番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。


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バベル

遅ればせながら、映画「バベル」を見ました。これもメキシカン・コミュニティの主催。

話題になった映画なので楽しみにしてたのだが、終わってみて、・・・うーん、どうなの?と思ってしまった。

日本を題材にした他の映画に比べれば、オリエンタリズムもさほど感じなかったけど、でも菊地凛子の役どころが・・・。あれが日本でのみ公開される日本の映画だったら何とも思わないが、全世界公開の話題の映画、というのがちょっと気になった。

というのは、こちらで日本の女性に対する間違ったイメージがあるという話を聞いているから。元凶は昔の映画「愛のコリーダ」。ロンドンに住んでる子が、あの映画のせいで、たまに知らない人から興味本位の対応をされ、嫌な思いをしていると言っていたのだ。

私は田舎にいるせいか、これまでそういった嫌な経験は無いけど、それでも「こないだ日本映画見たよ。アベサダってやつ。」と言われた時は、さすがにちょっと気になった。純粋に映画トピックとして話してくれるならいいんだけどね。

聞くところによると、日本のAVビデオは海外、特にアジアで一大産業になってるとか。中国や台湾の子達も見てるそうだ。それも日本女性への偏見に影響してるような・・・。彼らと話してた時、「日本の女の子はNOって言ってもOKって意味なんでしょ?だってビデオではそうなってるよ。」と言われて暗澹たる思いになった。それは違う!と机を叩いて強く否定しておいたけど、そんな間違ったイメージが一人歩きしてるなんて恐ろしい・・・。

「バベル」では菊地凛子の複雑な心情もきちんと描いていたし、あのエキセントリックな行動がそのまま偏見を助長するとは思わないけど、それでも、初めて「ニッポン」の文化に触れる人にとって、これが日本女性の固定イメージになってしまったらどうしよう・・・と、つい余計な心配をしてしまう。以前、狐トムに「バベル見た?日本人女優が出てるんでしょ?どんな感じだった?」と言ったら、「うーん、見たけど・・・」と言葉を濁してたけど、そりゃ言葉に詰まるよね。

ま、取り越し苦労なんだろうけど。

ちなみにイギリス人に「バベル見に行くの。バベル、バ・ベ・ル」と何度言っても通じない。やがて「あー、ベイベル!」

・・・が、正しい発音だそうです。あらまあ。
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by bancho55a | 2007-05-31 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

ブルーベル鉄道の蒸気機関車

ウォーキングツアーに行ってきました。

イースト・グリンステッドという、ロンドンの南、ブライトンとの中間くらいの場所へ。クマのプーさんの故郷でもあり、近くのブルーベル鉄道には蒸気機関車が走っています。

まずは家の最寄のファルマー駅へ。この駅は朝晩は無人なので、車内で切符を買う。学割で往復3000円くらい。ブライトンで乗り換え、イースト・クロイドン駅へ。そこでまた乗り換え、イースト・グリンステッド駅へ。車なら1時間もかからない場所なのに、直行電車が無いので2時間もかかってしまった。しかもいったんロンドン近くまで北上してからまた南下してくるというムダ・・・。ここがイギリスの鉄道の悲しい所です。

イースト・グリンステッド駅に到着すると、既に日本人が十数人集まっている。皆さん感じの良い人達でホッとした。何となく隣の人に話しかけてみる。Tさんという、在英10年になる女性。同い年くらいかな??

ということでほぼ終日、Tさんと一緒に行動してました。サバサバした面白い人で、何となく気が合ってしまったのです。

この駅から、ブルーベル鉄道の最寄駅、キングズコートまで2時間のウォーキング。日本人らしく「お先にどうぞ・・・」とやってたら、Tさんと一緒に最後尾になってしまったが、これが良かった。しんがりに着いたのは主催者TYさんのボーイフレンド、紳士のマルコムさん。花の名前や鳥の種類などに詳しい。ということで道中、いろいろと説明してもらった。

それにしてもイギリスの景色は美しく、ウォーキングはとても楽しい。途中、マルコムが「これはキクラゲです。」と、枯れ木についてる不気味な黒色のものを指差す。さっそく収穫。・・・そんなことするのはビンボーな私だけだ!ということで、近々私が天国に逝ってしまったら、ああ、あれはキクラゲじゃなかったのね・・・と思ってください。

途中、見晴らしが良い場所でランチタイム。何と主催のTYさんがおにぎりをたくさん作ってきてくれたので、一つ頂く。感動する美味しさ、、、1年ぶりくらいかなぁ。他にも、参加者の方からかっぱ巻きみたいな差し入れが。うーん、日本人の遠足ですね^^

おにぎりをパクつきながらTさんの話しを聞く。日系企業の人事部にいるらしい。ということで、イギリスの就職状況について、いろいろ教えて頂きました♪やっぱ大変そうです・・・。

昼食後、今度はピーターというおじいさんと一緒に歩き出す。彼は主催者TYさんの友人で、パキスタンで働いたり、NGOで移民者の支援もしていたということで、いろいろと面白い話を聞くことが出来た。

そこへ、右手の林の奥から「シュポ~、シュッ、シュッ、シュッ・・・」という音が聞こえてきた。こ、これはもしや・・・

そう、蒸気機関車の音でした!

