです。

でもなかなか高級感があってきれいで、なんとなく六本木ヒルズを思い出しました。確かにこういうモールって、今までロンドンになかったかも。一緒に行った友達も日本にいた時からの友人なので、日本で六ヒルで友達とご飯食べたり、ぶらぶら歩いたりしてた頃の感覚がよみがえってきて、懐かしさに胸がいっぱいになってしまいました。ロンドンに来てから、こうやって何でも話せる友達と無目的にぶらぶらする経験って無かったかも・・・。番長には珍しく、かなり感傷的です。いろんなことがあったなぁ、あの頃・・・

お茶しながら話に熱中してたら、もう閉館時間の6時になってしまいました。イギリスでは、日曜日はお店が早く閉まるので、ちょっと不便です。それでも昔のように日曜日は完全閉店してしまうよりマシですが。

え、番長が何をお買物したかって??・・・何ですか、その、オカイモノって?
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by bancho55a | 2009-04-26 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

ジゼル

今日はバレエを観に行きました。
仕事をしていると、どうしても「もしかしたら突発的な大残業になるかも・・・」と、平日夜の予定を入れにくいのですが、プーなら絶対大丈夫。しかしプーは金が無い。ということで、一番安い席での観劇です。

世界3大バレエの1つとして有名な、ロイヤル・バレエ(他2つはフランスのオペラ座とロシアのボリショイ)。日本の熊川哲也や吉田都がプリンシパルをつとめていたことでも有名ですね。

そんな有名なロイヤル・バレエ、なんと一番安い席は4ポンド(600円)!

・・・と言っても、もちろんお値段だけのことはあり、舞台の半分~3分の4(75%)くらいしか見えないのです^^;それでもその魅力的な値段に、思わず飛びついてしまう番長でした。

今回の演目は「ジゼル」。実は最近、昔のバレエマンガ「SWAN」を再読し、すっかり俄かバレエファンになってしまったのです。そして、マンガの中でも重要な場面で出てくる「ジゼル」が上演される!というポスターを地下鉄で見て、さっそく足を運ぶことにしました。

チケットはオンラインで購入、当日、劇場に取りに行く形に。引きこもり番長ですが、毎週木曜日はインターンでロンドン中心街まで出かけるので、その日にあわせて予約。だから電車賃もかかりません^^しかし今回、4ポンドの席が立ち見だったので、5ポンドの椅子席にしてみました。

劇場は、コベント・ガーデンのロイヤル・オペラハウス。館内はすでに、着飾った人々でいっぱい。良い席の人はそれなりにゴージャスな格好をして、お高いシャンパンなぞを飲んでいますが、番長のような普段着の人もたくさんいるし、1人でも気まずい思いはしません^^

上階に上がるとテラスがあり、外の景色も眺められます。こちらはコベント・ガーデンのマーケット。「マイ・フェア・レディ」で、オードリー・ヘップバーンが花を売ってたところですね。(当時あった青果市場は移転して、今は観光客が集まるショップ&マーケットになっています。)
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館内にはいくつかレストランがありますが、こちらは大きいですね~。
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立ち飲みと着席の場所に分かれているようです。番長とは別世界です。
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さて、こちらが番長の5ポンド席です。
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左手が舞台、そこから斜め上の最上階。バルコニー席のようですが、舞台上方の垂れ幕のせいで、舞台後方と、下手側(または上手側)が全く見えません。すんごい斜め上から見下ろす感じ。繰り返しますが、お値段だけのことはあります。

実は以前、インターンの同僚に誘われて、同じくロイヤル・バレエの「くるみ割り人形」を観に行ったことがあるのですが、その時は3000円くらいする席でした。これは舞台を正面に見る最後方、最上階の席だったのですが、舞台が全部見える代わりに、ダンサーが豆粒にしか見えなかったのです。今回の席はそういう意味で、ダンサーの表情まで見える点だけは評価できます。なんたって、オーケストラ・ボックスの真上にあるから、一番良い席よりも舞台に近いのです!(オーケストラ・ボックスは、舞台と一番良い席の間に横たわっているので。下の写真で、左から順に舞台→オーケストラ・ボックス→最前席です。)
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オーケストラ・ボックスだけアップにしてみます。
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ちなみに、番長の席よりさらに上の階もあります。立ち見の人たちが見えます。
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もうすぐ開演時間。会場はほぼ満員です。
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前回座った最上階、最後方の席もぎっしり。上の方は天井に隠れて見えません・・・。
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もうすぐ幕が開きます。
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開演してからは写真は撮れませんが、素晴らしい舞台でした。一幕目の陽気な村の場面と、二幕目の夜の森、精霊世界の対比が良いですね~。生き生きとした村娘のジゼルと、死んで妖精?になった、青ざめたジゼル。物語の世界に引き込まれ、ついつい身を乗り出して見てしまいます。

バレエ初心者の番長にはたいしたことは言えませんが、それはもう、非日常の世界で、うっとり・・・です。マンガ「SWAN」の登場人物を思い出しつつ、「フーム、ここで京極さんが・・・真澄が・・・ラリサが・・・」と、二重に楽しむ事もできました^^バレエ&クラシック好きな番長父がいれば、もっと楽しめただろうに・・・ちょっと残念。

視界がさえぎられるため、見逃した部分も多かったとは思うのですが、それでも大満足!日本で言えば、歌舞伎座の幕見席みたいな感じでしょうか?(あれはちゃんと舞台全体見えるけどね^^)お金が無くても楽しめるロイヤル・バレエ、偉いぞ!さ、次は何を観に行こうかな♪
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by bancho55a | 2009-04-23 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

ビビりどおしの帰り道

カンタベリー旅行を皮切りに、4月下旬~5月上旬まで、遊びまくってた番長。
今までの引きこもりが嘘のように、ほぼ毎日、朝から晩まで外出してました。ハウスメートのヒューバートに「とうとう仕事が決まったのかい?」とニコニコされて、否定するのが心苦しかったです^^;

確かに、会社に行ってても朝から晩まで不在。生活パターンは同じでも、遊びの場合は、毎日違うところに行くわけで、「あれ、明日はどこに行くんだっけ?」「それってどの駅からどの電車?バス?で行けばいいんだっけ?」「チケット予約してあったっけ?」と、毎日チェックしないといけない。プラス、翻訳仕事とインターンが加わって、番長のちっぽけな脳みそはパンク状態でした。

えーと今日は、友達と会う約束が2件。

まずは、プー同志とケンジントンでお茶。同志もめでたくビザの更新ができたとのこと。この方、超優秀なんで、仕事が無くてもビザ延長できるという羨ましいご身分です。

日本にもあるPAULでお茶することになりました。番長は珍しい飲み物をオーダーすることに。写真が明るすぎてよく分からないと思いますが、これはマカロンフラッペ。ピスタチオマカロンとミルク?と氷をジューサーに入れ、砕いてミックスしたものなのです。甘さがきついのがやや難だけど、ペールグリーンの冷たい飲み物は、今日みたいな暑い日にはぴったりでした♪
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エリートの同志でも、4ヶ月間の求職活動後、いまだに仕事が決まっていないそうです。本当にイギリスの雇用状況、最悪なんですよ。じゃあ番長も、いまだにプーでも仕方ないですね♪(ま、同志の場合は、良い仕事を選んでるからだけど・・・^^;)。でも、あと3年ビザがある同志でも仕事決まらないということは、番長が決まらないのって、ビザのせいだけじゃないのかなぁ。ちょっと暗雲・・・です。

とは言いつつ、同志、日本では既に2件ほど採用話があるそうで、さすが・・・。もしそのうちの1件を選んだら、ぜひ番長に部下として働いて欲しいと言って頂き、条件反射で揉み手をしてしまう番長。・・・しかし、日本かぁ・・・。しかもその仕事内容、確かに番長の得意分野ではあるんだけど、やりたいかと言われると・・・うーん、ちと微妙です。

テラス席で、行き交う人をぼんやり眺めながら初夏の日射しを浴びていると、、、ああ、今って本当にイギリスで一番良い季節です。こんな素敵な季節に、仕事にあくせくすることもなく、やりたいことをやって、のんびりして・・・人生を楽しむって、もしかしてこういうことなのかな?

「日本に帰るかな!」

ええ~~~~~っ!!??

同志の言葉に耳を疑う番長。3年間のビザ取れたばかりなのに!?今年中には永住権まで取れるのに!?

「もう遊びは飽きた。」

エリートにとっては、遊んでばかりの人生は向かないんでしょうか。確かに、エリートの対極にいる番長でさえ、遊んでいても常に罪悪感と不安感がつきまとってしまう。遊べば遊ぶほど自分がみじめに思えたりする。「ジャパニーズ・ビジネスマン」は貧乏性なのですねえ。。。って、このリゲインのCMソング、もう覚えてる人いないかもしれないけど・・・^^;

まだ同志が帰国するかどうかは分からないけど、自分の状況を振り返って、なんとも複雑な気持ちになったお茶でした。

同志はこの後、前の同僚とご飯を食べるそうで、誘われたのですが、「きゃーきゃーエリート金融マンのヨーロピアンと会ってみたい~♪」とミーハーになりつつも、今日は先約がございます。

ということで、エレキャスことエレファント・アンド・キャッスルへ。「象と城」という不可思議な名前のこの場所は、ロンドンの、ちょっと治安がよろしくない地域の一つです。

友達4人でご飯しましょうとお誘いを頂いていたのです。地下鉄駅の階段を上がって、さて、どっちかな?エレキャスの中心部は巨大なラウンドアバウト(ロータリー)になっていて、こっちからあっちへ道路を渡るには地下道を通らないといけない。この、地下道がイヤ~なんですよね。まあ、地上も剣呑な雰囲気で、あまり好きにはなれません。一度住んで、日常になっちゃえばどうってことない場所なんでしょうが、訪問者としてはいつまでも慣れない雰囲気です。

待ち合わせのお店へ。なかなかきれいだし、美味しかった。くらげときゅうりの酢の物とか、懐かしいメニューも多くて良い感じです♪
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いろんな話をしましたが、そのうち1人の話にすごく重みがあって、絶句・・・してしまいました。暗い話ではなく、淡々と、ロンドンの事情とか、自分の将来の話をしているだけなのですが、とても現実的な観点から話しているだけに、「そんなことないですよ~!」と相手のやや悲観的な見方を打ち消そうとしても、根拠の無い自分の言葉は空虚に響いてしまう。まあ詳しくは書けないですが、自分の物の見方はまだ甘いな~、楽観的過ぎるな~と思い知らされる感じがありました。

たっぷりと話して、そろそろお開きに。エレキャスの駅に戻ります。もう11時近く、駅前はさらに剣呑さを増しています。女4人で歩いてる分には全然怖くないけど・・・

「○○さん、バスで帰るんですよね?」
「いえ、私のバス停は道の向こう側で、地下道を通らないといけないので、やめます。地下鉄駅に行きましょう。」
「あ、私のバス停も道の向こう側だわ!じゃあ私もバスはやめて地下鉄で・・・」

ロンドン在住5年の人々にこう言われるほど、エレキャスの地下道は怖いのです。だってすごく長い距離を歩かないといけないんですもの。地下鉄駅へも地下道を通らないと行けないのですが、4人で歩けば怖くない。・・・でも、曲がり角からフッと人が現れた時は

「あ~今びっくりした!」
「私も・・・」

とヒソヒソ話してしまう感じがありました。
日本人(特に学生)もたくさん住んでるから、それほど危険じゃないんでしょうけどね。便利な駅なのに、ちょっと残念です。

番長も地下鉄で帰ったのですが、なんと、降りる駅が閉鎖されていた・・・!ということで、次の駅まで行って、自宅方面行きのバスを探す事に。初めて降りる駅で不安だったけど、直行バスは無いものの、乗り継いで行けば帰れそう。やがて来たバスに乗り、きっとここで降りれば・・・あ、あ、あれっ!?

なんと、予想していたバス停と反対方向に行ってしまった!同じ名前でも、路線によってバス停の位置がかなり離れているらしい。やべえ・・・。バスを降りたものの、

「ひ・・ひ・・人がいない~~!!(泣)」

昼でもちょっとガチャガチャした雰囲気の黒人街なのですが、深夜12時を過ぎると、無人になっていた・・・。ひゃ~~。たま~に通る人がいるけど、フーディー(パーカーを着てフードを下げた、いわゆる素行のヨロしくない人々)ばかり。おしゃれした黄人の番長は目立つし、そもそもこんな時間に女性なんて1人も歩いていない。完璧まずい・・・。

とりあえず、自宅方面のバスに乗ろうと、道路をのろのろ横切る番長。舗道よりも車道のど真ん中の方が安全な気がするので^^;

が、いきなり全速力で駆け出す番長。急げ!急げ!なぜならバスが来たのだ~~!天の助け~~!!

バスに乗ってしまえばもう怖くない。もちろん、深夜のバス内での犯罪もあるから気は抜けないけど、運転手の近くにいれば大丈夫だし。バスの中よりも、バスを降りてからの方が危険だ、というのもよく聞く話だけど、番長の自宅付近はそれほど危なくないし。

バス停で降り、ほっとしながら歩き始める。向こうの横道に入って10秒歩けば我が家だよ~ん♪
・・・しかし、その横道の入口に、4人の屈強な男達が集まっているのが見えた。うええええ~~~!あの横をすり抜けるのはいやだ~~!(泣)

が、またもや、いそいそと歩き出す番長。なんと、4人の屈強な男は警察官だったのです♪

なぜこの深夜にそこに警察官がたまっていたのか・・・は・・・とりあえず気にしない^^;うちの周りは安全、安全なはず♪こないだ番長が歩いてたら、目の前にビール瓶が投げ落とされて、破片が飛び散ってあやうく怪我するとこだったけど・・・それが番長の家の5軒先だけど・・・安全、安全なはず・・・♪
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by bancho55a | 2009-04-22 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

カンタベリー詣で・その1

今日は日帰りでカンタベリーに行ってきました。
2週間ほど前にハタと思い立って・・・というよりは、

番長、覚悟決めました。

もう、遊ぶ~!

マジで、仕事ないもん。

派遣会社からもパッタリと電話来なくなったし。(「時給○○以下の仕事は寄越すな」言った番長がアホなんだけどさ、うふふ♪)

といっても、インターンやりながらなので長期休暇は取れず、平日にちょこちょこと遊ぶ事にしました。時間はいくらでもあるので、まず、行きたい所を決めます。次に、必死に安い行き方を探します。

イギリスの良いところは、プーはプーなりに安く遊ぶ事ができるとこ。ロンドンから100キロ先のカンタベリーまで、電車で行けば往復2,500円。でもコーチ(長距離バス)で行けば、

300円。

・・・。

隣の駅までの往復より安いのはなぜ・・・。

早めに予約すれば、片道1ポンド(150円)なのです。さすがに「じゃあ明日のバス」とか「週末が良いわねえ」とか思ってると2,000円以上しちゃうけど。平日昼間がヒマな、プーに優しいバス会社です。まあ会社の方でも、空気を運ぶよりは、たとえ1ポンドでも払ってくれた方が良いのでしょう。

出発地はロンドン市内のコーチ・ステーション。数えきれないほどたくさんのバスが、イギリス全土に向けて出発していきます。そして番長のバスも、一路、カンタベリーへ。

ヒツジさんが静かに草を食む、のどかな田園風景をくぐりぬけ、
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1時間50分後、カンタベリー着。ちなみに電車でも1時間30分かかるので、バスと大して変わりません。しかもイギリスって、鉄道駅はたいてい市の中心から離れた場所にあるのですが、バスは町のど真ん中に到着するのでとても便利。

しかし、ど真ん中すぎて、いきなりバスを降りてから迷う番長。

「ここはどこだ・・・有名なカンタベリー大聖堂はどこだ・・・高い塔が見えるはずなのに、ど真ん中すぎて周囲の建物の屋根しか見えない・・・ここから徒歩3分のはずなのに・・・」

よく分からないままに賑やかな通りを抜けていくと、、、おお、町の反対側、西門に行き着いてしまった。引き返さないと^^;
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仕方なく地図を広げ、テクテクと同じ道を戻る。

ちなみに、今日はすんごく久し振りの1人旅行。ということで、番長の本領発揮しました!道に迷いまくりですっ!!最低ね、番長・・・。でもおかげで、思いがけない出会いがありました。ウルルン・・・は言い過ぎだけどね^^;

それにしても、カンタベリーの町の素敵なこと。番長の友人、H君はカンタベリーが大好きで、前からオススメされてたのですが、「つうか、あすこって寺しかねえじゃん」と、今まで二の足を踏んでたのです。確かに寺しかないけど、それ以上に、古い建築が残る町並みと緑に溢れた郊外が美しい。ロンドンのすさんだ汚い町並みと比べると、上品さ、清潔さ、美しさが際立ちます。
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こちらはヴィクトリア王朝様式のロイヤル博物館&美術館。残念ながら閉まってました。
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安コーヒーチェーンの「ネロ」でさえ、こんな由緒正しい建物に・・・
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やっと大聖堂が見えてきました。
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で、、でかい!ファインダーに収まらない!
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大枚1,200円を払って中に入ると、何やらお説教の声が聞こえる。あ、あの奥の点は・・・
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神のご加護を祈って下さってます。
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石像も感心してます。「うん、いいこと言うなぁ・・・」
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高い入場料の価値、あります。素晴らしく美しい大聖堂!さすがは英国国教会の総本山です!
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この、どなたかの棺ですが、棺の上に鎧を着けた騎士?が寝ています。この人のお墓なんでしょうが、実は足をワンちゃんの上に乗せているのです!
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「重いワン・・・」
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・・・と、接写してからふと顔を上げると、上品な老婦人がニヤニヤ笑いながら番長の顔を見てる。キャッ、恥ずかしい・・・
「あなた、犬が好きなの?」
「ええ、それにこの表情がいいなあって思って」
ニコニコとうなずく老婦人。みんな、思うことは同じね。
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「俺たちの仕事は祈ること、祈ること。」
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地下聖堂もありました。
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こちらはトーマス・ベケットが暗殺された場所です。その死後、さまざまな奇跡が起き、彼の遺骨は不治の病を治すと崇拝されるようになり、カンタベリーはイギリス屈指の巡礼地として賑わうようになったのだそうです。by地球の歩き方。
番長はそれよりも、わざわざ剣の先を赤く塗って展示してる所にイギリスの趣味の悪さを見ました。グロ好きだからね、イギリス。
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一通り見終わって外に出ると、先ほど説教してくれた神父さん?牧師さん?がいました。
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さて、お次は先ほどの西門へ。さっきはお昼休みで開いていなかったのです。同じ道を行くのもナンなので、ちょっと遠回りする事にしました。

・・・。

遠回り・・・する時は、自分の身の程をわきまえてからにしようよ、番長。

一人旅好きなくせにいつまでたっても方向感覚が身につかない番長。見事に迷いました。ここはどこ・・・私は誰・・・さっきの道を行っていれば5分で着くはずが、もう10分以上もウロウロしてます・・・狭い城壁内を・・・

い、いや、決して迷ったわけじゃないの。こういう素敵な景色を見たかったのよ!
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カモよカモ!カモが見たかったのッ!!
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可愛いおうちが見たかったのッ!
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あー、やっと西門が・・!と思ったら、そこは「北門」と書いてある・・・パニクって、いきなり左に曲がる番長。ああ、そこを道なりに行ってれば西門だったのに!
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ほら、こういう素敵な景色が見られたからさ、良かった、ってことで・・・
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負け惜しみじゃないけど、本当に素敵でした。川がある町はいいですね。
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やっと西門に到着。門の上に昇ると、カンタベリーの町が見渡せるのです。でも、大した眺めじゃなかったかも。というか、塀で囲ってあってほとんど見えないのだ・・・^^;150円くらいだからいいけど、期待しすぎない方が良いです。
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お次は聖アウグスティヌス修道院跡へ。しか~し!なんと、お休みで中に入れない・・・!地球の歩き方に騙されました。わざわざ城壁外までテクテク歩いたのに!くそーくそー。
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城壁内に戻る途中で素敵な門を見つけました。が、なんだか分かりません。
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こちらは城壁です。奥に大聖堂が見えます。青いお花が超きれいです。
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お次はローマン博物館です。ローマ時代の生活の様子が展示してあります。イギリスにローマは合わないなぁ。不思議な感じ。でも、ここの地下からはローマ時代のモザイクも発掘されています。
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「あ~オレって、一生、サンダル編んでんのかな~」
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「ぼやくな。オレだって一生オイスター炒めてんだ。」
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(注:ここはまじめな博物館ですのでそんなセリフは書いてません。)
入場料500円くらいしたのですが、ちょっといまいちでした。

一通り観光して、時間が余りました。お腹も空きました。ということで、近郊のチラム村に行くことにしました。バスもありますが、電車が便利なので、西駅へ。

今回、事前リサーチをした時、西駅のそばにあるファーマーズ・マーケットのレストランが美味しい!というブログ記事を見つけたので、そこに行ってみる事にしました。こちらです。
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こぢんまりとした屋内市場ですが、いちおうレストランと、農産物、畜産物、海産物が並べてあります。が、レストランはちょうどお休みの時間。残念・・・!ということで、屋台?で出ていた、ラザニア&タルト屋さんで買い食いをすることにしました。美味しそうだったのです。ついでにタルト職人さんに、「作ってるとこの写真撮らせて!」とお願いする。しかも、正面からだと器具がジャマして顔まで撮れないので、わざわざ中に入って撮らせてもらいました(い、いや、職人さんが親切に招き入れてくれたんですよ、脅したわけじゃないですよ!)
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日本人だと言うと、「へえ~!?こないだ知り合いが日本に行ってきたんだよ!桜が綺麗だったって言ってたなあ」と。いいな~桜見たかった・・・

駅に戻り、電車で2つ目のチラム駅で下車。さて、ここから村までどうやって行けば・・・^^;
(繰り返しになりますが、イギリスの鉄道駅は町や村からかなりはずれたとこにあります。)

もちろん、標識も地図も、何もありません。番長の他にもう1人降りたおじいさんの後をつけることにしました。ああ、この人が村の住人でありますように・・・
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牛の群れを横目に歩くこと15分。村らしきものが見えてきました♪
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チラム村です。良かった♪
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午後4時半。辺りはひっそりと静まり返っています。
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地図はないけど、小さな村だから、なんとなくメインストリートも分かります。どんどん歩いていくと、聖メアリー教会が見えてきました。
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猫ちゃんがいます。
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「ぼく、この教会の守り猫だよ」
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「でも恥ずかしいから隠れちゃうのさ」
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教会には鍵がかかってて入れませんでしたが、窓からのぞくと、ステンドグラスが綺麗な教会でした。
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教会の裏手に周り、さっき買ったご飯を食べる事にします。このベンチが良いかな~
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いや、こっちの方が安定感すぐれてる。
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タルトのカスタードが超美味!採れたて卵つかってるのかな?マッシュルームのラザニアは、上にサボイキャベツの葉が載せてあります。こちらも超美味!!もったいないので、持ち帰って温めて食べる事にしました。2つで900円もしたけど、その価値、十二分にあります!
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だいぶ日も傾いてきたけど、旅はもう少し続きます。そして面白い出会いもありました。それはまた明日書くことにいたしましょう。
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by bancho55a | 2009-04-21 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

カンタベリー詣で・その2

誰ですか、前回の日記の最後に「続きは明日」とか書いたの。。。
なんかあの後、バタバタと忙しくなってしまい、ブログ放置しておりました。
あ、残念ながら、仕事が決まったわけじゃないです。つうか、このまま来年の1月(ビザ終了)まで、プーの予感、大アリなんですが^^;
遊びで忙しかったんですッ。もう遊ぶんですからッ、番長。←かなりヤケ
まあ、気を取り直してカンタベリー旅行の続きを・・・

遅いランチも終わったところで、教会を出て、チラム城を見に行くことにしました。
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こんな(とか言うな!)小さな村ですが、あるんですね~、城が。では、再度、地球の歩き方にご登場頂きましょう。

「チラム村は中世荘園の形式をそのまま残している。城主領地の門の外が広場となっており、その周りに家が集まる村のこと。広場を囲んで建つ木骨造りの家は中世に建てられた。チラム城の庭園は、イギリスでもっとも有名な庭師が手入れをしているという(入場不可)。」

ということで、こちらがチラム城の、雑魚ビアン様式・・・ってひどい変換・・・ジャコビアン様式の邸宅です。思いっきり逆光ですが。
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中には入れないのですが、ちょうど住人?が車で出てくるところだったので、前庭がよく見えました。
なるほど、城外の広場は、歴史のある可愛い家にぐるりと囲まれています。
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時が止まったかと思えるほど、静まり返った夕暮れ。・・・しかし、美しい緊張感をぶち壊しにするヤツがいます。
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「え、オレ?」
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そう、アンタだよッ!
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かかわりあってると、番長まで地べたで寝てしまいそうなので、先を急ぐ事にします。
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地球の歩き方によると「教会から10分ほど歩くと小さな湖や川、水車小屋などもある」のだそうです。そりゃぁ、行きたいじゃありませんか。たとえ地図がなくとも!番長がスーパー方向音痴だとしても!!(・・・絶対無理だろう・・・)

素敵なお家ですね~^^
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あれは何でしょうか?ミシン?水汲み機??
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この謎を解明しようとしただけで、けっして道に迷ったわけじゃありませんよ。

・・・さすがに地図がないと、はてさてどちらに行ったら良いものか困ります、うふっ♪
とりあえず教会に戻り、墓場へと下る事にしました。
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この墓地、超素敵じゃありません??墓マニアの番長、大満足。
こんなお花が溢れたお墓、いいなぁ~~(ウットリ)
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でも独身の番長が死んでも、こんなラブリーなお墓に葬ってくれる人はいません。こんな不況の世の中、共同墓地がいいとこでしょう。

さて、マジ困りました。見渡せど、川は全く見えません。とりあえず墓地を登ったところの小道を歩いてみる事にしました。小道は、家々の裏庭の外側を縫うように続いています。人一人やっと通れるほどの細い道。・・・
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と、ふいに、庭でタオルやデカパンなど、物干しをするおばあさんと目が合ってしまいました。ま、まさか人がいるとは・・・。しかもこの状況、かなり番長アヤしいです。住人しか通らないような道を、しかも墓場から上ってきて・・・。きょとんとするおばあさんに怪しまれないよう、「は、ハロ~」と引きつった笑いを浮かべます。さらに、怪しいものじゃない事を示す為、

番長「そ、そうだ、この辺に川がありませんかね?探してるんですが・・・アハハ」
おばあさん「川?ええと・・・川はちょっと分からないわね・・・」
番「あ、いや、川じゃなくても、池でも何でも・・・」
ば「池、池は・・・確か・・・ええと・・・」
番「つうか、この際、水ならなんでも」
ば「池じゃなくて、、、ええと・・・」
番「(つうか、私が怪しいものじゃないと分かって頂ければオッケー・・・)」
ば「そうだ、湖があるのよ、ええとね、この道をまっすぐ行って、それから左・・・あ、いいえ、右・・・ああ、車で行くと2分の距離なのに・・・歩く場合は、右・・・ええと、ちょっと、待っててね。」

おばあさんはデカパンと洗濯ばさみを手に、家の中に入ってしまいました。きっと誰かに聞きに行ったのでしょう。ああ、そ、そんな、おおごとにしなくていいのですぅ・・・

やがて、家の中からおじいさん登場。しかも両手に杖を持ち、よっこらよっこら、必死に一歩ずつ近づいてくる。ああ、番長の軽率なヒトコトで大変なオオゴトに・・・!(涙)

おじいさん「やあ、君は湖に行きたいのかね?」
番長「あ、はあ、あの、湖っつぅか、川っつぅか、ま、この際何でも・・その・・・モゴモゴ」
じ「ウム。湖はな、この道を真っすぐ行って、右に入って線路を渡り、・・・しかしアンタ、かなり距離があるよ?歩いていくのかね?」
番「はあ、時間はたっぷりあるんで・・・。どのくらいでしょう、30分くらいかかりますかね?」
じ「そうじゃのう・・・そのくらいかのう」

そこへ、家の中にデカパンを置いて、おばあさん再登場。
「あなたちょっと、この人を車で送っていってあげたら?」

いーーーいーーーいいいいいいですってばーーー!!(泣)

おじいさん「そうじゃのう、それもいいかのう、じゃ、行くかね?」
番「あの、マジで、ホントにいいですから。」
じ「なぜじゃ?君は湖に行きたくないのかね?」
番「いや、でも貴重なお時間を私のために割いて頂くなんて心苦しくて・・・」
じ「フン、いいからウチ入りなさい、さ、門を開けて、入ってきて。」

はあ。。。

おじいさん・・・両手に杖でやっと歩けるのに、車なんて無理ですよ~・・・
ため息とともに、とりあえず裏口からお宅にお邪魔する番長。キッチンにはおばあさんが待ち構えている。

おばあさん「あなた、ノドが乾いてるでしょ!」←有無を言わせない
番「は、はあ、ま、まあ。。。」
ば「さっ、レモネードでいい?さあさあどうぞ」
冷蔵庫から1.5リットル入りのペットボトルを出し、豪快にマグカップに注ぐおばあさん。
はい、いただきます・・・

ば「あなた、元はどこから来たの?」
番「あ、日本です。」
ば「まあそう?おじいさんはね、映画を観るのが好きで、日本とか韓国とかの映画も見てるのよ。」
え、脚が悪いのにどうやって・・・?
・・・という番長の疑問が顔に出たのか、おばあさんは
「コンピューターでね。ほらほら、あそこ見て、コンピューターがあるでしょ?あれで見るのよ。」
どうも、番長みたいな珍しいヤツが通りかかったのが面白くて、あれこれ話したいらしい。もともと話し好きのおばあさんのようだ。外見こそどーん!と太目の、スーザン・ボイルみたいな庶民のおばあさんだが、ニコニコ、生き生きと話す姿はなんとも可愛い。

ば「ちょっとおじいさん、早く車の用意してよ、この方、今日中にロンドンに帰らなきゃいけないのよ!」
じ「いやいや、この人はまだレモネードを飲んでるじゃないか、なあ?ところで、お前も一緒に行くかね?」
ば「あら、いいわね!ついてくわ!」

ということで、家の表玄関から外に出て、車に乗り込む3人。
ば「(番長に向かって)あなた、助手席に座ってね。私は後ろに。」
こちらは日本と違い、助手席が最も良い席なのです。

ば「私達はね、いつも、ちょっと5分でも、外に出るチャンスをうかがってるのよ^^」
本気で言ってるのか、番長への気遣いか。
確かに、車で5分も行かないうちに、湖らしき場所が見えてきた。

じ「あそこが湖なんじゃが、しかし、入口が分からんのじゃよ。ワシらはいつも、こっちの川沿いを歩いたりするんでな。」
番「あ、もうここで十分です、きれいな川ですねえ、じゃあここで・・・」
じ「いやいや、何とかもうちょっと入口を見つけてみよう」

来た道を引き返す途中、向こうから別の車がやって来た。
じ「オーイちょっとちょっと、向こうの湖の入口がどこか、知らんかね?」
車「ああ、確かあっちの道沿いに行くとあるはずだよ。」
じ「そうかそうか、ありがとな。」

おじいさんはそこで窓を閉め、番長に振り返り、
じ「あいつらはジプシーなんじゃよ。だからよく知ってるんじゃ。」
番「えっ、ジプシー!?」
あまりに驚いたので、「ジプスィー?」と発音する所を、バリバリ日本語発音してしまった。
「ジプシー」と言っても、「ロマの民」ではなく、「放浪癖のある人」の意味で言ってるらしい。←それは番長のことよ・・・

湖に引き返すと、確かに中を歩いている人がいる。
ば「あら、私ちょっと聞いてくるわ。」
おばあさんは身軽に車を降り、「ちょっとすいませ~ん、あなたどっから中に入ったの?」
そこから徒歩1分のところにゲートがあったのでした。

ば「まっ、入口が分かっちゃったわ、ほら、何かと発見があるものね^^」
この人、本当に良い人だし可愛いわ。

じ「湖畔歩きが終るまで車で待っていようかね?」
そんなことお願いしたらバチがあたります。まあ、もちろんおじいさんも本気で言ってるわけではありませんが。

親切なおじいさんとおばあさんとはここで別れ、湖エリアに入る番長。かなり大きいです・・・。1周する時間はなさそうだけど、とりあえず途中まで行ってみるか?しかし、人気(ひとけ)が無くてちょっと怖いな・・・。
とりあえず歩き出す番長。危ない湖なら、あの夫婦も番長に湖畔歩きを薦めないだろうから、大丈夫でしょう。

まあしかし、この湖の美しいこと。
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横には川が流れており、こちらも美しいです。
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てくてくと湖に沿って歩き続けます。
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ふと見ると、「白鳥の湖」なのでした・・・
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誰もいないと思ったのに、案外と人がいるものです。これが「ジプシー」たちですね。湖畔に簡単なテントを張って寝泊りするようです。素敵!ああ、番長も男だったらやってみたかった・・・
ちなみに、こちらは釣りの道具だそうです。「釣り道具の写真撮ってもいい?」と聞くと、「もちろん!」と、相棒と犬まで呼び寄せたこの男。お前らまで写真に入れと誰が言ったか!(笑)
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白鳥が増えてきました。
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偵察の下っ端がこちらに泳いできます。
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偵察「やあ番長、食うもんくれよ」
番長「ねえよ」
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偵察「隊長、ねえそうですぜ」
隊長「ああ、あいつは貧乏だからほっとけ。」
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いけすかないですね、白鳥って。
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相変わらずテクテクと歩き続けております。だいぶ日も傾いてきました。それにしても、チラム湖、本当に美しい!地球の歩き方に載っていた場所と全然違うところに来てしまいましたが、素晴らしい結果となりました。なんだかたっぷりと、豊かな気持ちになります。
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どうやら、横に広がった形の湖の、長辺を歩きとおしたようです。半周したわけですが、スタート地点に戻る時間はなさそうなので、道路方面に戻る事にしました。駐車場を抜けると川が流れています。
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雑木林の中に、動くものが・・・
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あ・・・っ!!
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たいへん!感動の再会です!ウサー、ウサーッ!!
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「誰?ああ、番長か。」
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「静かにしてくれる?いま、食べるのに夢中。」
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・・・ウサちゃんもいけすかないです。

気を取り直して、踏切を渡ります。ちなみに、踏切が鳴り出してから電車が来るまで5分も待ちました。準備早すぎです。
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なんと、そこから10分で駅でした。チラム湖は駅のすぐ裏手に広がっていたのです。知らなんだ・・・
また電車に乗って、カンタベリーに戻りました。ロンドン行きのバスを待つ間、近くの公園に行ったり、城壁の上を歩いたりします。なかなか素敵です。
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しかし、城壁内は、観光時間が終るとゴーストタウンのように全ての店が閉まり、非常に寂しくなります。妙な美しさがあって好きですが。
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また150円バスに乗り、ロンドンに戻り、長い1日旅行が終りました。盛りだくさんでとても楽しかったです。チラム良かった!それも、あの夫婦のご親切のおかげです・・・感謝!番長、もう2度と「イギリス人意地悪でサイテー」なんて言いません!(あと3日くらいは)
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by bancho55a | 2009-04-21 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

地元飲み

今日は、「リリーさん」と、ストレッタムのパブで飲みました。

番長の地元、ストレッタムは本当になぁんにも無い所なのですが、ピザの美味しいパブがあるのです。前回はリリーさんの地元で飲んだということで、今日はわざわざお越し頂きました^^

最初は屋外(いちおう「ガーデン」という名前はついているが土壌ゼロのウッドデッキです)で飲んでいたのですが、やはりこの時期は少々肌寒く、2杯目からは中で。ピザも注文し、リリーさんも美味しいとのコメント!うん、ここやっぱ本当に美味しい。番長もしょっちゅう食べたいのだけど、1人で食べきれる量じゃないので、いつも断念しています。

今日は夕方5時から飲み始めたので、まだまだ外はとても明るい。パブからはストレッタム・コモンの緑の芝生が見えて、とてもいい感じ。本当にいい季節になりました。

明るいうちから飲んだせいか、はたまたすご~く久し振りに飲んだせいか、かなり酔っ払ってしまった番長・・・。リリーさんとの話が面白くて、ついつい長い事お引止めしてしまいました。プーだとふだん、人と話す機会が無いし・・・^^;特に日本語・・・^^;ていうか、最近英語もヤバイ・・・^^;;;

酔いのせいとするのは失礼ながら、後半、注文のたびにお金を払っていた記憶も無いです。。。
リリーさん、すみません、これに懲りずにまた飲みましょう。次回はぜひ私のおごりで!^^;;;;;

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↓花の命は短くて・・・水仙は全部しおれてしまい、また庭の「雑草生け花」に戻りました^^;
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by bancho55a | 2009-04-18 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK