番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。


by bancho55a

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プラハ旅行

本日(1/30)でめでたくビザが切れる番長です。明日からは不法滞在になります(ウソ。申請中はビザ切れててもOK)。はよ~新ビザ来い~(却下されませんように・・・)

実は、年末年始にプラハに行ってたのですが、日記が書けないままになっとりました。ちょっと一段落したので、書いてみます。。。もう記憶残ってないんだけど・・・^^;

12月30日(火)
ヒースローからプラハへ。到着後、市バスと地下鉄でホテルへ。プラハではタクシーを使ってはいけないらしいです。ボラれるので。しかし、この切符を買うのに一苦労!ATMでイギリスの口座からチェココルナを引き出しても、紙幣しか出てこない。自動販売機は硬貨しか受け付けない。空港にはバスの切符を売るブースがあるが、係員がいない。バスの運転手から買うと割高。ということで、両替所で頼み込んで硬貨に換えてもらった。しかし、今度は3台あるうちの自販機のうち、2台が故障。

なんとかしてくれ~~!

しかし、その後はスムーズに行き、無事ホテルにチェックイン。今回は、987 Hotelという、住所そのまんまのデザインホテル。キーをもらって、部屋のドアを開け、あー疲れたぁ、、、あ、、、、あ;;;;あぁーー!?

誰かの荷物と上着がある!!

オーバーブッキング!?あわててフロントに引き返すと、スタッフはもちろん謝罪せず、他のスタッフに連絡を取ろうとしたり、他に空いてる部屋をひねり出そうとしたり・・・10分ほどあれこれやった結果、年末年始の込み合う時期ながら、何とか1室確保することができた。

さっきの部屋と比べてデザインがいまいち・・・だったが、シャワーの代わりにバスタブがついているし、最上階だし、窓からの景色もマシ。しかし、こんなことってあるんですね~。ホテルの自分の部屋って、自分以外はホテル・スタッフしか入らないから大丈夫、なんて思わず、貴重品管理はしっかりすべきですね!

もう夜も遅いし、外は死ぬほど寒いから「レストランを探して歩き回る」なんて死んでもやりたくないので、ひそかに持ち帰っていた機内食のサンドイッチを食べて寝ました。しょぼすぎる~。


1月31日(水)
プラハのホテルには、たいてい朝ごはんがついています。食後、いよいよ街歩き。観光王道コースということで、旧市街広場、天文時計、カレル橋、ヴァーツラフ広場(自由化の波、「プラハの春」が押し潰された場所)等を巡る。イギリスのスーパー、テスコにも行ったが、雑然とした感じ・・・。そこで激安シャンパンを購入。小さいボトルとはいえ、たった数百円・・・味が不安である。

美術館にも行きたかったが、さすがに大晦日ということで、どこも早めに終了してしまってた。日も暮れてきたので、夕飯を。Ambiente Pasca Frescaというイタリアンに行ったのだが、ここが雰囲気も良く、味も美味しかった。場所も便利なところにあるし、お勧めです。

でも、店のスタッフに「トイレはどこでしょう」と聞いたら、まず、「そんなものはない。トイレなんて作ったら、みんなうちに来て、オーダーもせずにトイレだけ使って帰っちゃうだろ?」と笑いながら言われる。「そ、そこをなんとか・・・!」というと、「ごめんごめん。その先の角を曲がって右のドアだよ」ということで、そのドア・・・って、CUCINAって書いてあるけど、これ、イタリア語で「キッチン」って意味じゃなかった?でもチェコ語かな?とか思いつつ、ジロジロ見つめ、、、ふと後ろを振り向くと、先ほどのウェイターが笑いをかみ殺しながら立っている。コラァ!この忙しい時に何度もからかうんじゃねえ!

というわけで、とても美味しくて良いレストランですが、ウェイターには気をつけましょう。

食後、ヴァーツラフ広場を通って帰ろうとすると、なにやら若者が集まって大騒ぎ。年越しコンサートをやっているようだ。現地の歌手が5組くらい、入れ替り立ち替り演奏している。後ろの方で見えない人のために、中間地点に大スクリーンまで用意されている。少し見ていたが、寒くてかなわないのでホテルに帰還。

TVをつけると、おお、さっきのコンサートが生中継。それを見たり、BBCでロンドンの年越し花火を見たりしていると、外でもパンパンにぎやかな音が。ホテルの窓から花火が見えるのだ!(かなり遠目だけど)。ということで、さっきのシャンパンを飲みつつ、花火鑑賞。安いわりに意外と美味しいシャンパン。この辺の旧東欧国はそういうものなんだそうです。

皆様、あけましておめでとうございます。(遅いよっ!)

1月1日(木)
日本と違い、元旦から観光地は普通にオープンしているので、早速街に繰り出す。まずは、ムハ美術館へ。フランス語読みの、『ミュシャ』の方が日本ではなじみあるかも。

ミュシャは番長が乙女時代、大好きだった画家。あの少女マンガみたいなロマンチックな画風に非常に憧れ、「きゃ~、こんな夢見る少女になりたい♪」と思ったはずだが成長したら番長になっていたが、まあとにかく、アールヌーボーのグルグルした優雅な曲線に非常に魅かれたんですな。

その後、実は彼はスラヴ民族の誇りを捨てず、パリでの成功を捨ててチェコに戻り、後半生はスラブに捧げる絵を描いたということを知り、「おお、気骨ある人なのね」と思ったりしたが。

今回の美術館訪問でも、昔憧れた乙女的ポスター絵画に改めてウットリしながらも、晩年の絵画にも魅かれました。そして、ミュシャの人生をたどるビデオを見て、また感銘を受ける。チェコに戻ったミュシャは、「民族の復興は、その民族独自の特長のもとに行われるべきだ」といったようなことを言っており、深く同意した。

彼が20年かけて描いた大作「スラヴ叙事詩」は、残念ながら展示施設と遺族側との行き違いにより、倉庫に眠っているようです。プラハにあれば、何としてでも見たかったのに・・・。

小さな美術館だから、1時間もあれば終わるだろうと思っていたが、結局、細かい説明も全部読み込んでしまい、外に出るともう日が暮れ始めている。冬至が終わったばかりとはいえ、日が短すぎ。

しかし、日が短いおかげで、今晩は6時から新年の花火を堪能できるのですな。まだ1時間以上前だというのに、モルダウ川沿いには、既に人々が集まり始めている。ということで、良い場所をゲットし、待つこと30分。

しんしんと・・・

寒い・・・

人ごみと熱気も何のその、足下から上ってくる冷えと、全身を取り巻く冷気。確実に気温は零下。何とかしてくりゃー!しかし私には、日本で買ってきたホッカイロがある。イギリス人に見せたら「あー、スポーツ用品店で売ってるよ」と鼻で笑われたが、24時間の持続力とマツキヨでの激安プライスを告げると驚愕の表情を浮かべていた。そう、日本はすごいのだ。

やがて花火開始。なかなかきれいでございました♪
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その後、旧市街広場へ。新年明けまではクリスマス市が立っています。いい感じ♪ほのかに甘いパン生地を、長い棒にグルグル巻きつけ、火であぶって焦げ目をつけ、ドーナッツ状になったお菓子?を売っている。焼きたてのほっこりした甘さが、寒い中嬉しいです♪
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さて、夕ご飯でも食べよう、とレストランへ。あまり選択肢が無く、Pravdaという中級レストランに入ったのですが、これが大失敗!グラスシャンパンを頼んだが、どうも味からして、前夜飲んだ激安ワインと同じ。まあ美味しいからいいけど。そして、前菜は美味しかったのに、その後のメインが最悪。まず、温かい料理なのに温かくない・・・なんでよー!作り直し(といってもチンしただけだと思うけど)してもらったが、美味しくない・・・。食べられない味ではないけど、この値段でこの味!?という、完璧にoverpriced。おまけに、気取った雰囲気のわりに「現金払いなら10%ディスカウント」とは・・・!たぶん、その売上は申告してないんではないか、という穿った見方も・・・。


1月2日(金)
さて、今日はプラハ城へ。有名なカレル橋を渡り(フランシスコ・ザビエルの像があったりします)、ひたすらテクテクと歩いていくと、おお、高台に城が見えてきたぞ。

ちょうど正午の衛兵交代の時間で、雪がちらつく中を見守る。それから城内見学。聖ヴィート大聖堂でミュシャの美しいステンドグラスを見たり、王宮、美術館、黄金小路など、一連の建物を巡るが、一番良かったのは「プラハ城についての展示」でした。博物館みたいなもんです。美術館最悪でした。行く必要なし(まあ、個人の好みによると思うが)。

城を出ると、もうまた日が暮れている。うう・・・ということで、夕食を。カレル橋のたもとにある、U Zlatych Nuzekというところへ。ぶらぶら歩いてて見つけたところで、しかし小さなホテルに併設のレストランということで、全く期待せず「安いし、チェコ料理あるし、いいか~」と思っていたのですが、これがなかなかヒット♪

チェコのビールは世界一、と言われるほど美味しいのですが、ビールをたのんだところ、「クリスマス特製ビールはどう?」と薦められる。黒ビールとのハーフ&ハーフみたいです。これがねー、美味しかった!

前菜のスープもしみじみと美味しかったし、
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メインの、典型的チェコ料理「豚肉、燻製肉、クネドリーキ、ザウアークラウトの甘煮」が、これまた何という美味しさ!お肉はどちらも美味しいし、ザウアークラウトったら、これまで食べた中で一番の美味しさでした!
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そしてデザートのアプフェルシュトゥルーデル(アップルパイ)。まあ、これは普通でしたが。
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こんなに飲んで食べて、1人2000円程度。大満足でございます。
外に出ると、また雪がちらついている。ガイドブックに「雪の降りしきるプラハが1年で一番美しい」と書いてあった通り、それはそれは美しい光景でございました。
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1月3日(土)
朝一の便でイギリスに戻りました。雪で飛行機飛ぶのか心配だったけど、何とかOK。

33ヵ国目の海外は初の東欧でした(クロアチアは中欧だそうです)。最初は、1つの街に4泊5日は長いかな?と思ったけど、いえいえ、足りないくらい、見所の多い街でした。
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by bancho55a | 2008-12-30 00:00 | 08.12 プラハ

最近の出来事・その3

12月21日(日)
元ハウスメイトのKちゃんの家に、TVアンテナをもらいに行く。
そう、苦節2年と4ヵ月、イギリスに来て初めて番長の部屋にテレビが!!一般人の生活に一歩近づいたぞ!

KちゃんはTVを2台持っていたのですが、引越しの際、そのうち1台を残していってくれたのです。が、アンテナが無くて今まで見られなかったのだ。Kちゃんに「どんなアンテナ買えばいいの?」と聞いたら、「あ、アンテナもあげるよ」ということで、無料でTVとアンテナ入手♪まあ、そのTVはもともと元ハウスメイトのハファが番長にくれると言ってたものなのですが、そのまま忘れ去られ、その後、いきさつを知らないKちゃんがもらい受けたらしい。で、1年後に番長の元にやってきたと(笑)

そんなわけでKちゃんの住む町へ。駅までアンテナを持ってきてくれたのだが、どうせなら一緒にご飯食べる?ということで、そのまま近くの怪しい日本食屋でテイクアウェイ(持ち帰り)を注文し、Kちゃん宅へ。前の家より家賃が高いだけあって、今の番長が住んでるとこよりずっと広くてきれいだった。

いろいろ話しているうちに盛り上がり、もう夜遅かったこともあって、そのまま泊まることに。1台のベッドに2人で・・・なかなかロマンチックです。ってどこがやねん。

翌日、Kちゃんは早朝から仕事だが、番長は午後からなので、いったん自宅に戻ってからまた出勤しました。


12月23日(火)
今の会社の部署でのクリスマス・ディナー。部署といっても、番長含め日本人たった3人なんですがね^^;

場所は日本食レストラン「漱石」。内装がとても素敵である。

えーと、注文は・・・この「スシ・セット25ポンド」にしようかな~と思っていたら、あとの2人が「じゃあ○○コースを・・・」って、それ、60ポンドもするんですが!!今のレートだと8000円くらいとはいえ、現金支払いだと、番長の場合250円レートなんで、1万5千円だよー!フルタイムの正社員なら出せる額でも、パートタイムの派遣社員には分不相応ですわよーー!!

・・・のはずだったが、気づいたら同じものを注文してた、アハ。まあ、この状況で1人だけ安いもの注文すると気まずくなるから・・・イギリス人相手ならできることでも、日本人相手だと気遣いが必要だし・・・

というのはもちろん言い訳で、せっかくだから食べてみたかっただけです、ハイ。^^

前菜から始まって、煮物、揚げ物、焼き物など、次々に料理が運ばれてくる。大変お味がよろしいですこと。と、ついお上品な物言いになってしまう、流されやすい番長。(いや、怪しい日本語だぞ)

いまいち満足できない内容の皿もあったけど、いくつかはしみじみと満足できる味だった。特に赤出汁と茶碗蒸しが絶品!!・・・いや、味噌汁が絶品って、、、番長の庶民性をあまさず伝えるエピソードになってしまうが、でも本当に、本当に美味しかったのです。スシとか刺身とか、魚介類も悪くなかったけど、ちょっとあっさりし過ぎ、コクがないような・・・って、刺身のコクって何よっ!?でもやっぱり、築地市場で食べた寿司と比べると・・・(比べるな)

あと、デザートの抹茶チーズケーキも絶品でした。こうやってみると、微妙な味のものが高評価ですわねえ。そう、こういう微妙な味って、こちらの日本食レストランではなかなか期待できないのよね、特に安いところに行くと、「はいはい、甘いタレでごまかしたなこのやろ」「てめえ、出汁が効きすぎなんだよ」と言いたくなることが多いので(注・自分の料理は棚に上げる。)

しかし途中、あと3皿くらいのところでなぜか料理がぴたっと止まってしまい、そのまま30分くらい放置されたのはなぜか・・・。耐え切れずにウェイターさんに
「すみません、この後デザートか何かがあったりしますか・・・?」と聞いたら、
「軍艦巻きがまだですね、すぐお持ちします」と去っていった。

「なんだ、分かってんならさっさと持って来いよ」

とつぶやいて顔を上げると、あ、あれ?前に座っている同僚2人が「こ・・・こわーい!!」と、手を取り合って怯えた目で番長を見ている。

どうしたんでしょうね、この方達?皆さんだって、こういうこと普通に言いますよね、ね?

まあそんなこんなで楽しい夕食会でした。


12月24日(水)
イブじゃないですか~♪♪って、番長にとっちゃ、毎年、何の関係も無い日だけどよ、フン。

この日は会社が半ドンなので、朝から出社、午後1時に終了。夕方になると電車の本数もどんどん少なくなるので、早めに帰宅しました。ら、ハウスメイト達がびっくりしてる。確かにいつも午前様の番長が午後6時とかに家にいたら何事かと思うのだろう、フフ。

そのまま、日本人の友達に借りた日本のマンガを読みふけって、イブの夜は更けていくのでした。・・・誰ですか、オタクのイブとか言ってる人は。


12月25日(木)
この日は、交通機関がほぼ完全に止まります。タクシーは3倍の値段になります。クリスマスにイギリス旅行を考えている皆さん、気をつけましょう。

イギリスでは、クリスマスは帰省して家族と共にご馳走を食べまくり、TVを見まくってのんびり過ごす日。そう、日本のお正月と一緒なんですな。なので、ハウスメイトのうち、トペと1階に住むディオンは実家に帰ってしまった。2階のヒューバートとディオンのカップルは、自分達でご飯を作って食べるらしい。ということで、ウェスト・インディーズ・フード(西インド諸島の料理。彼らはジャマイカ出身なので)のおすそ分け(豆ご飯、オックステール、魚のフライ、バナナ揚げ)を頂きました♪美味、美味。

先日、ウィリアムから「25日に姉がクリスマスのご馳走を作るから、食べに来ない?」と言われたのだけど、(うわー、面白そうだけどウィリアムの両親とか姉夫婦とかに会うのか~、しかも交通機関止まってるから泊まりか?しかも2日間も?・・・ゼッタイ、無理。)というのが正直な気持ち。ウィリアムも「でも、君は嫌だって言うかもしれないし、姉夫婦の子供も2人来るんだけど、、、」とボソボソ言ってたが、失礼な、番長が子供いじめるような人間に見えるか(否定しないけど)。

そしたら数日前にウィリアム母がひどい風邪を引いてしまい、うつっちゃうから・・・と、やっぱり行かないことになった。わーい。気は軽いが、さすがにどこにも出かけられないのはつらい。しかし番長にはいまや、強い味方がいる。TVだ。ということで、「マイ・フェア・レディ」だの「メリー・ポピンズ」だのハリポタだのといかにもご家族向けの懐かしい映画番組をぼんやりと観ていると電話が鳴った。

日本人のSさんからで、暇なら鍋食べに来ない?とのこと。「あー、私、交通機関止まってるからどこも行けないんですよー」と言うと、そんなの分かってるから車で迎えに行くと言う。わーい!

Sさんは海外?から来る友人と鍋食べる予定だったのだけど、食材を揃えた所で友人の来英が取りやめになってしまったらしい。「その代わりみたいで悪いけど・・・」と言うが、いえいえ、大歓迎でござんす。

ということで、高級車のお出迎えでSさん宅へ。一流会社の駐在員、といえば、そりゃあ超豪華マンション、鍋の具材だって、こっちでは珍しい牛肉の薄切りとか、えのきとかしいたけとかしらたきとか豆腐とか、ふだん番長の食卓には絶対のぼらないものばかり。

ワインでも買っていこうかと思ったが、クリスマスだから全ての店は閉まってるし、ワイン通で有名なSさんに滅多なものは渡せない。せめて・・・と、家に転がっていたベルギービールを持参したが、ひどく後悔する羽目になった。「有難う~」とSさんがビールを置いた棚の上には、戴き物の高級ブランデーや高級ウィスキーなんかがずらりと・・・ぎゃー恥ずかしいよう!

しかも、「良かったら鍋に入れて下さい・・・」と、日本で買ってきた柚子皮とすだちパックも持参したのだが、Sさんのところにはそれよりずっと高そうな柚子胡椒だの柚子ポン酢だのが置いてあって、こちらも出る幕なし。

せめて・・・と、「じ、じゃあお手伝いしますわオホホ」とキッチンに入り込もうとするも、Sさんの超・手際良い、流れるような手さばきの料理風景に「あ、かえって足手まといですよね、オホホ」と引き下がる有様。

鍋はちょうど良い味付けで超美味、シャンパンに加え、フランスのワイナリーから直買いしたコレクションの中から美味しいワインを頂き、とても満足なクリスマス・ディナーでした(何か違う)

帰りも送って頂いたのですが(誰ですか飲酒運転とか言ってる人は)、街はさながらゴーストタウン。クリスチャン以外が経営する店が1、2店開いてる他は、道の両側、真っ暗。クリスマスって本当にこんなんなっちゃうんですね・・・。


12月29日(月)
12月26日から、ロンドンはセール一色になります。今年は大不況なので、前倒し措置で、オンライン・ショッピングで24日夕方からセールを開始した所もあるようですが、一般的にはボクシング・デーの26日から。

といっても番長の住む郊外では、国鉄はまだ止まったままなので出かけられず、26日は自宅に引きこもり、27日、28日とセールに出かけました。ついでにオフィスに寄って、メールチェックと、ちょっと仕事(とも言えない内容だが)。今年は12/25~1/4の11連休で、オフィスもひっそりしています。

番長はいつも深夜までオフィスに居残ってるので、警備員さんと友達(それってどうなの・・・)。今日はちょっと暇なので世間話したりして。そしたら何とこの人、夜間は警備員をしながら、昼は大学で会計学を学んでいるらしい。

大学と言っても、ほぼ学位取得のみの機能の大学ですが、それでもなんて偉いの!?日によっては、朝まで警備員の仕事をして、そのまま急いで自宅に戻り、シャワーを浴びて大学に直行し、一睡もしないまま授業に出ることもあるそうだ。でもあと1年でコースが終わるから、頑張る、と言っていた。

帰宅してハウスメイトのヒューバートと話してると、こちらもやはり学校でITの勉強をしているらしい。「私はもともと電化製品の修理工だったからね、電気関係は強いんだ。だからITならやりやすいかと思ってね。授業は難しいけれど、自分がどれだけのことができるのか知りたいんだよ。」とのこと。月曜から水曜は午前9時から午後3時まで学校、そして毎日午後4時から8時まで働いているらしい。それでは収入が足りないので、奥さんのディオンが夜勤仕事(普段は日中の仕事だが、隔週で夜8時から朝8時までの勤務がある。病院かな?)で支えているようだ。

なんか番長の周り、働きながら勉強する人が多いな~。それもわりとトシが行ってる人が(←人の事は言えない)。うおー、みんな頑張ってるんだ、と刺激されて、自分も頑張るぞ~!と、新年を前にやる気が湧いてきました。

・・・というタイミングではございますが、せっかくの長い休みなので、明日から4泊5日でチェコのプラハに行ってきます。休み中、収入ゼロなのに旅行かよ・・・確実に自分の首を絞めてますが。新年からは幸先良くお粥生活が待っている事でしょう。

今年はいろいろとお世話になりました。拙文を読んで頂いて有難うございます♪

皆様、良い年をお迎え下さい。
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by bancho55a | 2008-12-29 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

最近の出来事 その2

12月15日(月)
今日は、バレエ「くるみ割り人形」を観に、コベント・ガーデンのオペラハウスへ。NGOのエンジェルで一緒にインターンをやっている日本人、Yさんからのお誘いでした。

世界3大バレエの1つ、英国ロイヤル・バレエ団ですが、この日の目玉はゲスト・プリンシパルの「ミヤコ・ヨシダ」。そう、日本人なのです!ロイヤル・バレエのプリンシパル(最高位)といえば熊川哲也が有名(今は違うかもしれんが)ですが、この吉田都さんもなのですね~。

チケットは22ポンド(3000円)、後ろから数列目の超安い席です。前の人の頭で見えなくならないよう、急勾配なのは嬉しいんですが、なんだか前につんのめって転がり落ちそうになる、恐い席でした。あと、舞台上の人物は豆粒だった、アハハ。

Yさんとは別々の席だったので、幕間にバーでちょっと飲む(のは番長だけで風邪気味のYさんはコーラだ!)。イギリスは階級社会ですが、バレエなんぞを観に来るのはミドルクラスより上なんでしょうか、皆さん着飾っとりますな。まあ、番長の座ってる安い席辺りにはふつーに毛玉がついてそうなセーター着てる人もたくさんいましたが。

吉田都さんですが、すごいです、すばらしい技術です(いえ、技術だけではないんですが)。ブレがない!舞台上で飛び跳ねても、他のダンサーと違って音がしない!同じ日本人として嬉しいですね~。思わず死ぬほど拍手して手と上腕がつりそうになりました。

カーテンコールの時も、メインの吉田さんが登場するとひときわ大きい拍手が。番長の隣の中年女性なんかその大拍手にびっくりして「She must be somebody.」なんつう間の抜けたコメントをしてましたが、おいおい、ちゃんと下調べしてから来いや!とメンチ切りそうになってしまいました。

鑑賞後、Yさんと軽いディナーを。Yさんはあと1週間で日本に帰ってしまうのです。こちらの大学院を卒業して、日本で良い会社に新卒就職が決まったんですな。社会人経験が無いのに、インターンでは社会人に負けない仕事ぶりはもちろん、すばらしい勘の良さと気遣いを発揮してたので驚きました。いまどきの大学生ってすごい!


12月17日(水)
この日は前出のYさんと、もう1人の日本人インターンKさんと3人で、Yさん帰国を前に食事会をしました。オフィスに行く日がばらばらなのもあって、インターン中に話をする機会がほとんどなかったので、盛り上がりました。居酒屋風の日本食レストランに行ったのですが、安くてびっくり。でも、安いのは嬉しいけど、味がいまいちで・・・。これなら自分で作った方がうまいかも・・・などと不届きなことを考えてしまったよ。


12月18日(木)
エンジェルで、午前中にスタッフ・ミーティング。それぞれ、自分の今やっている仕事内容を発表するのですが、正直、インターンが、それも日本の仕事をしてる人が何をやってるかなんて、誰も興味ない。なのでパスしようかと思ったのですが、Yさんに「番長さん、言って下さい!」と言われてしまい、しぶしぶ、というか、緊張しまくって簡単にまとめて話す。

すると、スタッフの1人が質問してくれた。といってもすごく簡単なことなのだけど、質問されると、ああ、興味を持ってくれ(るフリをしてくれ)たんだ、と、ちょっと嬉しくなるもんですね。その後も何となく皆の対応が違うような・・・。ほんとに、こっちは発言しないと何も始まらんのですよな。


12月19日(金)
今日は朝から「午後の会社」に出社。東京オフィスと電話会議があったのです。会議というか、私の進退問題について直接話すということで・・・。

ブログにも何度か書いていますが、私は今、派遣社員。本来なら9月に正社員になる予定だったけど、会社の方針が変わって、採用凍結になってしまったので、とりあえずそのままで、12月にもう一度見直し、ということになっていたのだ。

でも、最近の超不況を見ると、どう考えても正社員になるどころか、1ヵ月後に契約終了、となってもおかしくない。でもそんな恐怖は隠して、とりあえず派遣会社に、東京オフィスと交渉してもらうようお願いしたのだ。

そしたら、東京オフィスから、派遣会社経由でなく、直接話したいとのリクエストが・・・。げっ、もしかしてちょっとやばい!?と思いつつ、電話で話すことになったのです。

いやー、言われましたよ、超・厳しい内容を!!

まず、もちろん、正社員の話は当分凍結。たぶん来年一杯。そして、昇給無し!それどころか、「本当は3ヶ月とか半年毎に状況を見直ししたいんですが、そうすると、来年状況が良くなれば昇給も可能ですが、万一状況が悪化した場合、そこで契約終了となる可能性もあるんです。だから、昇給ゼロでも1年契約にした方が良いと思うのですが・・・」とのこと。

この条件で受けられるか、週末考えて返事を下さいとのことで。

でもね、週末考えても、結局答えは一つ、残るしかないんですよ。だって今、本当に仕事が無いから。既に派遣会社2社と直接話してそう聞いてるし、あと2社も、これまで時々仕事の紹介をしてくれてたのに、ここ2~3ヵ月、ぱったりと止まってしまったのだ。

こっちの日系銀行の友人にも聞いてみたけど、やはりこの状況は最低でも来年一杯は続きそうとのこと。それどころか、別の金融会社で、とうとう日本人の解雇が始まったと言う・・・!某部署で、日本からの駐在員を帰し、現地採用は全員解雇、だったらしい。そうなるかも、という情報は先日、派遣会社からも聞いてただけに、「うわ、やっぱり・・・」って感じでした。

そしてさらに、今の会社の東京オフィスでも、番長と同じ仕事をしている派遣社員の方が、年末で契約終了になったのです・・・。げーーっ。ってことは、居残りOKと言ってもらえたのはとても寛大な対応だったってこと!?(まあ、番長がもともと紹介予定派遣だったこともあるとは思うけど。)

また、いろいろと話していくうちに、ある特別措置を提示してもらい、それがうまくいけば(だめになる可能性もあるが)、まあお金の話ですが、昇給分くらいにはなりそうな感じ。それもとても寛大な措置だと思うので、来年もこのままで続けることにしました。

でも正直、大ショックですよ~。正社員と派遣社員では、あらゆることが違うもの。解雇が簡単なだけじゃなく、福利厚生面はもちろん、この年末の休み中だって、私は4日間無給だけどあとの2人の同僚は有給だし、1年後、また正社員になれなければ、その時点でビザ終了、強制帰国=仕事も失うことになるから。まあそれはある程度覚悟してるし、もともと私の今の仕事でビザをもらうのは、たとえ正社員でも至難の技なんですけどね。

意気消沈したまま席に戻ったものの、このやり場のない怒りと悲しみ・・・同僚はもちろん、誰にも、どこにもぶつけられない。だからブログで発散してるわけですな、ハッハッハッ。ということで、モチベーションがゼロのまま、エンジェルに出かけるのであった。

今日、エンジェルではインターンYさんのロンドン・オフィス最後の日。私の方が先に帰るので、エレベーターホールまで見送りに来てくれた。「4月からの会社でも、番長さんみたいな先輩がいて欲しいです・・・」という感動コメントと共に目が真っ赤。そんな顔を見ると私もウルウルしてしまうではないか・・・。Yさんは今後も日本でインターンを続行予定。でも今まで辛い中、一緒に頑張ってきただけに、直接会えなくなるのは寂しいです。

で、また「午後の会社」に戻る。なんつう移動の無駄時間・・・。まあでも今日は仕事後、クリスマス・パーティーなのです♪

この不景気に何事だ!って感じですが、さすがに来年以降は、社員旅行や社食メニューもバンバン削減されるようですが、クリパはもう既に準備手配済みなので、そのまま執り行われるのであった。

「ドレスコードは『キラキラ』だけど、なんか適当にちょっと良い服着てきゃいーよな」

と思っていた番長、あまりにも現実を甘く見ていました。

同僚がドレスも靴もこの日のために新調した、というので「ウェエエエーーーッ!?」と汚い驚きの言葉を発してしまいましたが、もう会社全体(注:女子に限る)が、5時頃からソワソワ。ていうか、トイレも、地下のジムの更衣室もシャワーブースも満員状態。みんな、着替えとるわけです。

えっ、着替え!?

会社着でそのままパーティーに行こうとしてた番長、目が点。

それでもこの日は、いちおうスカートはピカピカ光る一面銀糸のものです。えー、ANAYIのセールで7900円、、、えーっとあとは・・・ブラウスはマイアミの大セールでで3000円で買ったもので、インナーはデパート勤務の友達からタダでもらったもので、コートは15年前にビームスのセールで29000円、アクセサリーはやはり15年前に買ったチョーカーと、去年1ポンドで買ったピアスで、バッグはイギリス渡航にあたってS.Y子さんからのプレゼント(助かったよ有難う!)、ブーツは今年のセールで大特価5500円(だいたいパーティーにブーツ履いてくなよ)、タイツはこないだプライマークで買った1足90円・・・

なんと、全身で49000円・・・ええ、バッグ、アクセ、ブーツ含めての値段ですが、それがどうかしまして!?

どう見てもドレスだけでそれ以上金がかかってる人々に囲まれつつ、クリパ会場に向かう番長であった。

クリパ会場までは、会社から貸切バスが出たのですが(そのバス代を番長の昇給分に充ててくれ)、そこで隣の席になったのがデビッドというオッサン。何となく話しているうちに、人権NGOでインターンしてるトピックになってしまった。

このデビッドさん、仕事内容を聞いても「イノベーション」とか言われて、それはいったい何なのかさっぱり分からないのですが(たぶんITとか技術系の新システムの導入の検討とかかしら、と勝手に推測)、うちの会社に10年近くいる人であった。あとで社内情報で調べてみたら、ストラテジーの専門家。・・・うーむ、余計分からない。うちの会社に来る前も、4社ほど経験し、最後は自分で会社を立ち上げて売却してる。他にもあちこちで役員やったり(小さなとこですがね)、本も書いたり編集したり(紹介文を読んだが、ハイデッガーとかサルトルがどうのこうのでさっぱり分からんかった)と、幅広くご活躍のご様子。

で、その活動の一つとして、今でも途上国開発に関わっており、番長が人権だのNGOだのというのを聞いて、それなら、うちの会社の中で何かあるかもしれない、聞いてみたら?と薦めてくれた。

というか、昔の話なのですが、うちの会社の元社員ネットワークで、援助開発系の取り組みがあったらしい。かなりの人数が参加して大々的にやってたようなのですが、残念ながら今は休止中らしい。「えー、うちの会社って利益追及だけだと思ってたけど!」と言ったら、「ははは、ビジネスばかりじゃないんだよ」とのこと。

まあ、たとえ活動していても、番長は東京オフィスの所属なので、会議への参加とかはできないのですが、でも、そういう話をしてもらっただけでもすごく嬉しかったですね。特に、今朝のショックな電話があっただけに、「落ち込んでても仕方ない、何とか前に進む道を見つけよう!」とやる気が湧いてきたのでした。

こんなバスの中の偶然の出会いで、しかも今日のタイミングで・・・。何に感謝してよいか分からないけど、本当に感謝です。

そうこうするうち、クリパ会場に到着。今日の会場はNatural History Museum、はい、自然史博物館貸切でございます。
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あんなもん、借りられんの!?とびっくりだけど、非常に人気の高い会場らしく、実は、エンジェルがこないだ資金集めのパーティー(って何か悪い響きだな)をやった時もここを借りたのだ。インターンの番長は当然出られなかったけど。

うーむ、素敵でござんした、パーティー。まずは別室(廊下)で、おつまみとシャンパン。この時ぞとばかり死ぬほど飲みまくる番長。それからメインホールで着席ディナー。8人がけ位の丸テーブルで、前菜、メイン、デザート、そしてワイン飲み放題。うししー。
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食事はとても美味しかったのですが、あまりに大量で残してしまったのが悔やまれます。イギリス人ペロッと平らげてたけど。恐ろしいやつらだ・・・。

食事中に、「我が社のこの1年」みたいなビデオが流れる。超コメディ仕立てで爆笑、爆笑。イギリス人、やはりユーモアのセンスはすごいです。その合間に、隣席の女性達と世間話。ちょうどイベント担当の人たちだったので、いろいろと聞いてしまった。何でも、去年はチェルシー・スタジアム?でやったらしいのですが、サッカー、しかもチェルシーファンでもない限り喜ぶ人も少なかったらしい。自然史博物館は午後6時頃まで一般客を入れているため、その後、大急ぎで準備で大変だったとか。でも吹き抜けのすばらしい会場で、メインホールは恐竜の骨格が中央にどーんと配され、星をかたどったスクリーンや幻想的な照明で、雰囲気最高だったのでした。(実際には青基調の照明でした)
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食後、豪華抽選会(だが何も当たらず)、そしてバンド演奏でディスコ・パーティーになったのですが、今日はいろいろあってとても疲れてしまったので、悔いの無いようたっぷり飲んだ後、早々に帰宅しました。

ほろ酔い加減で家に帰り、さて、カギを取り出して・・・

「ギャーーーッ!!」

酔いなんてどこへやら、青ざめる番長。そう、今日はパーティーだから、かさばる荷物は会社に置いて・・・その、その中にカギが入っとるやん!!

今は~もう0時~♪終電とっくに出てるし。

タクシーで往復したら2万円くらいかかりそうだし。

あわてて家の2階を見上げると、おお、ヒューバートとディオンのカップルの部屋にまだ明かりがついている。慌ててヒューバートに電話。(こないだ、もしもの時に・・と聞いておいて良かった~!)

わけを説明すると、大笑いしながらヒューバートがドアを開けてくれた。

「でも、今晩はどうするんだい?」
「大丈夫、キッチンの椅子をつなげて寝るわ。」
「いやー、しかし・・・」

と言いつつ2階に上がった番長の頭に名案がひらめいた。

「そういやー、私の前の部屋って空き部屋のままじゃん!しかもベッドあるし。ここに寝るわ!」

ラッキーーー。

客用布団は自室にあるので、鍵が無いから持ってこれないが、ガンガンに暖房を入れるイギリスの家では、冬、掛け布団が無くても、コート着込めば寒くない。

また酔いが回ってきたので、枕も無いままどっぷりと朝まで爆睡。ちなみに、朝はヒューバートが早起きしてさりげなく玄関の鍵を開けてくれました。す、す、すまん・・・ヒューバート、いつも起きるの遅いのに。ごめんごめんと言ったら、「いや、僕だってこんなことになる可能性はある。その時は番長にお願いするかもしれない。人は助け合って生きていくんだよ!だからすまないと思わなくていいし、そんなに感謝しないでくれ!!」と、なんだか力説されてしまった。人生の大先輩(推定50歳)のヒューバートにそんなことを言われると、ははーーっとうなずいてしまう番長なのでありました。

ということで、最近の出来事・その3に続く(しかし長げぇな)
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by bancho55a | 2008-12-15 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

最近の出来事あれこれ・その1

このままだといつまでも現実に追いつかないので、ここ最近の出来事をまとめてみることにしました。

12月2日
ロンドンで働いている女性達で集まってご飯を食べました。その中に、去年、ロンドンで住む家を探していた時、内見で会った方がいてびっくり!ロンドン社会は本当に狭いです。


12月4日
朝からナショナル・ポートレート・ギャラリー(国立肖像画美術館)へ。ここは肖像画ばかり集めた美術館です。肖像画の良さというものを理解していない番長は全く興味なかったのですが、会社が特別にツアーを組んでくれたので、参加希望を出してみた。

が、「正社員でもないのに応募なんかしちゃマズイかしら~」とガラにもなく躊躇している間に、20名枠が満員御礼に・・・。うちの会社にそんなに美術好きがいたとはよ。

がっかりしてたのですが、その数日後に「行けなくなったからどなたかにチケット差し上げます」というメールが来た。やった!と申し込んだら、またもや撃沈・・・。

ところが前日になって、また「行けなくなったからどうぞ」メールが回ってきた。電光石火で返信したところ、見事にゲット♪

しかし相手が番長のいるオフィスでなく、メインオフィスの方にいるので、ぎゃーチケット受け取れない~。「そっちのレセプションに預けといて」と頼んだら、それはできないのでメールルームに置いておく、との連絡が来た。

ということで、異常に早起きしてメインオフィスへ。確か私のセキュリティカードではこのビルに入れないはず・・・と不安だったが、最近機械が変わったらしく、すんなり入れた。わーい。そのままメールルームに行くと、おお、私宛の封筒が♪

そのまま徒歩で肖像画美術館へ。ツアー参加者はホールに集合し、学芸員の案内に従って、自分用の丸椅子持参で館内ツアー。1つの絵につき5分くらい説明するので、椅子に座ればゆったり説明を聞ける、というわけだ。

今まで興味なかった肖像画だが、解説付きで見るとかなり面白かった。描かれている人物の背景や、その時代の画法の特徴、そこから見えてくる当時の文化や社会など・・・。1時間ツアーの最後に、案内してくれた学芸員に「実は今まで、肖像画って写真と同じじゃん~と思ってたの。それぞれの絵にこんなにストーリーがあるとは思わなかった。本当に面白かったよー」と言ったらとても喜んでいた。こうしたツアーは一般向けにも週2回やってるそうなので、またぜひ行ってみたいです。


12月6日
今日はロンドン人にとって、クリスマス前の買い物日。150万人の人出がある、と警告されてたにもかかわらず、どうしても必要なものがいくつかあり、買物に行ってしまった。
目抜き通りのオックスフォード・ストリートは歩行者天国になっていたが、それでも人があふれて大変な状態。また、景気対策として、12月1日からVAT(付加価値税)という、消費税みたいな内税が、17.5%から15%へと2.5%引き下げられたこともあり、各店の値段表示には、あわてて修正したっぽい値札が並ぶ。

冬用のタイツを補充しようと、激安服店のプライマークに行く。タイツが3足1.94ポンドとかだったかな、とにかく安い。きっともともと1.99ポンドだったのを、VAT分2.5%、10円下げたんだろう。品質は最悪だけど、1足90円の値段には抵抗できず、レジに並ぶと・・・・ううぁあ、50人くらい並んでる。店内の他のレジ2ヵ所にも行ったけど同じ状態。ちなみに、1ヵ所につき、レジ10台くらいあるんですがね。

その後、フフフ・・・VAT分値引きの恩恵を受けるぜ!とスーパーに行くが、こちらでは何と1ペンス(1円)しかお得になっていない!なんでやねん!と、買ったものをチェックしたら、ほぼすべてが生鮮食品だった。番長のような貧乏人対策として、生鮮食品に税金はかからないのです。なるほど。1ペンスは、電球60円の税引き分であった。アハ。


12月7日
元ハウスメイトのKちゃんから、ご飯を食べようとのお誘いが。鴨の美味しい中華屋、フォーシーズンズに行く。サービスは悪いが味はとても良い。2回も行ってるのに、実はここで鴨を食べたことなかったんです。ということで注文。うぎゃーーーっ、うまい!すごい脂身だけどそれがうまい!ガツガツ食ってしまった。

Kちゃんも派遣社員だが、今後の契約については、私と同じくはっきりしないらしい。今は本当にどこも大変なのですな。


12月12日
会社でプチ・クリスマスパーティー。何がプチかというと、本当のクリパは来週なのだ。今日は、うちのオフィスの社食でのささやかなパーチーである。といってもシャンパン、マルドワイン(スパイス入りホットワイン)、ビールワイン飲み放題、おつまみ食べ放題。わーい♪と思ったが、おつまみが異常にまずくてがっかり。社食の食事はいつも美味しいのに、いったいどうしたんでしょうか。

こういう飲み放題はうちのオフィスで2週間に1度開かれているのだが、今日はいちおうクリスマススペシャルということで、コーラス・グループを招いたり、海外往復航空券が当たるプレゼントがあったりとちょっとグレードアップな感じ。そして今日の目玉は、社員バンドによる生演奏!

・・・これが、超ヘタっ!!!

あまりにもひどくてびっくりした。聴くに堪えず、また、月曜日から引いていた風邪の熱が下がっていないこともあって(つうかこの演奏聴いてたら上がってきたぞ)、早々にパーティーを後にした。


12月14日
鮮魚で人気の日本食材店「あたりや」でセールをしていたので出かける。行くのは初めてです。小さな店だけど、魚類の充実ぶりは・・・♪
超貧乏な番長なのに、何かに憑かれたように、いくら、数の子、銀むつ粕漬け、イカ、タコ、塩辛、こんにゃく、白滝、ラーメン、海苔など、恐ろしい量の買い物をしてしまった・・・。それでも今日は全品2割引、円高も手伝って何とか5000円以内に収まってホッ。ちなみに、日本食レストランでこれだけ食べたら、この3倍はとられるだろう。

しかし、『日本』でしたわ~、ここ。鮮魚売ってるおじさま達も、日本の魚屋さんみたいなダミ声で陽気に商品紹介。

「はい、1パック○○が、今日は2パックでこの値段だよ!」

番長が躊躇していると

「奥さん、これ本当に美味しいよ!」

お、おくさん・・・。そんなこと言われたらつい

「あら、じゃあいただくわ」

ふだんとかけ離れた言葉遣いをしてしまうのはなぜか。

イカタコ買えば「刺身用に切りますね?」なんてサービスがつくし、なんだか妙に懐かしい雰囲気に包まれながらお店を後にしたのでした。

帰宅後、さっそくイカタコイクラ三昧どんぶりを。

「おいっっっっっっっっっっっすぅい~~~!!!」

近年(=2年間)まれにみる幸福感、充足感。マジで、マジで、本当に本当に美味しかった!!特にイカ。(タコはちと味が薄いような・・・)

まだ風邪が治りきらず、食欲ゼロ、何を食べても美味しくなかったこの1週間がウソのように、本当に美味しかったです。良かった~、風邪治ったのね、と、翌日サンドイッチを食べたら

「うぎゃーまずい!うぅ、気持ち悪くなってきた・・・」

ケチで有名な番長が半分捨ててしまった・・・。風邪は治っていなかったのです。その後も1週間、食欲と「うまい」という感覚がゼロの日が続きました。でも日本食だけは食べられたし、美味しいと思ったんだよね。

やっと昨日全快し、普通に食べられ、洋食も美味しいと感じられるようになりました。今回の風邪は会社も2日間休んだし、本当に辛かったです。

「最近の出来事・その2」に続く・・・
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by bancho55a | 2008-12-04 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK

今できることをやっていこう

去年の12月1日以来、3ヵ月ごとにリセット期がやってきます。

3ヵ月ごとにこう、オリのようなものがたまってくるんでしょうか、頭も体も重くなって先に進めなくなり果てたところで、タイミング良く誰かに会う機会があり、悩みがゼロになる時が来るのです。

いや、ゼロにはならないですね。悩みはまだまだそこにあるのですが、とにかく、今の、この状態から1歩先に踏み出そう、という気力が湧いてくるのです。そして、悩みがゼロになるよりも、そういう気力が湧いてくる方がずっと大切なのかな、とも思うのです。

(などといいつつ、これを書いている12/23には既にまたドロドロしてきてますが~^^;)

この日は、派遣会社に登録に行きました。ロンドンには日系の大手派遣会社が4社あるのですが、そのうち1社だけ、登録しないままになってたのです。

問い合わせの電話をした時、タメ口きかれたから、というのがその理由。いくら私の声が幼いからって、いきなりタメはないだろ?社会人の常識としてどうなのそれ?ていうか、会社としてどうなのそれ!?と、ふだん幼く見られるのがコンプレックスの番長は逆上しちまったわけですな。(←それって声というより、精神が幼いんじゃ・・・)

でも今日行ってみたら、皆さんとても常識ある方だったので、あれは単に私が別の会社と間違えたのかもしれん。(実はもう1社、タメ口きかれたとこがあるので。)

まあそんなわけで、派遣会社へ。実は、ここの方と先日知り合う機会があり、じゃあぜひ登録させて下さい、ということになったのです。いま転職したいわけじゃないけど、派遣社員のままでいるのは不安だし、転職事情や自分の客観的価値(・・・すごく低そう)を知りたかったこともあって。

が、その方は直接の担当者じゃないので、まずは別の方と、自分の履歴や希望する仕事についていろいろと話す。

それからパソコンテスト。以前、別の会社でやった時は、英語の機能表現が分からず、我ながらマズい成績だったが、あれから1年仕事して、英語仕様のパソコンに慣れたせいか、ワード、エクセル共に満点でした。うふ。

その後、前にお会いした方からいろいろとアドバイスをもらった。

開口一番、「今の会社にいた方が良いんじゃないですか?」と、競合会社にしては意外なアドバイス。てっきり他を薦めてくるかと思いきや・・・しかし、それは番長が今の労働市場を甘く見ていたということでした。

とにかく、仕事が無いんだそうです。不況のため、新しい仕事はほとんどなく、今仕事についている人も当然動こうとはしないので。まだ日本人で解雇になった人はいないけれど、もしかしたら近々某社がやるかも・・・と。

実は最近、番長の親しい友人が解雇になり、ビザが無くなるため日本に戻らないといけなくなったので、その話をしたら初耳のようだった。確かに、日本と関わり無い仕事、関わり無い分野での採用だったからかもしれないが。

この友人の件は私にとってかなりのショックで、それがこの派遣会社に登録するきっかけにもなったのです。一緒にイギリスで頑張って仕事して生き抜いていこう、と言い合っていた人だけに・・・。ちなみにその人に解雇を伝えた上司も解雇、ということで、部署ごと無くなったのかもしれない。超一流会社で・・・本当に今、ロンドンの雇用状況は厳しいです。

知り合いの息子さんも9月にリーマンに就職してしまい、今また転職活動中だし、友人の友人も、やはりリーマンに転職した途端にあの状況だったとか。今年、大学を卒業して番長みたいなビザを取得した人達も、ほとんど採用先が無いとのこと・・・。たった1年差で、自分はラッキーだったのかもしれない・・・と思いました。

番長が今の会社にいた方が良い、というのは今お世話になっている派遣会社からも言われていたのですが、そりゃ、そう言うよな・・・と思っていたけど、他社からも同じことを言われると、これはもう本当にそうらしい。確かに良い会社だし、ビザ更新できるとしたらここしかないとは思うけれど・・・。もう、うなずくしかありませんでした。

話していて一つ嬉しかったのは、「今、派遣社員の状態で留められているけれど、それは会社の方針のせいであり、私の仕事ぶりが悪いせいではない、と言われてはいるのですが」と言ったところ、「それはそうでしょう。実はあの募集の時、うちからも1人、この人は絶対通る、と確信を持った人を出したんですよ。ところが不採用だったので。」と言ってもらえたこと。まあお世辞だとしても、少しは自信の足しになりました。(←自慢です。たまには自慢させて~ん)

しかしどんなにパフォーマンスが良かろうが、状況が悪ければあっさり契約解除になるのが派遣社員。でも、そこは悩んでも仕方ないので、割り切って今の会社で頑張っていこう、と、吹っ切れました。

万一契約解除になったら、その時はこの派遣会社にガッツリお世話になろうと思います。とりあえず、今できる限りのことをやっていこう、と新たに気持ちを切り替えた日でありました。
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by bancho55a | 2008-12-01 00:00 | 07.9- イギリス生活 UK