林の先に駅発見。でもちょうど汽車が行ってしまったので、そこのピクニックエリアで休憩する。Tさんとぼーっとしてると、小学生の参加者、Rちゃんが駆け寄ってくる。「ねえねえ、筆算できる!?」

ひ、筆算って・・・なんだっけ(笑)

この時ばかりはトシとったなぁ~と思った。「えーっと何だっけそれ?」と聞くと、「えー、書いて計算するんだよ、じゃぁRが教えてあげる!」

別に教えてもらわなくていいです・・・(^^;)

ということで、Rちゃん先生が作った計算式を黙々と解く私。フフフ・・・甘く見るなよ、こう見えても受験世代の申し子なのだ。ということで、すらすらと猛スピードで解いてく私に目を丸くするRちゃん「えーちょっと、すごいねー!」

・・・と、図に乗ってたら「ねえ、このケタ間違ってるよ!1+0=0ってなってる!」

あら、え、えへへ。。。すごい恥ずかしい間違いが・・・。

Rちゃんは両親と共にこちらに来て数ヶ月。日本人学校ではなく、現地校に通ってるそうだ。お母さんは最初、きっといじめられて帰って来る・・・と心配したらしい。ところが初日、『R、どうだった?』と心配して聞くと

『ウン、みんなに日本語教えてやった。』

と、堂々と答えたそうだ。そして、それ以来Rちゃんのクラスでは、出席を取るたびに『ジョン君』『コニチハ!』『メリーちゃん』『コニチワ!』と言う子が増えてしまったとか・・。たくましい子だ。いいぞ、頑張れニッポン!・・・まぁ、外国人が多いクラスだから可能なのかもしれないが。

・・・と話してるところへ機関車がやって来た。いい感じです。
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この鉄道は40年前に廃線になった後、有志が復活させたもので、働いてる人はすべてボランティア。そのせいか、活気があって暖かい雰囲気があちこちに漂っている。車内はクラシックでイスがフカフカ。「車内」というより、どこかの家の応接間に招かれたみたいだ。

たった3駅しかない鉄道。汽車はゆっくり進んでいく。車窓に広がるのは田園風景・・・。緑の草原でヒツジやウシが草を食み、ウサギやキジがちらほら見え隠れする。

やがて終点、シェフィールド・パーク駅に到着。ここにはナショナルトラストの庭園があるということで、行ってまいりました。ちょうどシャクヤクが満開で美しかったです。こちらのシャクヤクは、白、淡いピンク、ショッキングピンク、紫・・・とカラフルで、しかもジャングルのように絡み合って大木になります。
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そしてまた鉄道に乗ってキングズコート駅に戻る。そこから今度はバスでイースト・グリンステッド駅へ。行きに2時間かけて歩いた距離が、バスだと15分・・・。うぅーむむ。

イースト・グリンステッド駅で解散、だったのですが、ピーターが彼の家の最寄駅まで送ってくれるというので、お言葉に甘えることにしました。(他の参加者は全員ロンドンからで、わざわざ遠回りして帰るのは私だけだったので。)で、もともと主催者のTYさんとマルコム、友人のピーターは帰りにパブで1杯やろう、という計画だったそうなので、Tさんと共にご一緒させていただきました。

歩き疲れた後のビールはうまい!しかもマルコムさんのおごりです。そしてTさんがチップス(フライドポテト)をおごってくれる。これに塩と酢をかけて、ビールのおつまみに食べると・・・うーん幸せ!楽しい「1杯」でした。

その後、ピーターに送ってもらう。彼の家は、イースト・グリンステッドとブライトンの間にある、レッドヒルという場所。その駅まで車で送ってもらい(あ、あれ・・・飲酒運転!?)、行きよりずっとスムーズに帰宅できました。ちなみに切符は往復買っていたのですが・・・帰りの電車では検札が来なかったので、見せる機会がありませんでした(^^;)いいのかイギリスの鉄道!?

ブルーベル鉄道のオフィシャルサイトはこちら↓かすかにアヤシい日本語が素敵です。
http://www.bluebell-railway.co.uk/bluebell/lang/index_nih.html
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by bancho55a | 2007-05-26 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

紛争解決ワークショップ

前日のカンファレンスに引き続き、紛争解決のワークショップが開かれた。シャイな私はワークショップが苦手で欠席するつもりだったけど、紛争クラスメートのダニー(オーストラリアのオッサン)から「何で来ないんだよー!ま、いいよ、勝手にリストに名前入れちゃったから。」と意地の悪いメールが届いたので、恐る恐る参加することに。

後ろの方に引っ込んでよう・・・と思ったら、参加者20人くらいで大きな円になって座っている・・・。うぅ、逃げられないではないか。

AVP(Alternatives to Violence Project)という、紛争解決NGOのスタッフが中心になってワークショップを進めていく。全員で話したり、小グループに分かれてディスカッションしたり。ふだん交流の無い他学部の人や、学外からの参加者もあって、なかなか面白かった。

途中、身近な「紛争」経験について、4名ずつのグループに分かれて話し合い、そのうち一人の経験談をみんなの前で話す、ということになる。

平和で穏やかな私(^^;)は、他人と衝突した経験が無いから困ったわ~・・・と思い、あっそういえば、エムレイとトイレットペーパーの件でケンカしたなぁと思って、戯れに話を出したら、他の3人が興味を持ってしまった。結局、私の話を発表することに。

イヤーン (←「言いまつがい」風に)

だから、皆の前で発言するの、苦手なんだってばーー!

しかし容赦なく順番が回ってくる。もう開き直るしかない。「あのー、トイペの話で恐縮なんですが・・・」と言った途端、皆がくすくす笑い始めた。恥ずかしいワン。まあでもおかげでちょっと気が楽になる。なぜかそのまま爆笑のうちに発言終了。

その後、いろいろな紛争の解決方法について、別グループに分かれて話し合ったのだが、そのグループの発表の時にも「ぜひトイペの話を!」

・・・私はきっと「トイペ女」として、この20人の記憶の中に残るのだろう。

イヤーン

休憩時間に他の参加者と雑談していたら、ユニセフで働いていたと言う女性がいた。一緒に話を聞いていた子が、「え、すごい!どんな仕事だったんですか!?」とワクワクして尋ねたが、当の女性はとてもテンション低く「まあ、そうね・・・結局、国連でもNGOでも、正規職員になると普通の会社と変わりないのよ。きっとボランティアの人が一番やりがいのある仕事をしているわ。」とのこと。

「偉くなっていくと、上司と部下の板挟みでますます大変なのよ。仕事といえば報告書作成や人員管理の毎日。目を輝かして働いているボランティアの人たちを見て、空しい気分になることもあるわ・・・。皆から『ユニセフだなんて羨ましい、憧れるわ』と言われるけど、実態はそんなものなのよ・・・。」

一緒に聞いてた子はちょっとショックみたいだった。私もショックだが、確かに開発関連で働いている国連やNGOの人たちを見ていると、そういう仕事なのだということはよく分かる。その話をしてくれた女性とはディスカッショングループで一緒だったが、深い物の見方をする人だったので、言っていることはそのまま事実、それ以上でも以下でもないだろう。

まあ一般企業に勤めてれば、こんなの普通の話だしね。外から見れば華やかでも、現実はただのルーティンワーク。そこでどうやってモチベーションをキープしていくか、それがいつも問題だ。

ワークショップの最後に、「感想がある人はどうぞ。」ということで何人かが発言。最後にダニーが「○○と××が良かったです。それと、バンチョウが事前に『ワタシ、皆の前で発言するのがニガテ・・・』とか言ってたくせに堂々と自信を持って話してたのが嬉しかったです。」

あっクソあのヤロー!人をネタにしやがってぇ~!!
顔から火が出た番長でした。テメー覚えてろよ!


そうそう、「ほぼ日刊イトイ新聞」の「言いまつがい」、ご存じない方はこちらをどうぞ。
http://www.1101.com/iimatugai/archive_more070525.html
(情報提供者さん、有難う。おかげで勉強の邪魔になってます。)
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by bancho55a | 2007-05-25 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

宗教と和解

ウチの大学で「宗教と和解」というカンファレンスが開かれたので聞きに行った。

紛争授業のクラスメート、ダニー(オーストラリアのオッサン)から案内が回ってきた。ウチの大学には「正義と暴力研究センター」というモノモノシイ研究所があり、これは私の「人権コース」と、紛争授業のクラスメート達のいる「紛争・暴力・和解コース」に深く関係してる研究所。そこが主催したカンファレンスです。

他大学も合わせて12名の教授や宗教家を呼んで、宗教が紛争解決に果たす役割について、講演やパネルディスカッションなんかをするらしい。私の師匠(修論の担当教授)、ナイジェルが司会をするので、行っといた方がいいかしらん?と思って出かける。受付で緊張しながら「あ、あの、申し込みした番長と申しますが・・・」と名前を告げると、横から「フフ、アセってるー」と声が。は?と顔を上げると・・・

出たーーー、フォウク。

誰だよこんなパンクヒッピー女を受付に置いたヤツは!!

というわけで、なんかほのぼのとした雰囲気。300人も入る会場なのに、告知が行き届いていなかったのか、50人も来ていなかった。モッタイナイ・・・。私はヴァスカとフォウクの間に座って聞く。左にベルギーのパンク美少女、右にイギリスの正統派美少女。間に挟まれた私は・・・我ながら存在感ゼロ。というかマイナス。ブラックホールと化していた(涙)

ともあれ、第一部の開始。ナイジェルとロンドン大学の先生達が話した後で、第一部最後の講演者が登場。・・・あ、あれっ!?誰ですかー、こんな軽そうなニーチャン呼んじゃったのは!?
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壇上に立ったのは、そこら辺の芝生の上でくつろいでそうな、ヨレヨレのシャツを着た恐ろしく若いニーチャン(明らかに私より年下)。プレゼン資料も持たず、汚い字で書きなぐったノートの切れ端を手にしてる。こ、こいつ・・・講演の準備してないのか?

・・・といぶかる間に、「んじゃ、始めま~す。僕のは、今までの人たちへの質問形式で話しま~す!」と、おっそろしく軽々しく言い放つニーチャン。「えーっとまず、ナイジェル。○○××・・・」

びっくりした。どこからどう見ても軽々しい若造が、ズバッズバッと切り込んでくのだ。質問は「ほほーっ、そう来たか!」「ムムッ・・・こりゃ手ごわいぞ!」というものばかり。そして、講演者3人から答えを引き出したところで、それを自分の視点に組み込んでくるくるとキレイにまとめ上げ、完璧なスピーチにしてしまった。

て・・・天才!?

あわてて手元の資料を見ると、なんと!この若さで「プロフェッサー」の肩書きが・・・!!(ちなみに、イギリスの「プロフェッサー」は、なかなかもらえる肩書きではありません。)暴力コースの子に聞いたら、「うん、彼は天才よ。授業中も、どんな変な発言しても面白くまとめあげちゃうの。ホントすごい。」とのことでした。

第一部が終わったところで、質疑応答の時間。すると、客席中ほどに座っていた、眼光鋭いオッサンが手を挙げて話し出す。「今の○○氏の話の中で・・・」と、そこで、気を使った主催者側がマイクを向けようとすると

「いや、俺マイク嫌いなんだ。みんなーっ、聞こえるか~!?」

と怒鳴った。おお~。はい、よぉ~く聞こえます。笑いが漏れる。面白いオッサンだなぁ。質問も案外面白いし。↓こんなオッサン。というか、この写真はどう見ても30年前。もっとシワシワで髪も薄いです。
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・・・と思ったら、なんと第二部のトップバッターの講演者だった。えーっと、ロンドン大学(LSE)のティム・アレンっていうオジサンか。ふーん。・・・ほぉ。へえー。・・・なるほど!・・・・・ちょっとちょっとオッサン!面白い、面白いよあんたの話!

こりゃいい人見つけたなぁ、などと思っていたら、講演後、みんなが口々に「さすがはティム・アレンねぇ~」「あー、彼の話がじかに聞けて良かったわぁ~♪」と言っている。あ、あはは・・・ゆ、有名人でしたか。あとでT君に聞いたら、知ってるどころか、著書も持っているそうだ。フフフ、相変わらず無知な私(もう開き直るしかない)。

それにしてもねぇ。世の中にはまだまだいろんな世界があるんだなぁと思った。人権コースや開発コースにいるだけじゃこんなカンファレンス、経験できなかったから、ほんとに今学期、紛争授業を聴講して良かったなぁと思う。

午後のパネル・ディスカッションも無事終了し、その後はみんなで学内のパブへ飲みに行った。ここら辺のカジュアル・・・というか、ヒッピーっぽさはウチの大学ならではかも。バーカウンターでティム・アレンに「キミは何を飲むんか!?」と聞かれたことはしっかり後で、T君に自慢しておいた。←もともと知らなかったくせにね。こういうのを恥の上塗りと言います(笑)

とは言っても教授陣10人と飲むのは恐れ多い(というか席が無い)ので、学生達は隣のテーブルで。天気もいいので、屋外の芝生のテーブルでパラソルを広げて。夜6時でもまだまだ日は高く、いい雰囲気でバカ話しました。暴力コースの子達は、本当にみんな和気藹々で仲良し。全員留学生だったせいかな?とても楽しかったです。

その後、映画「パンズ・ラビリンス」を観に行ったのですが、それはまた明日書きます。
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by bancho55a | 2007-05-24 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

パンズ・ラビリンス

今日は穏やかに晴れてとても心地良い日です。
どっかの寮が大音量でレゲエ流してますが、それがまた良い感じ。

さてさて、5/24(木)は(ああ、いつになったらこの過去日記が終わるんだろう・・・)、皆で飲んだ後、映画「パンズ・ラビリンス」(牧神の迷宮)を観に行きました。

ウチの学校はメキシコ人留学生のコミュニティ活動が盛んなのですが、その一環で、毎週木曜日にメキシコ・スペイン関連の映画上映会があるのです。ま、上映会っていっても、有志がDVD借りてきて大学の階段教室で流す、というものなんですけど。

紛争授業で一緒のAちゃんと一緒に会場へ。・・・っと、その前に夕食を・・・ちょうどそこら辺の芝生でBBQ臨時ショップ?があったので、ハンバーガーを焼いてもらってテイクアウト(・・・ってアメリカ英語か。イギリスではテイクアウェイと言うらしい)。

Aちゃんとはほとんど話した事が無かったが、とても面白い子だということを発見!しかも沖縄好きらしい。うーん、一緒に泡盛飲みたいなぁ(イギリスには無いけど)。

ちなみに、紛争授業のクラスメート「眉ピアス」クリスティーナ(イタリア人)とアナ(スペイン人)が、既にこの映画を見たらしい。アナは「うぅ~、血みどろ映画よ~。それに最後が悲しいのー」、クリスティーナは「違う!ハッピーエンドよ!」と、・・・どっちやねん!

日本では今秋公開らしいので、ネタバレを避けつつ・・・。

今年のアカデミー賞3部門受賞作です。悪夢のファンタジーって感じかな?「不思議の国のアリス」をもっとグロテスクに、美しく、悲惨にした感じというか・・・。はっきり言って私、好みです。とっても。

現実世界と「幻想」世界が交互に出てくるんだけど、「幻想」世界は本当に美しい。ちょっとグロいけど、そこがまた素晴らしい。ただねー、現実世界が残虐で・・・。拷問シーンとか、痛そうなシーンがいろいろ出てくるんだけど、普通、ギリギリまで映して、あとは想像にお任せ・・・ってなるじゃない?それが、そのもうあとちょっと先まで見せるのだ。あれはやめてくれ~!何度も顔そむけたよ。

でも現実世界の舞台は、フランコ政権下のスペイン内戦時代。こういう残虐さが日常茶飯事だったのは、スペインの画家、ゴヤの絵を見れば確かに良く分かります。そして、ゴヤの「黒い絵」シリーズが好きな私・・・そりゃこの映画好きかも。(でも残虐シーンは嫌い!)

最後は・・・なるほど、アナの言う「悲しい」とクリスティーナの言う「ハッピーエンド」と、見る人によって解釈が分かれそう。私はハッピーだと思ったけど・・・。

あまり詳しく書けないのが残念ですが、ぜひ観て下さい。あ、でも子どもと繊細な人には不向きです。あまりにも残虐です。
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↑このシーン、かなり好き・・・。特にあの化け物が・・・って言うと友達無くしそうなんだけど(^^;)でも残酷で気持ち悪い一方、コミカルだと思うんだけどなぁ。監督は絶対笑いを取ろうと思ったはず!・・・え、違う?
ちょっとナルニアの「朝びらき丸、東の海へ」に出てくる情景を思い出す。
http://www.panslabyrinth.jp/main.html
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by bancho55a | 2007-05-24 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

ディスコース

そろそろ修論のアウトラインの提出日。ということで、英語コースの先生アリスンに英語&内容をチェックしてもらいに行った。

さすがは私の師匠(修論の担当教授)、ナイジェル。彼のアドバイスに沿ってアウトラインを作成したおかげで、英語はダメでも内容はばっちりのようだ。

「面白そうな内容ね!こことここは直して。この単語はどういう意味で使ったのっ!?」
「アア、アーウゥー、えっとこういう意味です。」
「そっ。じゃ、こっちの方がいいわ。こう直したらっ?」

アリスンはいつも、まるでケンカ吹っかけてるような、迫力ある早口でしゃべりまくる。言い方も自信に溢れ、語尾はきっぱりと切る。必ず小さい「っ」で終わる感じだ。悪気でやってるわけじゃ無いんだろうが、ついせかされてるような気分になって、こちらもかなり切羽詰った受け答えになってしまう。

それにしても、相談時間が余ってしまった。

「他に質問はっ?」

と、築地の魚屋のように威勢良く聞いてくるアリスン。その気迫にちょっと気おされながら「あ、ああぁうぅぅ、、あのですねえ、あっそうだ、『ディスコース』っていう単語の意味が知りたいんですが。」

そのとたん。

おおっ・・・!

あ、あのアリスンが黙った!奇跡だ!!

「フン、discourseねえ・・・、フーン。」

てっきり「それは××って意味っ!」とか、「辞書引け!」とか言われるかと思ったのに。まあ、辞書引いても分からないから聞いてるんだけど。

ちなみに辞書には、「対談、会話、論議、談論、講話、講演、講義、談義、論説、論文、論述、ディスコース(そのままやん!)」などと載っています(研究社リーダーズ英和辞典)。何となく感じは分かるんだけど、授業で頻出する「discourse」の使用例を見ると、どうもいまいちぴんと来ない。「NGO discourses」とか言われても、NGO対談?NGO講演?・・・と途方にくれてしまうので、ここで改めて聞いてみたのでした。

しかしさすがはアリスン、あっという間に復活。

「そうね、ちょっと説明しにくいけど、こういうことよっ。つまりね、○○ということに対して、誰かが論文を書くとするでしょ。すると、別の人が『いや、それは違うのではないか』と発言する。また別の人が『こういう見方もある。』と別の論文を書く。・・・そうやって出てきた○○に対する発言とか論文をひっくるめてディスコースって言うのよっ!」

おおー、なるほど。「つまり、顔と顔を付き合わせた議論じゃなくてもいいんですね?」
「そうっ、その通りっ!ただし、discourse analysisとなるとまたちょっと違うけどねっ!」

秋学期が始まって以来、このdiscourseという言葉には悩まされ続けていたが、やっと解決。ちなみにこのことをアンジェラに話したら、

「あら良かったわ。実は私も、何となく感覚では分かるんだけど、人になんて説明したらいいか分からなくて困ってたの。」

ということで、オックスフォード出のイギリス人もいまいち定義がつかめていないのであった。

ちなみにケンブリッジ英英辞典を引くと、
a speech or piece of writing about a particular, usually serious, subject:
a discourse on/upon the nature of life after death

と載っています。こっちの方が分かりやすいかな。
だからNGO discoursesなら、「(あるトピックに対して)NGOがこれまでしてきた発言や発表した論文など、一連の議論の数々」みたいな感じですかねぇ。

午後は留学生の為の学習スキル講座に出た後、一緒に出席してたインド人のススミータの家で紅茶とクッキーを頂きました。彼女は前に隣家に住んでいたのだが、その後別の寮に引っ越したのです。小さい頃、お父さんが日本からお土産に時計を買ってきてくれたけど、ホントは着物が欲しかったとか、TVを持ち込もうとしたらインドの税関で没収されてしまったとか、他愛のない話を聞きながら、初夏の午後はゆっくりと過ぎてゆくのでした・・・。
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by bancho55a | 2007-05-23 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

履歴書

大学院終了後、日本で就職するにしても、イギリスで寿司職人の道を歩むにしても、就職活動開始はまだまだ先なのだが(まあ、9月に修論を提出してからゆっくりと・・・なんて思ってます)、気晴らしに職歴の見直しをすることにした。

ということで、アポを取って大学の就職課へ。担当者が20分間、個人的にアドバイスしてくれるのです。(とはいえ、声が筒抜けでちょっと恥ずかしい #^-^#)

今回は取りあえずCV(履歴書)を見てもらいました。過去に企業やエージェント数社に提出しており、留学前にも高いお金出してカウンセラーに直してもらったものなので、大きな変更は無いだろうと思いつつ、昨夜、ネットの情報を元にああでもない、こうでもないと修正。これまで7社での就業経験(多過ぎ ^^;)があるので、修正にもあんがい時間かかる。

ドキドキしながら担当者に渡すと、一目見て「美しいCVね。」とお褒めの言葉。まあ、形式くらいしか誉める所が無いのだろう。というか、そこは元秘書、形式だけは非常にこだわるのだ!(でも、そこポイントじゃないからっ!!)

さすがに修正箇所はほぼゼロ。ただ、アメリカ式のCVだったので「イギリスの場合はInterestsという項目を追加して、趣味についても書くと良い」と言われた。日本の履歴書みたいね。アメリカの履歴書でそんなこと書いたらバカにされそうだけど。あと、ちょっと単調なので、読んでる人が面白がるように言葉を変えたり、チームの仕事内容について詳しく書いたりすると良い、といったアドバイスも。

これまでまあまあ名の知れた外資系数社に勤務してきたので、「これだけ大きな会社での就労経験が並んでるといい感じね。」とも言われた。しかし、最初に勤めた日本の会社名はあっさりスルー。い、い、一部上場企業なのにぃ・・・。やっぱ海外での知名度、限りなく低いらしい。

まあしかし、会社名は素晴らしくても私の英語力がダメダメな上に、就業許可も1年しかもらえないので、イギリスでの就活は前途多難。だいたい人権なんか専攻しちゃってるし・・・ぷぷっ。「まともな会社に入る気、ゼロでしょ?」「ハイッ!!」てな感じです。

まあでも面白かった。ちなみにウチの大学の就職課は、卒業しても2年間はアドバイスを受けられるそうです。今後ともお世話になります^^
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最近のオヤツ、蜂蜜(蜂の巣)。
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by bancho55a | 2007-05-22 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

ロバート・チェンバース・ワークショップ最終回

秋学期に、ロバート・チェンバース教授のワークショップに2回参加し、かなり感動したことがあった。今学期、続きで2回あったのだが、1回目がちょうどパリ旅行と重なって出席できず。最終回に参加できました。

前回からちょうど半年。6ヶ月って長いのか短いのか・・・?半年ぐらいじゃ人間、変わらないだろ?と思うのだが、何だかやっぱり変わるもんなんだなぁ、としみじみ思った。

ロバートの話は相変わらず面白いし、自分は相変わらず英語できないんだけど、半年前のような大きな感動を味わえなかった代わりに、英語できなくても何とかなるもんだ、というゆとりが生まれているのに気づいた。

まあ、それを「ゆとり」と取るか、「向上心の薄れ」と取るかは意見の分かれるところかもしれないが・・・。

ロバートの立ち位置は変わらない。どんなに偉くなっても、有名になっても、それがどうした?そんなことより、「偉く」なることによって物の見方が固定したり、視野が狭くなることに気をつけろ!と思っているのが良く分かる。常に私達の思考を柔軟にし、物事をいろんな面から見られるよう、導いてくれる。

多分、それに少し慣れてきたのかもしれない。だから以前のレベルの感動が得られないのかもしれない。それはそれで良いと思う。

英語は・・・。

以前は、小グループに分かれてディスカッションする時、みんなの言ってることが高度なので(英語も内容も)、かなり焦っていた。今はもう、以前のような「どうしよう・・・みんなの言ってることが分からない・・・」という不安はない。英語力も多少は伸びたし、この分野に関する知識もついてきた。誰かが発言した時に、その人が誰かの受け売りで物を言っているのか、自分の経験に基づき、自分で確信した意見を言っているのかも何となく分かる。

まあ、だからどうってわけでもないんですがね。それがゆとりなんでしょう。

それでも、終わってしまうのは寂しい。このワークショップは、他のどれよりも多くの学部から、多様なバックグラウンドを持つ生徒が参加していた。国際性もかなり豊かだった。そういう交流がとても面白かったし、この大学の良いところだなぁと感じたものだった。普通、「誰でも歓迎」のセミナーやワークショップでも、せいぜい3つくらいのコースの学生しか集まらないものだが、ここでは十数コースからの学生が来ていたから。

もうすぐ卒業なんですねえ・・・。
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by bancho55a | 2007-05-19 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

フィッシュ&チップス

この日は、「飢饉の理論化のパラダイム・シフト」という何のこっちゃわけわかんないセミナーへ。飢饉は私の勉強の範囲外だから行くのやめようかとも思ったけど、リスニングの勉強に・・・と思い、出かける。こういう時、学内に住んでて良かったなぁと思う。10分歩けばもう教室なので。

ところが、このセミナーが面白かった。確かに内容自体は私の関心外なんだけど、理論化の仕方とか、考え方の枠組みとかが、自分の論文にも応用できそうな感じ。何よりも、頭のいい人って、こういう風に物事を組み立てていくんだなぁ~というのが良く分かる。変な話、「美しい」組み立て方なのだ。理論に「美」を感じると言うのも不思議な話だが・・・いや、当然の話か。

こういったセミナーは、たいてい45分のプレゼン後、45分の質疑応答、あわせて90分で終了するようになっているが、今回は出席者もかなり面白がっていたようで、90分では物足りなさそうだった。ちなみに、参加者の6割は教授陣、研究者、博士課程の学生達。だから質疑応答もかなり面白い。

夜はスペイン語の授業の後、ブライトンに行く。アンジェラから「今日、友人達とご飯食べに行くんだけど、あなたも来ない?」と誘われていたのだ。「でも私、学内で8時までスペイン語があるから、それから町に出るとだいぶ遅くなっちゃうけど・・・」と言ったら「あら全然OKよ、先に始めてるわ。」と言うので、終わってからいそいそと町へ。最近たまに話す、フランス人のマリーもいるらしい。

レストランに着いてみると、何と12人もいたのでびっくり。アンジェラが「もうみんな食事終わっちゃったのよ・・・」と言う。そりゃそうだろう、もう9時近いもん。そんなの気にしないよ。ということで、隣家のIちゃんから誘われた別のパブに行くよと言ったら、アンジェラも何人かと一緒に来ると言う。でも何かちょっと、みんなの様子が変な感じ。

マリーに挨拶したら、「来てくれて嬉しいわ。でも何でこんなに遅かったの?アンジェラも心配してたのよ、皆で待ってたんだけど、7時半になっても8時になっても来ないから、先に食べちゃったの。」

・・・・・・。

あ、あ・・・、アンジェラーーー!!

出たよ~・・・健忘症が。

何で?なんでなんで、私がスペイン語だって忘れちゃうわけ!?3時間前に話したよね!?もう、口あ~んぐり。マリー以外の11人は「この日本人最低!何でこんなに待たせるんだよ?」とか思ってただろうなー・・・。

ちょっと怒りを覚える反面、もしかしてアンジェラ、どこか悪いのでは?と心配になってしまった。これまで数々の健忘症事件を考えると・・・一度頭を診てもらったほうがいいような気がするんだけど・・・いや、単に私のことなんかどうでもいいと思ってるだけかな?

12人中6人は私も知らない人で、「こんな失礼な日本人と飲みに行けるか!」と思ったかどうかは知らないが、パブには行かず。私も知っているあとの6人で飲みに行く。でも行き先のパブは充分な席が無く、アンジェラ達4名は着席したが、私ともう一人は近くの場所で立ち飲み。・・・しかし、着席した4名は何もオーダーしてない!な、なぜ・・・!?こんな満員のパブでそんなことしていいのか!?

いろいろと不思議だった。結局4人は1時間弱で引き上げ、私ともう一人はその後、Iちゃん達と合流して飲んだが・・・。そうそう、この時食べたフィッシュ&チップス。今回イギリスに来てからお初でしたが、美味しかった~!魚も美味しいけど、チップス(フライドポテト)が美味し~い!病み付きになりそうです。(でも1000円もするから、たまに・・・かな。)
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by bancho55a | 2007-05-18 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

歓迎、お客様

ここんとこ断続的に忙しかったんですが、ちょっと落ち着いてきました。
ということで、さかのぼり日記再開(いいんかこんなんで・・・)

ええーと木曜日は、フラフラとロンドンから戻ってから仮眠をとり、留学生の為の英語スキル講座へ。今学期は修論の書き方シリーズです。

大学院の授業は全て終了したのですが、こういった講座やセミナーなんかがちらほらあるので、引きこもりにならなくて良い感じ♪(それが忙しさの原因でもあるんだが。)

講座で久し振りにKちゃんに会い、終了後、軽食でも・・・となったのだが。
★ ド田舎の大学なので、周囲にパブとかレストランとかいったものが皆無。
★ 学内の食堂は揃いも揃って不味い。

・・・というわけで、急遽、私の家でご飯を作ることになった。

学内のミニスーパーで野菜とビールを購入。家のキッチンに入った途端、

「わーっ今日はキレイだ!良かった!」
「なっ・・・何この汚さ!?信じられない!!」

という、私とKちゃんの声が交差する。

私にとっては、残飯も汚れた皿や鍋も片付けられたキッチンなんて、1ヶ月に2-3回しか見られないので、何てラッキー!そうかー、今日はアンジェラの皿洗いの日だったんだ!と喜んだ。が、Kちゃんは、食べカスが散らばりベタベタに汚れたダイニングテーブルに目が点になっている。ああそうだった、普段、あの汚いテーブルには近寄らないようにしてるから意識外だったよ。

「あー私、ガマンできない!拭いていい!?」

と、台布巾で必死に拭き始めるKちゃん。お、お、お客様にそんなことさせて・・・いきなりおもてなし失格のワタシ。

こうなったら、ついでにお客様に料理をさせる。

買ってきたピーマン&マッシュルームと、私のパスタとアンチョビを使って器用に美味しそうな夕食を作るKちゃん。・・・ああ、ヨメに欲しい。

出来上がったところで、ビールを飲みながらご飯タイム。話が楽しくて、ついつい秘蔵のシャンパンまで開けてしまった。ちょうど通りかかった隣家のIちゃんとハウスメイトのウェイも参加してにぎやかになってくる。

そこへバターン!と戸が開いて、エムレイが入ってきた。
「おお~、Kじゃないか、ウヒヒッ、ウヒヒヒッ!!」
と、大喜びのエムレイ。昨夏の英語コースで一緒のクラスだったらしい。それに対して

「アンタ学校辞めたんだと思ってたよ」

と、容赦なくガセネタを浴びせるKちゃん(笑)すごいウケる。

しばらくして、急にKちゃんが「すごいおかしい~!!」と笑い出すので、何事かと思ったら、エムレイが私の横で、私を凝視しながら、大声で切々と母国の歌を歌い上げていたのだった。こんなのいつものことだから、私は完璧に無視して食べ続け、飲み続けていたのだが、・・・そういえばこれ、初めての人にとっては変な状況よね。

「笑える~、番長ったら、まるで普通じゃん!」

ウン・・・これ、日常なんで・・・。しかもこれに反応しちゃうとエスカレートして延々と歌い続け、「オレは王様だ!」とか下らない事を言い続けて同意を求めてくるから時間の無駄なのよん。

やがてアンジェラも加わり、ウェイがワインを開け、どんどんディープな飲み会になっていくのだった。(エムレイは皆から無視され、すねて自室に戻っていった。どうやら今、ハウスメイト達とうまく行ってないらしい・・・って、私もハウスメイトなんだけど、ははは。)

私と違って、ブライトンの中心地に住んでるKちゃん。しきりに「この寮、緑が多くて静かでいいなぁ~」と言う。子ウサギが跳ねているのをを見て窓辺に駆け寄り、可愛いと喜ぶ。私にとってはあまりに日常なので、そんな価値を忘れていた。こんな風に改めて気づくのって良いですね。(キッチンの汚さとエムレイの歌は忘れたままでいたいが・・・。)
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by bancho55a | 2007-05-17 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK