番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。


by bancho55a

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パリ再旅行3日目

3日目。日曜の朝は教会へ・・・と気取るわけではないけれど、まずはサント・シャペルへ。パリ最古のステンドグラスが自慢の教会です。もう、美しい!の一言。ジュエリーのようなステンドグラスで埋め尽くされた礼拝堂内・・・。大学の美術の授業で習ったけど、実物は本当にため息が出ます。
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それからユダヤ人街へ、ファラフェルを食べに行く。面倒くさいのでウィキペディアから引用。「ヒヨコマメまたはソラマメから作ったコロッケのような中東の食べ物。ホブズ(直径30センチほどの薄いナン状のアラブのパン)にトマト、イタリアンパセリ、赤カブやキュウリの漬物などを細かく切って散らし、これもまたざっと砕いたファラーフェルを散らしてソースをかけ、くるくると巻いて食べる。」(私が食べたのは、ピタパンに入れた感じでした)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB
・・・ということで、コイツです。
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ケバブとも違って美味しかった。お初の味覚でした。Mちゃんご馳走様。

そして彼女は、美術好きな私をパレ・ド・トーキョーと市立近代美術館に連れて行ってくれた。デュフィの巨大な「電気の妖精」の絵と、卒論でも書いたマティスの「ダンス」を見られて大満足。他の絵や特別展も、現代美術だけあって「なんじゃこりゃっ!」てのがほとんどでしたが、わりと面白いのもあった。やっぱ美術はいいな~♪

ランチは中華の予定だったが、ちょっと時間が遅くなってしまい、どこも閉店状態。なので昨日の華麗都へ。またもやガッついて写真を撮り忘れ(汗)。帰りにまたアイス屋に寄る。はい、食べてばっかりですが、それが何か?そしてMちゃんは東京から有名店の生ラーメンをお土産に持ってきてくれた!出張中も持ち歩いてくれたというわけだ。ラーメンと共に生き、共に死にたい私は感動です。
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あっという間の2泊3日。帰りのフライト時間が迫ったので、Mちゃんと別れ、空港へ向う。行きは荷物を預けたが、帰りは機内持ち込みにしたので、液体検査がちょっと不安。テロ以来、100ml以上の液体やジェルやマスカラなどは持ち込めないことになっている。イザとなったら捨てれば良いや!とドキドキしながらX線を通す。・・・と、「マダム、こちらに来て下さい」と呼ばれた。やばい、見つかったか。

しかし検査担当者が変なノリ。片言の日本語で

「コニチワ!ハジメマシテ!」
「あ、・・・こんにちは。」
「ステキダ、YO! 」
(・・・やあねえ、いくら私が美人だからって、うふ)

「ドコカラ、キマシタ?」
「うふ、東京です。」
「ステキダ、YO! アナタノ、ナマエハ?」
「番長です。」
「Oh、ステキダ、YO! 」

・・・なわけないだろっ!

きっと、「日本人は何でも『ステキダ、YO! 』って言っときゃいいんだよ」とか教わったんだろう。ちっ。それはともかく、この変なノリのおかげで、担当者はほとんど荷物を検査せず、無事通過。さ、免税店で食品買いまくるわよっ!

め、

め・・・、

めんぜい・・・てん・・・

な、無いーーーっ!!!

まじ!?荷物検査の前になんだかしょぼい土産物屋が1軒あったけど、どうやらそれが、このゲート唯一の免税店だったらしい。それを素通りしたらもう何も無い待合室だった。ウワサには聞いてたけど、これほどヒドイとは・・・。ということで、ホントにあのチョコレートが唯一のフランス土産となってしまったのでした。ショック。

搭乗時間が来て、機内に移動。・・・しかし、気になる外の豪雨と雷。離陸時間が来ても何も起こらない。しばらくしてアナウンス。「荒天の為、混み合っております。もう少しお待ち下さい。」その後、15分おきくらいにアナウンスを入れてくれるのは良いのだが、全く状況は変わらず。結局1時間以上遅れてやっと出発できました。

なんだか操縦室も変なノリで、副操縦士のアナウンスが超ウケる。・・・と言いたいところだが、実はほとんどさっぱり分からない。が、周りの若いイギリス人達は大ウケ。「時間は矢のように飛び、○○はバナナのように飛ぶ!」「ぎゃははー!」(・・・肝心な所が聞き取れない・・・)その他にも、「○○はウェリントンでの××で・・・」(ウェリントン??どゆこと?)と、笑うどころか、リスニングの弱さに落ち込んでいく番長であった。まあ、これはリスニング以外の問題もあるが。

ロンドン・ヒースロー空港への着陸も危ぶまれたが、少し待っただけで無事降りられることになった。「ではただいまから着陸態勢に入ります。電気が消え、暗~くなります・・・頭の上を何かが這って行くぞ・・・ミャァーオゥッ!」

・・・あの、副操縦士さん、悪ノリしすぎです。

と思いつつも、機内は爆笑の渦。おかげでイライラすることも無く、あっという間のロンドン到着でした。とはいえ、すでに1時間以上遅れている。そして、悪夢のヒースロー・イミグレが・・・。

イギリスのイミグレ(入国審査)は厳しいことで知られている。一般の観光客は問題ないが、留学生やフリーター、特に女の子は、「こいつらきっとイギリスに住み着いて、イギリス人の職を奪うに違いない」と思い込まれ、ひじょーーーーーーにツラく当たられるのだ。私も、観光で来てた頃はあっという間に通過してたが、学生ビザになった途端、一番ユルいといわれるユーロスターのイミグレでさえ、5分以上クドクド質問され続け、その答えを全て入国書類に記入された。中には入国拒否される人もいるというので、うかつな対応は出来ない。

そんなイミグレへと移動・・・しようと思ったら、飛行機が次々と遅れてきたせいか、イミグレのずっと手前から長蛇の列が出来ている。げげっ!どう見ても数百人が溢れているのだ。こ・・・これは・・・さすがの私も覚悟を決めた。

ということで、イミグレ通過に1時間以上。唯一の救いは、もう夜10時近いので、係員も早く帰りたいのか、かなり適当なチェックだったこと。私への質問も、5問で終了、恐怖のヒースローを1分で抜けることが出来た。良かったー!

しかし・・・しかし。

飛行機の遅延にイミグレの遅延が重なり、外に出た時には、既にブライトンへの終電も終バスも終了。や・・・やばい。これからロンドン市内に移動してホテルを探すのは狂気の沙汰だし、どんな素晴らしいホテルよりも、、、今はおうちに帰りたい!!
バスのオフィスも閉まってるので、取りあえず空港の案内所に泣きつく。「今からブライトンに帰りたいんです!お願いです、バスの時間を調べて下さい!」

見るからに不親切そうなおばちゃんだったが(そう言う私もおばちゃん♪)さすがにかわいそうだと思ったのか、あちこちひっくり返して調べてくれた。どうやら、ガトウィック空港に行く最終バスが40分後に出るらしい。「きっとガトウィックからブライトンまでのバスがあるわよ。」という言葉に慰められ、そのバスに乗ることにした。ガトウィックはヒースロー空港とブライトンの中間にある空港。うんうん、あそこまで行けばバスはありそうだ。

他の乗客はさっさとロンドン市内に移動してしまった。さすがのヒースロー空港も夜11時近くなるとスタッフしかいない。さびれたターミナル4だということもあるだろう。外のバス停で女一人バスを待つのはあまりにも危ないので、空港内のベンチで時間をつぶす。10分前にバス停に行くと、男性が1人立っていた。おお、私以外にも乗客がいるのか。

暇なのでナンパしてみる(笑)。フランス在住のオッサンで、バルバドスと行き来しながら仕事をしてるらしい。今の大学にバルバドス人のクラスメートもいるし、カリブにも旅行で行ったことがあるので、ちょっと話が盛り上がった。そこへバスが到着してホッとする。

1時間ほどでガトウィック到着。さあ、果たしてブライトンまでのバスはあるか!?無ければここでホテルを探すか、空港で夜明かしするしかないが・・・(ムリムリ)。バス会社の制服を着たスタッフに聞くと、

「オレは良く分かんないんだ。運転手に聞いてくれ。」

その制服はダテかよーーーっ!!

仕方なく運転手に聞くと、「ブライトンへのバス?ここで待ってればいつかは来るよ。あの制服を着たスタッフに聞いてくれ。」

たらい回しかよーーーっ!!
スタッフのとこに戻って聞くと、

「そうか・・・えっと、ここに時刻表があるから、えーっとブライトン行きは・・・1時5分前だな。」

あと1時間以上待つのか・・・と、暗澹たる気持ちになりながらその時刻表を覗き込む。あれ?ちょっとちょっと、

「これって12:55って書いてあるじゃない?昼の12時のことじゃないの?」
「いや、違う、違う。」
「ほんっとーに深夜12時?」
「そうだよ、そうそう。」

・・・。

絶対信用できない。・・・というか、係員を信用してはいけないというのはイギリスの常識だ。ちょっとムカつきながら、ずかずかと空港内に入っていく。こんな深夜に飛行機は飛ばないから、「この女、いまさら空港に何の用が・・・?」という不審そうな視線を浴びつつ。あ、ちょうど空港ポリスがいたわ。

「バス会社のオフィスはどこですか?」
「ああ、もう閉まっちゃったよ。あの階段の下にあるんだけどね。」

行ってみると確かに閉まってたが、パンフレットが置いてあったので、時間を確認。

やっぱり12:55は昼じゃんかーーー!
深夜は0:35じゃんかーーー!

ああ良かった、バス会社のスタッフを信じてたら0:35のバスを逃しちゃう所だった。そうすると次のバスは午前4:35だもの、さすがの番長も死んでしまうよ。

ホッとして、そのまま空港内で時間まで待つ。(外は極寒なのです・・・!)
0:35にきっちりバスが来る。その後は順調に、午前1:20にブライトン着。取りあえずここまで来れば・・・と、ホッとする。

そこから最寄のバス停まで10分ほど歩き、深夜バスを待つ。うちの大学の良い所は、24時間バスがあること。深夜も30分おきにブライトンから大学へのバスが通っているのだ。さすがに日曜日の深夜にバスを待つ人はいないが・・・。でも基本的に、イギリスは安全な国。ブライトンはもっと安全。深夜にたった一人でバス待ちしても、まず危ない目に遭う事は無い。

・・・でもやっぱり危ない人はいたが(苦笑)。向こうから2人組の男が「fxxkin xx!」と繰り返し叫びながら近づいて来た時はちょっと・・・えへっ、と思っちゃった。バス待ち中も、酔っ払ったホームレスの男が私の周囲でコミカルなダンスをした挙句(どうやら威嚇してたらしい。気づかなくてごめん)、道路のど真ん中に突っ立って叫びながら踊り始めるし。(ひき殺されたいのか・・・?)

まあそう言う私も、寒さのあまりありったけの服を着込み、ストールをぐるぐる巻きつけ、フリースのパジャマを首に巻きつけるという、かなり怪しい格好をしてたんだけど、うふ。

そんなこんなありつつも、無事に午前2時過ぎに家に到着。ふぅ~。疲れたけど楽しいパリ旅行でした。足の痛みをこらえ、フランス語を駆使して、たった2日で面白い所をたくさん案内してくれたMちゃん、有難う!

・・・ちなみに彼女、私が帰ってから、靴をもう2足追加購入したそうです・・・さすが・・・恐るべし、自称「靴バカ一代」!
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by bancho55a | 2007-04-29 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

パリ再旅行2日目

2日目。朝食は、まずMちゃんお気に入りのパン屋さんでクロワッサンを買って食べ歩き。(ゴチになりました!)それから素敵なオープンカフェでオムレツとコーヒーを頂く。オムレツはもちろん、コ、コーヒーが・・・美味しい!ふだんは紅茶党の私だが、思わずコーヒー党になってしまいそうなほど、味も良いし香りも濃い。さすがはパリっす。
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その後、ショッピング!これが今回の楽しみの一つ。といっても私は貧乏なので買わないが、Mちゃんはおしゃれ大好きなので、いつも豪快に買い物をする。そのおかげで、自分が買わなくても満足した気分になっちゃうのだ。しかも、ふだん私が足を踏み入れないようなオサレな高級セレクトショップをハシゴするので、ちょっとセレブな気分♪むふ。

1着の服を買うのに延々迷って、しかもその日には買わずに後日出直すような私と違い、Mちゃんは即決タイプ。店に入ると、もう自分の欲しいものが分かる、といった感じだ。しかも靴はともかく、服になると「んー、めんどくさい。」と、試着もせずに買うことが多い。この日は靴4足、服4着にポーチ1点購入。ちなみに靴4足だけで20万円!爽快だ~。あー、気分良い!・・・って、私じゃないんだけど(笑)

過去にはヨーフク売ってたこともあるのに、最近はファッションにもブランドにも疎くなっていたジャージーな(普段着)私。久し振りに流行の服、靴、小物を見ると美しいなぁ、と思う。眺めているだけでも楽しい。値段を見ると楽しくなくなるが・・・(笑)。
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ランチはイタリアンカフェでサラダとパスタ。美味しいし、ヴィジュアルも美しい。ここのチョコレートはMちゃんのお勧め。試食したら本当に美味しかったので、一袋(1500円)購入。諸般の理由(まあ、貧乏だとか、お金が無いとか、ケチだとか・・・)により、な、なんとこれが今回の旅行唯一の買物になった。
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それからMちゃんお勧めの自然史博物館へ。生物の進化の歴史を、ほぼ全て剥製で展示してある。動物達が並んでる姿は壮観だ。美しく静止した動物園、かな。実際の動物園では、キリンのすぐそばにライオンや象が・・・なんて事はあり得ないので、ここでは大きさの比較も楽しめるのでした。
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夕食は中華街の華麗都という店で、ベトナムのフォーと揚げ春巻きを頂く。うーん、美味しいっ!!ベトナム料理大好き~♪フフン、ここは私のおごりで・・・といっても昨日の夕食の3分の1くらいか?ハハ。ちなみに、ガッついてたので写真は撮り忘れました!

そして、ホテル近くのイタリアン・アイスクリーム屋さんへ。いつも長蛇の列です。こんな、お花みたいにキレイな形に仕上げてくれる。しかも美味。Mちゃんは写真がうまいので、とっても若くキレイに撮ってくれた。「誰これ?」とか言わないでね。どう見ても別人ですが・・・これが素顔の番長です。・・・ってことにしとこうぜ。
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それにしても、ほとんど地下鉄を使わずに一日中歩き続けたせいか、足が痛い!いつもスニーカーな私も、今回はちょっとおしゃれして革靴はいたのが良くなかったか?疲れもあり、早めにホテルに帰って、そのまま寝てしまいました。
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by bancho55a | 2007-04-28 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

パリ再旅行初日

パリに行ってまいりましたの、オホホ。
日本の友達Mちゃんが欧州出張後、パリでバカンスしてたので。

紛争授業終了後の午後1時に電車で出発。ブライトンで乗換え、ロンドンへ。そこから地下鉄でヒースロー空港へ。ちなみにパリへは飛行機(BA、AF、EasyJet等)、電車(ユーロスター)、バス(ユーロライン)で行けます。最安はバスで、往復8500円位で行けるそうなのですが、今回は予約を入れたのが遅かったため、英国航空(BA)が一番安かったのです。それでも往復2万5千円くらいしたけど。ちなみにBAのウェブサイトで予約を入れたのですが、「ウチより安いとこがあったら差額をお返しします!」という、○○カメラみたいな宣伝文句入りでした。BAはお高くとまってるイメージがあったので意外。ヨーロッパは航空会社の激戦区なのです。

前日にオンラインチェックインを済ませておいたので、空港では荷物を預けるだけ。席もエコノミー最前列の窓側席に変更。そしたら3席並びのところ、真ん中の席をつぶして2席になってた(ビジネスクラス仕様)ので、ゆったりフライトでした♪飲み物と軽食(小さなピタパンみたいの)付き。

1時間ほどでパリ着。両替をし・・・たら、何と!5ユーロ(800円)も少ない。目の迷いかと思って何度も確認したけど、やっぱり足りない。こんなこともあろうかと、窓口を離れずにお金を勘定してたので、そのまま対面してる係員に「少ないんですけど・・・。」胡散臭そうに私のことを見てた係員も、自分の間違いを認めて慌てて5ユーロ寄越してくれた。「空港の両替所は信用するな」という話は本当だった!のです。やっぱ、自分の背後にどんなに人が並んでても、気にせずその場で確認すべきですね。

シャルル・ド・ゴール空港からはRER(高速鉄道)B線で市内へ。この路線は治安が悪いので早朝や深夜は避けた方が良い、という話をよく聞くが、まだ夜の8時台だったせいか終始なごやかムードでした。途中の駅で窓の外を見てたら、おおっ!子ウサギが跳ねてる!ラパンラパン~・・・ああっ、裏庭のウサ達に会いてぇ~っ!そんなとこでホームシックになってしまいました(←早過ぎ)

ノートルダム・サンミッシェル駅に到着し、わーいパリ♪と、意気揚々と歩き始めた途端、

「グジャッ」

こ・・・これは・・・嫌な予感・・・

見事にワンコのウンコを踏んづけてしまった。クッソーーー!!っとダジャレを言ってる場合ではない。何で地下鉄のホームにクソあんねん!早くもパリ名物に出くわしてしまったわけです。

気を取り直して地上に出ると、いきなりセーヌ川にノートルダム!否が応にも高まる旅情。Mちゃんの予約したホテルは、シタディヌというキッチンつきのアパルトマンホテル。これがセーヌ川に面してて、広~い窓一杯にセーヌ川が・・・!前回泊まった「トイレのドアなしホテル」との差がありすぎ(当然です。値段3倍です)だけどMちゃんの部屋にエクストラベッドを入れてもらったので、私は1泊3500円で泊まれるのだ~!嬉しいよう。
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Mちゃんに会うのは2年ぶり?だけど、相変わらず元気だった。まあMちゃんはいつでも元気一杯なバリキャリなのだ。仕事や旅行で年に数回はパリに来るので、パリは熟知。今回はすっかり頼りにさせて頂きました。そういえば十数年前にも一緒にパリ・ヴェネツィア旅行したのだった。ああ、これ以上書くとMちゃんのトシがばれてしまう。というか、昔の会社の同期なので、、、あら、ばらしてしまった。

もう夜9時過ぎなので、夕食を・・・ということで、和食「円」へ。手打ちソバで有名なお店だそうです。漬物、リドヴォ、蕎麦寿司等を堪能♪寿司の中のイカが美味しい~!そしてサダハルアオキのケーキをデザートに♪ホント美味しかった~!こんな料理はロンドンでも食べられない(はず)。そしてMちゃんにご馳走になりましたのです、えへへ。
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その後ちょっと街歩き。イギリスはかなり肌寒かったのに、パリは一転して暑い。既に夏到来という感じだ。そのせいか、人が多い!もう深夜なのに、街はぞろぞろ、オープンカフェはざわざわ、である。普段、野ウサギに囲まれた山小屋生活を送る私には信じられない世界だ。びっくりしながらホテルに戻って就寝。
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by bancho55a | 2007-04-27 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド

この映画、ずっと見たかったのだが、授業と論文でバタバタしてるうちに見逃してしまっていた。それを学内で上映するというので、早速観に行く。

ウガンダのアミン元大統領の、半分フィクション、半分ノンフィクションの物語。政権についてから自国民30万人を虐殺したことで知られているが、それは映画にもチラッと出てくる。ちょっとグロい映画でした。まあ、いつも授業で見てる映画に比べると、残虐性は強いものの、「作り物」だと分かっているのが多少救い。でも何度か目を背けました。

アミンを演じたフォレスト・ウィテカーの目が怖い。人間味のある大統領が、疑心暗鬼の独裁者に変化していく姿を良く演じていたと思う。今年のアカデミー主演男優賞も納得だ。狂気の眼で低く単調な声でつぶやいたかと思うと、一転して鶴瓶にそっくりな人懐こい笑顔を見せ、高めのなまった声で快活に話す。その辺りが見事・・・。怖い・・・。

あと、ナルニア国物語の、フォーンのタムナスさん役だったジェームズ・マカヴォイという人が主役(準主役?)だったのにもびっくり。ヤなヤツの役ですが、こちらも好演してました。

ただ、あまり社会派映画っぽくはなかったかも。もちょっとウガンダ(こちらでは『ユガンダ』と言う)やアミンのことを詳しく描いて欲しかった気もしますが・・・。ま、それは自分で調べて下さいってことか。

それにしても、アフリカの風景、とくにその色は美しい。それを醜くしてしまうのは人間なのですねえ。ウガンダの恐怖政治はもちろんアミンが悪いんだけど、それを操ったり支持したり見捨てたりと、ウラで権益争いの材料にしていた先進国の責任も相当重い。現代の世界の問題って、たいていこういう図式が背後にある気がする。もちろん、「遠い世界のこと」と、見てみぬふりをしていた人達(私を含め)の責任も・・・。

うーむ。さてさて、紛争の予習に戻らないと・・・。
そして、明日からちょっくら旅に出てきます。
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by bancho55a | 2007-04-26 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

朋有り、遠方より来る

友人のYさん(日本人)が、はるばる某国からやって来た。

彼女は昔の同僚。今の私の大学にも数年前に留学しており、その後しばらくたって某国で働き始めた。久し振りに休みをもらって、こっちに遊びに来たのだ。

会うのは8ヶ月ぶり。待ち合わせの場所、ロンドンのジャパン・センターの食料品売場で、漬物コーナーを凝視してる私に・・・

「あっ。」

久し振り~、元気~?などと言いつつ、周囲のジャパーンな風景も手伝って、東京のデパ地下で偶然会ったような気軽さである。そのまま、韓国料理Ranでランチ。カルビ、チャプチェ、キムチ、ナムル等を美味しく頂く。なぜかサービスでカクテルと、デザートにスイカが出てきた。うーむ、よほど貧乏に見えたのかしら(笑)。

その後、ぶらぶらと街歩きをしてからケーキと紅茶タイム。それからまたぶらぶらと歩きながら、Yさんが大好きだと言う中華料理のお店へ。これが本当に美味しかった。(しかもおごられてしまった!)

・・・食べてばっかりやん!

と、2人で自分自身に突っ込みを入れときました。へへ。7時間のうちにこれだけ食べた自分達を誉めたいです。(え?まだまだ甘いって?)

食べながら仕事のこと、大学のこと、いろいろと話した。Yさんの仕事は私も興味のあることだけど、・・・今日はかなり考えさせられた。Yさんのメールには『仕事が大変で~・・・』とあるものの、ユーモアを交えて書いてるのでそれほど深刻とは思わなかったのだが、わりと想像を絶する話が続く。本当に・・・本当に絶句します。

文化の違う国での仕事の難しさはいろんな本に書いてあるけど、身近な人の体験談を聞くのはまた別だし、Yさんは決して「自分の大変さを強調する為に、話を5割増しにする」なんてタイプの人ではない。現実を淡々と語るその姿に、思わず言葉を失ってしまった。

某国にあまりバイアスかかっても良くないので、詳しい内容は書きませんが・・・。

もう私、これからイギリスやエムレイのことを、「非常識だ」と評するのはやめます。英国人の皆さん、エムレイさん、今までこんなつまらないことで、さんざん悪し様に罵ってきた私をお許し下さい。


・・・なんてこたぁ、口が裂けても言わないけどさ!

仕事の大変さ以外にも、「健康は大丈夫なの?」と聞いたら、「あー大丈夫ですよ。あ、マラリアやりましたけど、私は案外軽く終わったんですよ。知人は亡くなっちゃったんですけど・・・。」

・・・・・・。

大学院終了後は途上国で働くことも考えていたが、今日はかなりその意志が揺らいでしまった。「ん~、なんかこんな話してたら、某国に帰りたくなくなってきちゃった・・・あはは。」と苦笑するYさんを見ていると、精神の脆弱な私ではとてもその仕事に耐えられそうにない。

「あ、でもね、やってて良かったって思えることもあるんですよ。本当に!」とあわてて付け加えるYさん。うん・・・うん。きっとそうなんだろう。そんな大変な職場でも、彼女はくじけずに働いてるし、「先進国の常識を押し付ける」こと、「某国の常識に飲み込まれる」こと、両方の有効性と危険性を理解し、バランスを取りながら、本当に困難な問題を一つ一つ解決しているように思える。

・・・ふぅ。

これから先、どこでどんな仕事をするかさっぱりわからないけど、とりあえず精神力だけは、もう少し鍛えておこう・・・。

・・・と、暗闇で停止中の、帰りの地下鉄の中で思った。

そうです。また途中で止まりやがったロンドンの地下鉄。危うく帰りのバスを逃す所でした。いい加減にしろーー!やる気あんのかお前ら~!!

・・・あ、いけない、さっそくイギリスの悪口言ってしまった。えへ。

Yさん、、、困難に負けず、頑張ってくれぃ!でも無理だけはすんなよ!!
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by bancho55a | 2007-04-25 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

紛争解決

今学期は本当は授業無いのですが、1つだけ聴講してます。「仲裁の人類学」。。。イマイチな和訳ですなぁ。まあ、世界のあちこちで起きている紛争の解決について、人類学的見地から検証するって感じでしょうか。

例えば、私とエムレイのバトルは、違う価値観の衝突から起きているのか。はたまた私の心の狭さと底意地の悪さが原因か。それを解決するのには、西欧的な、問題→解決、という直線的な概念や裁判形式を当てはめればよいのか?文化が違えば、「解決」は必ずしも全能ではないかもしれない、裁判による善悪の規定は必ずしも万能ではないかもしれない。私が正しいか、エムレイが正しいかを決めたからといって問題の根本原因まで解決するとは限らないし、このバトルは現況を良い方向に変えていく原動力となっている可能性もあるから、やたらめったら「解決」しちゃえば良いってモンでもない。

・・・かなり卑近な例に例えてみましたが、まあ、そんな感じです。あ、これはあくまで例えですよ~!そんなこと言ったって絶対に私の方がエムレイより正しいのだ!善なのだ!バトルは良いものを生み出すんじゃなくて、悪の枢軸、エムレイを叩き潰すまで続くのだー!ハッハッハーー!!
(・・・どっかの大統領が乗り移った気がする・・・。)

今朝まで借りてた本は、「文化と紛争」という、40人ほどの研究者の論文を集めたものでしたが、その中に何と芥川龍之介の「藪の中(羅生門)」の英訳があったのにびっくり。
http://www.amazon.com/gp/reader/0814715788/ref=sib_dp_pt/102-0548094-1845754#reader-link
(左側の'Table of Contents'をクリックすると6章目にあります。)
小学生の頃から芥川や太宰を読んでたが(キャーッ暗い子供時代!その反動でいまやこんなに能天気に♪)、その中でもかなり好きな小説だ。確かに「紛争」が題材で、解決しようとしたものの、真相は藪の中、というところが欧米的に興味深かったのか?改めて読むと、芥川のセンスってやっぱゾクゾクするほど素敵だ。クロサワの映画を知らずとも、これを読んだだけで日本文化の虜になっちゃう外国人もいるだろう。現代の日本にその世界が残っているかどうかは別として・・。

クラスメートは17名。もちろん人権コースの子は一人もいなくて、代わりに暴力団(紛争、暴力、仲裁コース)と医療人類学コースの人達。虐殺プリンセスのフォウクもいます。はい、相変わらずドクロネックレスも南京錠&畳針ピアスも健在です。今日は10分遅れて駆け込んできて、隣の子に「お願い、その水貸して!」としゃがれ声でささやき、ペットボトルほぼ半分を一気飲みしてました。いや~ねぇ、相変わらずガサツな女、ホホホ。しかし最近、メークが変わって、美少女ぶりに拍車がかかってます。

他の人たちもだいたい何となく顔が分かるので、あまり不安は無い。そしてこのクラス、イギリス人が少ないのにびっくり。まあ、人権コース以外の社会学系は大体そんな感じらしいけど。今まで判明したとこでは、イギリス人5人、アメリカ人1人、オーストラリア人1人、ベルギー人1人、イタリア人1人、パキスタン人1人、インドネシア人1人、日本人2人(私を含め)、不明4人。そして、明らかに私より年上(40-50代)と思われる人も2人いるので、人権コースのキャピキャピした感じが無くてちょっと気が楽。そのうち1人は教師だったらしい。さすが!と思える、深い内容の発言が多いです。

通常、聴講はあまり許されないのですが、先生のナイジェルが私の修論の担当教授なので、特別にOKもらいました。その代わり聴講に甘えず、びっちり勉強するように、と言われてます。(やだよ~ん)

最初の2回くらいは理論主体の授業内容なので、相変わらずヤラレてます。わ、、、わっかんねー!!最近のブログで、リスニング力が上がったとか偉そうなことを書いてた気がするけど、いかんいかん、全部削除しとかないと。

先生が「で、○○は××の見地からすると△△だが、それについてはどう思うか?」

・・・は、はぁ?

「すみません、分からなかったんでもう一回言って下さい」

・・・と言ったのは私ではなかった。びっくり、あはは。実はこないだの授業でこんなことが2-3回あって、なーんだ、分からないの、私だけじゃないんだ・・・とちょっとホッとする。
といっても、皆が分からないのは「この文脈でそういう質問をされても漠然とし過ぎてます」ということであって、私のように「・・・とりあえず今の質問文の中で、わかんない単語2個~♪」なんていう低レベルの疑問ではないと思うが。

相変わらず「○○主義」「××のパラダイム」が続出で、いくら予習しても追いつかない・・・。困った時の日本語ネット♪と思って、ウェブ上で日本語の説明文を探してみたが、「・・・つまり、エトノスを終着点とする重出立証法的な手続きの・・・」

はぁ?何て!?

あかんわ・・・。

あー、こんな時はウサ!ウサ!

と、とっとと気分転換に窓に駆け寄る私。お、今日は2羽いるぞ。
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前足そろえちゃって、かあいい~♪
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わっ、どーしたどーした?両者、にらみ合ってます!
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わーっ、1羽が暴走!
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花、踏み潰すなー!
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挙句の果てに、ゴツン!
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だーっ、こっちでも紛争かぁーーー!?たいへん、解決、解決っ!
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by bancho55a | 2007-04-24 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

新ハウスメイト

遅く起きた朝、朝食を取ろうとキッチンに下りていくと誰かの気配。こんな時間に??・・・ドアを開けると・・・

だ、だ、ダレこの男・・・!

見知らぬ若い男がMP3で中国語のポップミュージックを鳴らしながら朝食を取っていた。

「ハーイ!」

ハーイじゃねえよ!ダレだよオマエ!

「僕、新しいハウスメイト。」

お、おおお、、、。

ヘクターという台湾人だった。

「3号部屋?」
「うん。」

・・ってことは、3号部屋に住んでたトニーは出て行ったのか。アンジェラさえ知らなかったらしい。行く前に、一言くらい挨拶すればいいのに・・・と思うが、ま、何か事情があったのかも。

トニーとは話すこともほとんど無かったけど、いつも振る舞いは紳士的だったし、何よりもキッチンをきれいに使ってくれるので、私は非常に歓迎していたのですが・・・
ヘクター、どうなんでしょうか。外見は爽やかで清潔そうに見えるけど・・・。お願い、見かけどおりの人でありますように・・・!!

詳細はまた今度。

ちなみに、英語学専攻のMPhil(修士の一つ上)だそうで、英語ペラペラ。人懐こい笑顔が特徴的で、いつもニコニコ、ひょうひょうとしてます。ただ、色眼鏡をかけてるのが気になります・・・(^^;)
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イギリスにいると、時々あっけにとられるい野菜に遭遇します。これはベイビー・ロマネスコ。無機質な、人工的な造形は野菜のイメージから遠いです。でもカリフラワーより繊細な味で美味しい。↓この写真も美しいですねえ。・・・えっ、日本でも売ってるんだ!?知らなかった・・・。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%B3
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by bancho55a | 2007-04-18 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

論文提出、打ち上げ!

夏学期の開始日は論文の提出日。締め切りは午後4時。プルーフリーダー(英語をチェックしてくれる人)から戻ってきた原稿を、さらに手直しして終了。

自室のプリンタで印刷し、清書したカバーシートをつけ、1枚の紙の乱れも許さずに美しくホチキスで止めて、提出場所へ急ぐ。念の為、ホチキス、ボールペン、カバーシートの予備を持ち、元データもUSBメモリに落として持参。締め切り10分前に着くと、長蛇の列の中、藤沢トムがいた。

あーあーあーあー、キッタネエ!

どうやら印刷ルームから原稿を引っつかんで駆けてきたらしく、既に原稿はヨレヨレ。カバーシートは未記入。

「ね、ね、ボールペン持ってる?」

私のボールペンでカバーシートを記入する藤沢トム。机上で書けば良いものを、列に並びながら空中で書き込んでいる。当然、

(その字、読めない・・・)

という、オッソロシク汚い文字。おまけに曲がってるし、枠から飛び出してるし。

「ホチキスも持ってたりする・・・?」

貸してあげても、紙を揃えて止めようとしないから、すごく汚い・・・。「そこの机の上でトントンってそろえてからホチキスしたら?」と言っても「いや、めんどくせー。」

四隅が折れたり曲がったりしてクタクタになった論文をざっと見直し、

「やべえ・・この文、間違ってる!もいっかいボールペン貸して!」

ま、まさか・・・

そう。思いっきりペンでぐちゃぐちゃっ!て何重にも線引いて消してました。わーお。

それにしても、なってないのは藤沢トムだけじゃない。他のイギリス人の子も、

「えっ、ダブルスペースで印刷しないといけないの!?」
「ページ番号入れるって?なにそれ?」
「ひ、ひえ~!1つのレポートにつき2部コピーを提出するの!?」

・・・みんな、ネイティブなんだから提出方法の手引書ぐらい読めよ~!
コピーを2部取ってなかった子は、あわてて追加コピーしに走ったけど、かわいそうに時間切れでアウトでした。締め切り時間の4時になるとドアを閉めて、もう受け付けてくれないのです。

まあ、周り中そんな感じでアタフタ、バタバタ。マトモに仕上げてたのは隣家のIちゃんと私だけ。結局、持参したボールペンもホチキスも自分では全く使わず、周りの人に次々と貸し出す羽目になった。イギリスに来て、初めて人気者になりました・・・!

でもなー、結局留学生は評価が悪いんだよね。藤沢トムはそんな不ぞろいな論文でも、前回AとBだったとか言うし。どーせ私はB-とCだよー。
何だかムカツクのは、我々留学生は英語の添削はしてもらえるけど、内容の添削はやってもらってはいけない、と厳しく英語コースでクギをさされたのに・・・

周りのイギリス人たちは、内容の添削してもらってるんだよー!ずるくない?それ。

アンジェラも父親に見てもらって(素晴らしい経歴の人らしい)、さらに他にも数人の学生に見てもらったとか言うし、狐トムやマータも親に見てもらってるらしい。(ちなみに狐トムの親は裁判官と法律家、マータの親は国連職員。)

ただでさえ英語で差がついてるのに、内容でも差がついちゃうのです。それじゃあ成績が悪いのも当然じゃーん、なんて言いたくもなるよ。っていうか、それって違反だし。バレたら退学だよ?(ま、証拠が無いからバレることはないけど。)

まあポジティブに考えれば、100%自作の論文を評価してもらえるというのは、良い成績を狙うことより重要だと思うんで、、、いいんだけどね。

しかし・・・マーティン先生は点が厳しいらしい。国際関係学の博士課程の子に、「なんでマーティンじゃなくてもう一人の先生につくことにしたの?」と聞いたら、「だって彼は厳しいもん!英国紳士だから当たりはソフトだけど、評価はシビアだよ~」

・・・・・・。(もっと早く教えろよ)

ま、とにもかくにも無事提出、開放感で一杯です。

Iちゃんが「今日はクラスメートで打ち上げとかあるんですか?」

そう、あるのだ。夜にブライトンのパブで飲もう、というお知らせが回ってきた。

「そうなんですかー、うちのクラスも同じですけど、私、行かないんです・・・。行っても結局リラックスできないから、日本人の子と飲みたいなって・・・」

す、す、すごく良く分かる、その気持ち・・・。

今日くらいは、美味しいビールを飲んで、気の置けない会話をして開放感に浸りたいのに、またいつもの「皆が言ってることが分からない・・・自分が話す機会も無い・・・」状態は辛すぎるんだよね。

それでも、せっかくイギリスに来たのに、ここを頑張らないでどうする!と、泣く泣く(?)人権コースの飲み会に出かける私でした。と言いつつ、どうもぐずぐずしているうちに、開始時間を2時間半も過ぎてしまったが(笑)

被害妄想なのは重々承知だけど、「あー、またあのお荷物ちゃんが来ちゃったよ」なんて思われてそうで・・・。

ブライトンに着いたが、指定のパブが見つからない。近くの何軒かの店で聞いても皆、知らないと言う。もうこの時点ですっかり帰りたくなってしまった。だめだめ、ネガティブになっちゃ。ということで、困った時にはいつもこの人、狐トムに電話。

「あ、実は皆で海岸で飲んでるんだ。これから××に行くから、そこで合流しよう」

あー良かった、そのパブは分かるわ。

パブの前で待ってたら、ぞろぞろと大量の軍団が近づいてくる。ど、ど、どーしたのかと思ったら、人権コース、国際関係コース、暴力団(紛争・暴力・仲裁コース)の3コースが入り混じってたのだ。・・・つぅことは・・・

いたっ・・・!

恐怖の美少女、フォウクが・・・
お願い、「こっち座りなよ~」と、自分の横を空けてくれるのはやめて・・・トゲトゲバングルが突き刺さるから・・・

というわけで、総勢15人ほど、3時間ばかりパブで飲みました。ここのパブは珍しく、料理がとても美味しい!やれば出来るじゃんイギリス!なので、夕食をオーダー。狐トムに横取りされつつも完食。外食が美味しいって、幸せなことだと思う、つくづく。

お酒飲むの1ヶ月ぶりでした。先学期の最後に人権コースで打ち上げをした時以来。今回は論文のこともあって、休み中にもほとんど誰にも会わなかったから・・・。

皆に会うのは1ヶ月ぶり。相変わらずイマイチ何を言ってるか分からないけど、一つだけ、「分からないのが分かる」ようになった。今までだと「あ、今の部分、分かった!」「あ、今も!」みたいな感じだったけど、今日は「あ、今の部分、分からなかった!」「あ、今も!」に変化してる。・・・リスニング、ちょっとは上達したと思って良いのかな?

そして、今日はいつもよりちょっとたくさんしゃべりました♪

12時を回ったところで別のパブに移動することになったんだけど、私はそろそろ帰りたいとも思ってたので、そのままそこに狐トムとステファニー(スイス人の才女)と3人で残って話していた。こういう場合、いつものパターンは・・・

1. 狐トムとステファニーが話す。私は理解できないので、ひたすらニコニコうなずく。
2. たまに2人のどちらかが「あっいけない、この子にも話しかけてあげないと・・・」と気づいて、適当な質問をしてくる。私はそれに答える。
3. 1に逆戻り。

だったんだけど、なぜか今日はちょっと違ってた。

2人が話してるところに割り込み・・・は、さすがにできないけど、ふとした隙に、思わずフラフラと話し出してしまうことが何度かあったのだ。

多分いろいろ理由があって、

1. リスニングが改善したので、2人の会話の内容が分かる。
2. ステファニーが私の年齢にかなり近いので、会話の内容が大人で面白い。
3. トムもステファニーもゆっくりめに英語をしゃべるので、たまに間が空く。→私の話すスキができる。
4. 久しぶりの酒で酔っ払ってるので、「こんなこと言ったらどう思われるかしら・・・」という迷いが無い。「言いたいことがあるから、取り合えず言っとこう。」とシンプルに考えられる。
5. いつもは自分の意見に自信が無く、聞いてもらうのが申し訳ない気がして、速く、短くしか話せないのだが、今日は「ちょっと君達、聞いてごらん」と、尊大な態度でゆっくり、長く話せた。(これも酒のせいか)

というのの複合作用だったようです。

例えば言語について話してた時に、「私、母国語以外でコミュニケーションしてる時って、常に相手と自分の立場の有利さ、不利さを確認し合う感覚があると思うんだ~」と言ったら、ステファニーが激しく同意してくれた。今までステファニーのような才女には全く相手にされてなかったので、素直に嬉しかったっす♪

そうこうするうち、1時近くなったので帰ること。帰り道、ステファニーが「番長はキャンパスに住んでるのよね?私、たまにキャンパスに行くから、良かったらお茶でもしない?連絡先、教えて」と言ってくれたのがとても嬉しかった。狐トムに「今日はとっても楽しかったな~」と言ったら、「うん、番長はキャンパスじゃなくてブライトンに住んで、もっと皆と遊んだ方がいいよ。」と言われたのにもびっくり。

自分にムチ打って「英語飲み」に参加してよかった、と思った。
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by bancho55a | 2007-04-16 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

論文終了・・・

ふぅ。

この1ヶ月、悩まされ続けていた5000ワードの論文2本、無事終了。
正確には最後のチェックが残ってますが、プレッシャーからは解放された。

なんかなー、前回より明らかに長時間かけてるんですが。
最大要因は、書く内容のウラをいちいち取っているから。
特に2本目の論文の内容は意見が割れてるので、中立性のある情報を求めて図書館をあっちこっち、ネットをあっちこっち・・・。

本もたくさん読んだ~。特に今回は右翼系の本を一杯(笑)。わざわざアマゾンで日本から航空便で取り寄せたよ。ウヨクか私!?
いや、どっちかと言えばサヨクなんで、そっちはだいたい分かるんだけど、右の方ってよく知らなかったからぁ~。

それにしても、資料には死体ゾロゾロ、生首ゴロゴロな写真続出。夢に見そうなので、なるべく夜にそっち方面の執筆をするのは避け、政治問題、社会問題なんかを書いてたのですが、これがまた・・・

もともと大学で美術史なんか専攻してた私は政治学や歴史学の素養が無く、マジで苦労しました。普段新聞とか読んで知ってるのと、専門的に勉強するのは大違い。しかもいきなり英語の学術書、、キツイっす。

安倍チャンの「美しい日本へ」も、隣家のIちゃんから借りて熟読。今回の論文にも適当に訳して引用。ごめんよアベチャン。ま、悪いようにはしないからさ。

書き始めた時はサヨクな内容だったんですが、いろんな英語本を読んでるうちに海外で日本が不当な評価を受けてる構図が見えてきて、怒り心頭に発す状態。書き終わった時にはすっかり
「これはヤツラのプロパガンダだ!」
「ニイタカヤマノボレ」
「ニッポンチャチャチャ♪」

・・・というウヨクな内容になってしまったので、これからちょっと手直しします(^^;)このまま出したら落第です。

最終日は夜通し書き続け、夜が明けても終わらず、正午を過ぎても終わらず、午後1時にやっと終了。完徹後だが、気が張ってて全然眠くない。胃が荒れてて食欲ゼロ。でも体がヤバそうなので、2時間仮眠を取る。少し落ち着きました。

しかし、いつも集中力が1時間も持たない私なのに、夜中の1時から12時間ぶっ続けで論文とにらめっこ。普段だったらすぐ飽きてネットサーフィン始めるのに、なぜかそういう誘惑も起こらず、論文、本、資料、論文、本、資料の完璧なリズム。やればできるじゃん・・・(2度としたくないけど)

ではここで、私の論文を見守ってくれていた動物達を紹介します。

まずはダンゴウサギ。
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ヘビウサギ。
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ロバウサギ。
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オバハンウサギ。
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「人の事はほっといてさっさと勉強しなさいよ!」
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はは、おっしゃるとおり。



そして、片時も私のことを忘れず、見守ってくれたカモメ太郎とカササギ君。

「あ、いいモンみーっけ!」
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「何だよオマエ・・・オレのだぞ?」
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「取られないように持ってっちゃおー」
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「だから、来んなよぉー」
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「ひえぇっ、しつこーーーい!!」
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「ぜいぜい・・・も、もう大丈夫かな・・・」
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・・・私の思惑なんぞに構わず、自然界は動いていたようです。
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by bancho55a | 2007-04-15 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

ウサケツ

引きこもり番長です。

最近、ニンゲンというものを見ていません。
気配はするのですが・・・

「ホワ、ホヮヮ~ワヮァ~」

「フフンフン~ルンルン♪」


以上、隣人アンジェラのあくびの音と歌声でした。
壁が薄いので、何でもかんでも聞こえちゃいます。

そんな私は論文書きに煮詰まると、窓辺に行ってウサ観察に入ります。

特に私が好きなのは・・・

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このケツ!


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え?ヘンタイ?でもやっぱり・・・


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ケツ!


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ケツ!!


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え、しつこい!?

「ちょっとーー!反対から撮ってよ!」
はいはい。

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白い尻尾が特に可愛くて、ケツに見とれてしまうのでした。
以上、大学構内よりお送りしました。
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by bancho55a | 2007-04-10 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK