番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。


by bancho55a

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またもやロンドンへ

・・・行って来ました。今回は交通機関のトラブル多発で参りました。

まずは行きのバスが高速で事故渋滞に巻き込まれ、全く動かなくなったのにガックリ。運転手も「相当遅れると思う」と車内アナウンス(っつうか、「叫ぶ」)。どのくらい・・・?と心配してたら、その後はスイスイ進み、定刻より10分遅れで着きました。まあいつも定刻より20分位早く着くから、結局30分遅れた、ということになるのか。

今回のロンドン訪問、最大の目的は「帝国戦争博物館」という恐ろしい名前のミュージアムを訪れること。ロンドンには他に、国立陸軍博物館だの王立空軍博物館だの、日本じゃ考えられない内容の博物館がゴロゴロあります。

「帝国・・・」は、虐殺とかホロコーストとかの優れた展示が多い、ということで、虐殺のクラスメートからお勧めされていたのだ。ホントはこういう博物館好きじゃないんですが、勉強の為、仕方なく・・・。といっても、行く前まではイヤだったけど、展示を見ていると、これはやっぱり知っておかなければいけないことだなぁ、と思った。宇宙人が来てこの博物館を見たら、地球人って本当に戦争や殺し合いが好きなんだなぁ、と思うだろう。恐ろしい。

平日の昼だけあって、館内には小学校?中学校?のツアーがたくさん。戦車やミサイルに抱きついて遊んでいる。一番上のフロアで、虐殺に関する映画を上映しているのだが、「16歳以下は見ることをお勧めしません」と書いてあってもやってくる。正直、目を背けたくなる映像ばかりなのに・・・。

ところが、子供たちは平気で(?)見ている。そのうち飽きて外に出て行くが。考えてみれば、今やテレビやネットでそれ以上の残虐シーンが見られるわけだからなぁ。たとえ子供に見せないようにする規制が厳しくても、目に触れる機会はあるだろうし。でも、こちらは現実のシーンなんだけど・・・その区別はついているんだろうか。映画の中で、「ルワンダの虐殺の際、この国の子供たちの6割は殺人や死体を目撃したり、実際に人を殺すよう強要されたりした。そのため・・・」と、子供たちの将来を憂慮していたが、なんだかそれと重なってしまった。

博物館を後にして、「象と城」(Elephant & Castle)という、謎めいた名前の駅に向う。駅名だけは、まるでおとぎ話にでも出てきそうなのだが・・・ここ、現在のロンドンでもかなり治安が悪い地域なのだ。発砲・強盗・暴力事件も多く、最悪のブリクストンと並ぶほど。夜の一人歩きは厳禁エリアである。確かに駅まで歩く間にサイレンを鳴らしたパトカーがすっ飛んでくわ、駅の手前ではやはりパトが2台止まって警官がゾロゾロ出ているわ(何があったかは不明)、昼間でもこりゃちょっと・・・という感じではあった。駅前の雰囲気も中央部の駅とはかなり違って危険な感じ。ロンドンは安全な街だと思っていたが・・・久し振りに緊張した。

そこから地下鉄乗換えでメイフェア地区へ。日本大使館もある高級エリア。地下鉄でたった15分なのに、こうもがらっと雰囲気が変わるものか?ロンドンの明暗を一気に見た感じだ。・・・といっても、途中ピカデリー・サーカス駅で乗り換えようとしたら、「駅施設の故障により通過します」・・・と、止まってくれなかった・・・。どういうことやねん!どうやらエレベーターか何かが故障して、この路線部分の駅が機能してなかったらしい。といっても、ピカデリー・サーカス駅はロンドンのど真ん中、観光客のメッカ。東京で言えば・・・山手線が渋谷を「すいませんねぇ」と平気で通過していくようなもんだが・・・。

メイフェアでは、「菊」という和食レストラン(yokokenさんのブログでご紹介でしたね)に行く。鶏の照り焼き、天麩羅、寿司、デザートでサービス料込み4000円程度は安い!そして、そう、緑茶が出るから飲み物の心配も要らないですね。ステキ。和食は1月にSさんのお兄さんにご馳走になった時以来で、3ヶ月ぶりに感動した。でも、味・サービスは、同じくご紹介の「祭(ホルボーン)」の方が良かったかも?まあ、あの時のオーダー内容の方が高級だったし、女1人と男女3人では対応も違うのだろう。「菊」も、マネージャークラス?の女性は対応が良かったのだが、学生バイト?の人達はちょっと慣れてない感じもあった。・・・といっても、イギリス人のサービスと比べると、物腰の柔らかさが圧倒的に違うけど。

それから和書の古本屋で2冊ほど文庫本を購入。日本にいた時は本を買うことがほとんど無かったが(たいてい図書館へ・・・)、インターネット時代の今でも、やはり活字に飢えることはあるもので、何だか読みたくなる。

その後、コベントガーデンの「カルペパーハウス」で、隣家のIちゃんへのバースデープレゼントを見つくろう。別の店で自分用のバスグッズも数点購入したが、帰宅してみたら、金額が間違っていた(3割ほど高くなっていた)。有名店「クラブツリー&イヴリン」だったんだけど・・・。こちらは有名・無名に関わらず、こういう間違いが本当に多いので、気をつけないといけない。これまでもいろいろな店で5-6回、間違いを指摘したことがあるけど、今日はつい気を抜いてしまっていた。当分ロンドンには行かないので仕方ない。良い勉強をしたと思うことにする。

その他にもちょこちょことお買物。やはりロンドンはブライトンと違って素敵なもの、普段見つからないものも多いので、ついつい大荷物になってしまう。シメは日本食料品店で海苔・梅干・醤油その他を購入。ブライトンの7割~半額くらいの値段で買えるのです。

夜逃げしそうなほどの大荷物を抱えて、帰りのバスが出るビクトリア駅に向う。余裕を持って出たつもりが、乗り換えであと1駅、のところで、電車が止まっているというアナウンス。(またかよー・・・)「多少の遅れ(minor delay)」という表示が出ていたのだが、行ってみるとホームに溢れた人々の向こうに、電車が停車したまま動いていない。少したてば動くかと思って待ったが、バスの発車まであと30分に迫ってもまだそのままなので、あきらめて別の路線で大回りしてビクトリア駅に行くことにした。

その路線も途中で止まってしまい、ハラハラしたが、何とか発車15分前にビクトリア駅に到着。やっとバスに乗り込んだのが5分前。焦った・・・。ロンドンの地下鉄、本当になんとかして欲しい。これまで何度かロンドンに行ってるが、3回に1回は不通や駅閉鎖で回り道を余儀なくされている。まあ、イギリスは発展途上国だから仕方ないんだけど・・・。
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by bancho55a | 2007-03-30 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

レイチェル先生の英語相談教室

今は春休み中だが、英語コースの先生達が、留学生のために各30分の個人相談を設けてくれることになった。ただし先着8名。・・・こういう時、オンキャンパスの寮居住者は有利。速攻オフィスに出向いて予約できるから。ということで、さっそくレイチェル先生のオフィスを尋ねる。ちょっと年配の美人先生です。

前回レイチェルと話したときも感じたけど、この人は本当に差別感情が皆無で、滋味溢れる穏やかな微笑みと深い人間性を持つ、素晴らしい人だ。話しているとすべての悩みが消えていくような気がするし、自分を認めてもらえたという充足感で、これから先、何でもできるような気がしてくる。つくづく、こういう年の取り方をしたいものです。

そしてなぜか話す力もいつもより数段アップ。やっぱスピーキングって、相手が「受け止めてくれる」タイプか、「アンタの話なんか聞く気はないけど社交辞令で聞いてあげる」タイプかによって全然違うのだ。でも、後者のタイプの人と話しているのも、反面教師的な、良い刺激になるけどね。そんな逆境でも、いかに冷静に、相手にわかりやすく話ができるか、という練習にもなるし・・・。

それはともかくレイチェル先生。今日もいろいろと教えてもらいました。

前回のペーパーの成績がB-とC、と言ったら、それはやはり「good」という評価らしい。最初の学期は大抵Cだそうだ。やはりAなんてものは滅多に取れないのだそうです。他の日本人の子も、今のところI君以外にAを取った話は聞かないし。ネイティブの子もBとか言ってたしなぁ。

その他、細かい単語の使い方とかをアドバイスしてもらった。例えば、「問題(課題)」という日本語に相当する英語はproblem, issue, concern, matter, topic, challengeなどいろいろあるけど、それぞれのpositive/negative度合いなんかを教えてもらったりして。・・・といっても他愛ない、例えばchallengeはかなりの割合でnegative、とかいったことだけど。・・・でも実は私、数年前までpositiveだと思ってたのよねー。だって「○○への挑戦」って、良い響きじゃん、ねぇ?

あと、「問題に対処する」という場合、deal with はneutralでcope withはdifficultなものに対して使う(struggleにも置き換えられる)とか。何となく分かってることでも、改めて教えてもらうと自信を持って使えるようになる。

ついでに昨日自分が書いた文を見てもらったら、「言葉が多すぎる」と言われた。「もっとシンプルに、易しく書きなさい。クラスメートに向けて書いているように。」

日本の論文って、長く難しく、複雑な構造の文章を書く方が良い、みたいな感覚があるけど(ちなみにサイモン先生いわく、イタリアもそんな感じだそうです)、ここイギリスでは、いかにシンプルに易しく書くかがポイントらしい。先日のクラスでも、インド人の子が「文章が長すぎる。もっと短く!」と注意されてた。大学院レベルの論文というとつい構えてしまうけど、分かり易い文が一番なんですね(でも実は、それが難しいんだけど・・・)。

今回の宿題の論文は・・・まったく進んでません。やばい・・・。論文書くのはこれで5本目だけど、何だか、やればやるほど時間も労力もかかるようになってきてる気がする。こういうのって、どんどん慣れてきて、より短時間で書けるようになりそうなものなのに・・・。

レイチェルのオフィス前でI君にばったり会ったら、もう1本目は8割方書き終わってると言うし・・・。まあ、彼はいつも書くの速いんだけど。

困ったなあ・・・と途方に暮れてたら、T君から電話。

「オレ、まだ書いてへんで。明日から書く。」

あーーー同じ状況の人発見。良かった。

「えっ番長さんもですか?え、ちょっと、ちょっと、今日はまだ書き始めないで下さいよ!絶対ですよ!」

・・・小学生の「指きりげんまん」レベルの会話です(笑)

まあ一つだけ言えるのは、前回までの論文に比べると、読んでる参考文献の量がずっと多いかな。たくさん読んだから良い物が書けるわけじゃないけど、このままもうちょっとじっくり読んで、あとは気合で書いていこうっと。・・・ふぅ。
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by bancho55a | 2007-03-28 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

丘を越えて行こうよ。

ブライトンの北方に、「デビルズ・ダイク(悪魔の溝)」という恐ろしい名前の場所がある。ハイキング先として近隣の住民に愛されている場所だが、そこへ、留学生向けのイベントで行ってきた。

集まったのは、イベント企画者のリーというイギリスおじさん以下、フィンランド人、ポルトガル人、スペイン人、タイ人のブア(男)、トルコ人のガムゼ(女)と番長の計7名。私はたいていガムゼやブアと一緒に歩いていた。ブアもとても思いやりがあるが、ガムゼはさらに親切で人懐こく、一緒にいても楽しい子だった。

まずはバスでハングルトンに向う。そこのパブ前で、地元のガイドさんと他の参加者達と合流。何のことは無い、地元で告知が出ていた無料ツアーにリーが申し込んだというわけだ。さすが、金の無い大学がやることは違う(笑)。ま、それで全然構わないけどね。

パブの裏からもうウォーキングトレイルが始まっていて、標識をたどりながらデビルズ・ダイクまで歩けるようになっている。私は普段引きこもりなので体力が持つか不安だったが、5キロ歩くだけだというのでおとなしくついて行った。

さすがは地元で有名なハイキングコース、5分歩いただけでのどかな景色のオンパレードだ。美しい自然の中でゴルフをする人々。番長父にとっては、さぞかし羨ましい光景だろう。ということで写真を掲載。
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ガムゼと2人で。髪型が寝起きのようだが、風のせいです。
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1時間後にデビルズ・ダイクに到着。小高い丘の上から、はるか彼方まで見渡せるようになっている。リーとガムゼと3人で。
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そこでお弁当タイム。いつも不出来な私の料理も、こういうところで食べるとびっくりするほど美味しい(自画自賛)。「山頂で食べる遠足のおにぎり」が美味しいのと同じ理由だ。

そこからバスでブライトンに戻って解散、・・・のはずだったが、まだ昼の12時ですよ!?しかも、たった1時間しか歩いてないので、若者達は不満顔。「このまま大学まで歩いて戻ろう!」と満場一致で決定。(や・・・やめとけお前ら!熟女が一人混ざってるんだからぁー!!)という私の心の声は無視された。あと3時間も歩くのか・・・と、ややうんざり顔でみんなの後をついていく。しかし、これが絶景と動物達との交流の世界に連れて行ってくれることになった。

ここからはリーが地図を見ながら先導してくれるが、プロのガイドではないし、基本的にだだっ広い平原の中を、遥か遠くの風車とかを目印に地図と照合していくので、かなり大変。かえって面白かったけどね。

まずはデビルズ・ダイクの名前の由来をリーが説明してくれる。ちなみに、これが「悪魔の溝」です。
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大昔、悪魔がここら一帯の村を滅ぼすため、真夜中に深い溝を掘り、そこに水を引き込んで水没させようとしたらしい。ところが、ある老女がつけたろうそくに雄鶏が驚いて鳴き、それを聞いた悪魔は「やべっ!朝が来ちった!」と勘違い。大慌てで逃げ出して、人間は救われたとか。・・・まあ、実際にはフィヨルドみたいに、ちゃんとした地層学的な説明がついているようですがね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Devil's_Dyke,_Sussex
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近くの小さな村(といっても家が数軒寄り集まってるだけ)を通り抜けると、そこは牧場のど真ん中。地面はぬかるんで固まった状態でひどく歩きにくい。dew pondと呼ばれる、草の露が溜まって出来た池がそこここに点在する。といってもそのほとんどは、人間が動物の水飲み場として作ったものらしいが。
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と、いきなり前方にウシ出現!柵も無いところで、こっちを凝視しながらにじり寄ってくる。我ら7名も固まって、「オイ、オマエを見てるぞ」「赤い服着てるからよ!やば~い!」とか勝手な発言。このウシ軍団は避けた方が良いだろう、ということで、回り道をして、向こうの別の村に降りていく。
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この村はPyecombeという名前の村で、家々がとてもかわいい。
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乗馬を売り物にしているらしく、いきなり馬場に出た。20頭ほどのウマがいるが、人懐こい・・・というより、なれなれしい。まあ、我々が馬場のど真ん中を突っ切ろうとしてるからだが、ワラワラと寄って来る。「ニンゲンだ!」「ニンゲンが来たぞ!」「角砂糖持ってねえか!?」「ケチケチすんなよ!」とばかりに、間近に迫り来る。背後から首筋に鼻先をくっつけ、「フーッ!」「ムフーッ!」と鼻息を吹き付ける。ウザいことこの上ない。
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それでも私は案外楽しんだけど、悲惨だったのはガンゼ。彼女は犬を筆頭に、ウマでもウシでも、とにかく動物が苦手らしい。そいつらが近寄ってくると、小声で「番長!」と呼び、私にぴったりくっついて、腕をぎゅーっと握り締めるので、何だか母性本能をくすぐられてしまった。かわいいー。
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馬場を上りきった丘の上で一休み(↑この丘の上です)。一番若い(19歳!)フィンランド人の女の子が「もうダメー!あと9キロも歩けない!バス使いましょう!」ということで、バス停まで・・・さらに5キロ歩くことになった。既に筋肉痛が出始めているが、騙し騙し進んでいく。立派な草露池の近くでヒツジの大群にも遭遇(ダイナミックに柵を飛び越える!)。
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不眠症の人は、このヒツジさんの写真を枕元に置いて寝てみましょう。
そしてやっとバス停へ。ここは「ディッチリング・ビーコン」という、やはりハイキング地のひとつ。クタクタになってバスに乗り込み、無事大学に戻ってきました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ditchling_Beacon
お口直しに、美少女、美馬に乗る、の写真を。
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帰宅してフンまみれの靴を洗い、汚れた服を洗濯機に突っ込み、暖かいお風呂に入って爆睡。夜は隣家のIちゃんのところでピザを作るパーティーがあったのですが、とても参加できる体力&気力が無く、残念でした。でも自分が最終的に16キロも歩いたんだと分かってちょっと嬉しい。ハイキングなんて全く趣味じゃなかったけど、またこんな機会があったら参加してしまいそうです。

ところで、今朝から夏時間に突入しました。これから夜毎に、夜が短くなって行きます・・・。
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by bancho55a | 2007-03-25 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

暇な初春

3月17日から丸1ヶ月の春休みに入り、大学構内はかなり静まり返っている。

図書館はさすがにちらほら学生がいるが、校舎はかなり閑散。寮も人影が無い。アンジェラも4日間ほど不在だったし(←寂しかったよアンジェラ・・・)、エムレイもキプロスに一時帰国してしまった(←ワーイワーイ!♪)

そんな中、ジョック先生のところへ論文の相談に出かける。今日は9:30-12:00までオフィスに居るというメールが入ったので、11時過ぎに行ったら、、、カギしまってるし・・・。

昨日、珍しく睡眠時間を3時間まで削って、このミーティングに備えて予習したというのに・・・(泣)

仕方ないので、ついでに1フロア上の学部事務所に行ってみる。すると天敵、ジョイに出くわした。

ジョイが何もしてくれないひどい事務担当者だというのは、これまでもブログにしばしば書いてきた。前にも、教授のオフィスの場所を聞きに行ったら、調べるのも面倒くさいのか、「この下のフロアのどっかよ」で会話終了したし。

ということで、コイツに聞いてもムダだよな・・・と思いつつ、「実はジョックに会いに来たんだけど・・・今日、見かけた?」と尋ねてみた。

「下のフロアの人のことなんか知らないわよ。」

とかいう答えを期待(?)してたのだが、意外にも

「昨日は見たけど、今日は見かけてないわ・・・。ジョックに会いにきたの?それは困ったわねえ、、、ちょっと一緒に見に行きましょう。」

と、何と私について、わざわざ下のフロアの一番奥の部屋まで見に行ってくれたのだ。

(でも、あなたが一緒に来てくれても何も変わらないんだけど・・・)

という憎まれ口を封じ込め、ニコニコと談笑しつつ下のフロアへ。しかし、もちろん結果は同じ。

「じゃあ、もしジョックが来たら、あなたがずっと待ってたって伝えておくわ。お名前は?」

わおー。社交辞令?だろうが、以前のジョイだったら、絶対あり得なかった対応だ。

仕方ないので、オフィスに戻る途中、世間話をしかけてみた。
「イースター休みはいつからなの?」
「4/5-10よ。それ以外は一日中オフィスに居るわ。フルタイムの職員だから、長く休みを取るわけにも行かないのよねー、ほんとに大変よ・・・。」

まるで友達みたいな会話じゃないですか、オエッ。

「大丈夫よ。だってあなた、出勤しても大した仕事しないから、いつでも休みみたいなもんじゃない。」

・・・と言ってしまいそうになるのを必死でこらえ、微笑みながら別れた。


寮に戻ってきて、事務所でもう一人の天敵、サンディ(オジサン)に、「私、イースター休みは寮に残る予定ですので。」と告げる。これは申告しないといけないのだ。

「そう、じゃ、そこのリストに記入して」

・・・どれだよっ?サンディもやる気が無い担当者なので、奥のイスから一歩も動かずにアゴで「それ、それ」と言い続ける。

「その青いバインダーだよ」

「あー、これね?」

気が緩んでいたのか、まったく素で、日本語で堂々と言ってしまった。自分が恐ろしい・・・。

「うん、そう、このボールペン使ってね。」

さらに驚いたのは、全く動じずに返事をするサンディ。えっ、日本語分かるのか?(それは無い。私が指差したせいだろう。)

・・・ちょっと不安になる私。

(今まで自分の英語が通じると思い込んでたけど、実は全く通じてなくて、みんなカンで返事してたんじゃ・・・)

そんな私の動揺も意に介することなく、

「あ、ついでにバインダーにボールペンつけといてよ、あ、そっちのじゃなくてこのボールペン。うん、ありがとう、助かるよ!」

何だか今日はサンディもフレンドリーなのであった。

天敵2人とも「感じ良い人」に変身してるなんて・・・。暇な春は人を寛容にするのかしら。
明日こそは太陽が西から昇りそうな気がする。

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キャンパスにもちらほら春の訪れが・・・。桜?や、所構わず咲きまくるラッパ水仙たち。
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by bancho55a | 2007-03-22 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

ウサ連写

ブライトンは昨夜から、雪が降り、カーッと照ったかと思うとあられが舞い、強風が吹き荒れて世紀末のような天気だ。

そして、なぜかそんな時によく現れるのがウサちゃん。家の裏庭にこっそりやって来て食事に余念が無い。

そう、こんな感じ・・・
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「アタシ、寮のアイドルだしー、当然カワイイわけよ。」

これは私の住んでる3階から撮った写真。さらにそぉ~っと1階のキッチンまで下りて近づいてみた。こいつら野生なので、ちょっとの物音にもビクビクするし、逃げ足だけは早いのだ。キッチンの窓から見ると、よしよし、まだいるな。(右窓中上辺りの小さな灰丸)
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「やめてよっ!正面から撮るとおデブちゃんなのよッ!」


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「後姿もおデブちゃんなのっ!右斜め45度からお願いしま~す☆」


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「ファンの皆さん、いつもありがとう☆」

・・・とカッコつけてるが、食べてる時のガッついた姿、見られたもんじゃないすよ。


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頭から突っ込んでるし。


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鬼気迫って向かってくるし。


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「なぁ~んちゃってね、ウフ☆」
ふと我に返りますが、すぐにまた・・・


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筋肉ムキムキで食べ始める。


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その目、コワイし・・・。


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「んもーっ、そんな見つめられたらキンチョーして食べられなぁい♪・・・今日はこの辺で許したろ」

・・・と、林に戻ってくウサちゃんでした。
ごめんごめん、これに懲りずに、また来てね。

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by bancho55a | 2007-03-20 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

誉められた・・・えへ

先週で2学期目が終了し、今は春休みの真っ最中なのだが、残務処理のように、ちらほらと講座やらセミナーやらがある。

今日は留学生の為のライティング講座に参加してみた。論文の書き方について教えてくれるもので、先週参加したKちゃんとT君いわく「ためになった」そうなので。

クラスに行くと、なんと!もう会えないと思ってたサイモン先生が「やっ番長、元気?」
わーい嬉しい。ということで、今日もとても身になる授業内容でした。

事前に、各自500ワード程度のライティングサンプル(以前に書いた論文の序章部分を抜き出したもの)を提出しておいたので、それをもとに、2人1組でお互いの良い所、悪い所をアドバイスしあう。その後、サイモン先生の「ライティングの極意」スペシャル講座。

「留学生の論文を読んでいて、『うーん、この子の一番の課題は英語力だな。』なんて思うことはほとんど無いんだ。むしろ文法なんか、イギリス人よりちゃんとしてることもあるし。ただ、どうも文の流れ方がうまくない。『あれっ?何でいきなりこんな展開になっちゃうんだ?』って思うことがしばしばある。」

「良い論文とは、最初から最後まで、一度も止まらずに読み通すことが出来るものなんだ。文と文が適切な接続詞で関連しあっていて、話がスムーズに流れる、それがポイントなんだよ。誰でも自分の頭の中では論理がスムーズにつながってる。でもいざ文章にしてみると、言葉が足りなかったり、飛躍しすぎたりして、読み手を混乱させてしまう結果になりがちなんだ。」

最後に、「番長、君のライティングのコピーを皆に見せてもいい?」

い、いやだー!イヤに決まってるじゃんっ!!!

「いやいや、悪いようにはしないから。」

と、ササッと配布されてしまった。私のライティングは5段落に分かれているのだが、

「今から各段落の最初の文だけ読み上げていくね。」

そ、そんなことしたら何が何だか分からなくなっちゃうじゃん!
・・・と思ったが、これが良く分かるのだ。←自画自賛

「ちゃんと意味がつながるだろ?どうしてだと思う?」

「えっと・・・最初の文が各段落のまとめになってるからですか?」

「その通り。だから、読み手は不安を感じずに読めるし、文章全体も自然な流れになっていく。君の論文、僕は最初から最後まで一度も止まることなく読み通せた。・・・素晴らしいことだよ。その点では、プロのジャーナルよりも良く書けてるくらいだ。いったいなぜこのクラスに参加してるの!?」

(・・・真っ赤。。。)

ふだん誉められたことがないので、異常に挙動不審になってしまった。

...・..・... ヽ(*^。^*)ノ ...・..・...

ふと思ったのは、もしかして、このブログがライティングの練習になっているのでは・・・?ということ。

ほぼ毎日、一つのトピックについてまとまった長さの文章を書いているし。(・・・え?「トピック」なんて言葉使っていいのか?この馬鹿げた内容に!?)そして、その馬鹿げた内容を皆さんに少しでも読んで頂けるよう、、、いちおうこれでも一生懸命推敲してる・・の・・です・・・(の割にはこんな拙文で恐縮ですが・・・)。日記と論文の書き方が直接リンクするとは思えないけど、ちょっとは足しになってるのかな・・・?

そんなことでいきなりやる気が出てしまった、単細胞な私でした。
おだてれば木にも登るんでっせーー!!
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by bancho55a | 2007-03-19 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

ミニテクテク

2回目の散歩です。今回は30分しか時間が無かったので牧場には行かず、寮の裏手の「US13」から出発してみました。
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歩き始めた途端、横の林の中で「ガサガサッ!」と激しい音。
はっと振り向くと、まさに灰色ウサちゃん2匹が逃げていくところ・・・
必死でシャッターを切りましたが、時すでに遅し。無念・・・。

気を取り直して歩いていくと、目の前にツタの絡まったゲート?みたいなものが・・・
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何すかね、これ。

それを通り抜けて歩いていくと、またもや人間のものでない足跡発見。
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見てるだけで「カッポ、カッポ」音が聞こえてきそうだ。ウマかいな・・・

はっ・・・!

も、もしやこの近くに白馬に乗った王子様が・・・!!??
た、たいへ~ん!私を迎えに来て、迷ってるに違いないわ!早く寮に案内してあげないと!

王子様を追いかけて小走りに進んでいくと、急に道が開け、かぐわしい香りが漂ってきました。

この香り・・・「気品」とか「洗練」とかには程遠いんだけど・・・

オウッ、お前らかよ!
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ウマさん初遭遇。・・・超コヤシ臭いんだけど。王子様も臭いのかしら・・・
だめよ、花のような私にふさわしい方でなくては困るわッ!
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ということで、ここで王子様探しは断念。今日は時間もないし、強風が吹きあふれててこれ以上の散歩は無理でした。景色は相変わらず素晴らしいんだけど・・・!
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次回はクサイ王子様より、かぐわしいヒツジさん達に会いに行きます。
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by bancho55a | 2007-03-18 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

スーパー半日ツアー

地元のスーパーはこんな感じ(高級順)。

A ウェイトローズ(ブライトンの街中に1店、隣町ルイスに1店)
B セインズベリー(ブライトンと大学の中間に1店)
C テスコ(隣町ルイスに1店、隣町ホーヴに1店)
D アスダ(マリーナに1店、大学の近くに1店)

私が住んでいるのは超田舎大学構内の寮なので、どのスーパーにもバスでしか行けない。大学構内にミニスーパー(大学生協みたいの)もあるが、高いし鮮度が悪い。ということで、週に1回、バスで買出しに出かけている。

上記は全て大手チェーン。一番良く行くのはセインズベリー。近いし、値段も手頃。次はウェイトローズ。高級スーパーだけあって商品の陳列もきちんとしてるので、日本のスーパーみたいで買い易い。しかも商品の質が良い。この2店は大学構内からバスに乗って行けるが、あとの2店はバス停が遠かったり、乗り換えないと行けなかったりする。

テスコとアスダはそれぞれ1度しか行ったことが無い。テスコは全英一の巨大スーパーで、他の追随を許さない。でも隣町までは遠いんだよー。アスダはマリーナの店に行った時にトマトのパックを買ったら、1個腐り果てたのが混ざってたので、それ以来行ってない。

そのアスダだが、大学の近くの店の方に、無料バスが巡回しているという情報を聞いたので行ってみた。といっても、毎週土曜日の朝9:30にしか来ないらしい。

バス乗り場は大学の外。自宅から15分ほど歩いた所にある、一般のバス乗り場だ。本当にそんなバスが来るのかドキドキしながら待つ。来なかったらいつも通り、一般のバスでセインズベリーに行くつもりだが、バス代が往復で750円もするのだ。おかしいよイギリスの交通機関!!

バスを待ってる人はちらほらいるが、皆、一般のバス目当てだ。アスダの無料バスを待ってるなんて、私だけ・・・?9時27分になってもバスは来ない。

と、そこへどこからともなく、インド人達が集まって来た。いくらイギリスにインド人が多いとはいえ、いきなりほぼ無人のバス停に30人も!みんな知り合いらしく、楽しそうにおしゃべりしてる。手ぶらの人もいれば、旅行に行くようなキャリーケースを引いてる人もいる。も、も、もしや・・・?期待に胸が膨らむ。

10分遅れで、ウワサの「アスダ無料バス」の表示をつけた二階建てバスがやって来た。やったー!ほっとして乗り込むと、インド人軍団もついてくる。やっぱ目的地は一緒だね!バスの中にもインド人がいっぱい。あとは少数の東アジア人と、ごくごく少数の白人&黒人。このイギリスで貧乏人は私だけかと思ってたが、他にも節約家仲間がいるようだ。

10分弱でアスダに到着。野原のど真ん中にいきなりスーパー出現、って感じだ。こんなに近いとはびっくり。

巨大スーパー内にカートを押して入る。・・・安い!驚くべき値段だ。セインズベリーが安いと思ってたけど、比べ物にならない。テスコと張り合う、もしかしたらそれ以上に安いかも。ちょっとコーフンしつつ、普段高くてあまり買えないオーガニック食品を買いまくる私。

しかし買っていくうちに、微妙に値段の仕組みが見えてきた。生鮮品や、アスダのオリジナルブランド商品は恐ろしく安いが、他社の商品はあまり変わらない。まあそれはそうでしょうけど。その辺で儲けてるわけやね。

帰りのバスの時刻を運転手さんに聞いたら、2時間後らしい。・・・?あれ、前に行った人に聞いたら1時間後って言ってたけど・・・まあいいや、ゆっくり買い物しようっと。

と思ったが、2時間はやっぱ長過ぎだ。巨大スーパーだから見るものはたくさんあるけど、さすがに1時間を過ぎた所で困ってきた。仕方が無いので、普段素通りする缶詰コーナーの商品を一つ一つ見ていく。と、林望の本にあった「タラコ」缶を発見。おいしいという話だったので、買ってみる。

それからオリエンタルコーナーで、醤油やらノリやら寿司米やらガリやら(そこまであるのが巨大スーパーのすごさ)を、微笑みながら見ていく。(でも高いから買わない。ロンドンの日本食品店のほうがはるかに安いもん。ここもアスダの儲けポイントなんだろう。)

ふと気づくと・・・あれっ!?あんなにたくさんいたインド人達が一人も見当たらない!!

さっきまでしょっちゅうすれ違っていたのに・・・!やっぱバスの時間が1時間早かったんじゃないの!?急に不安になる。でももう手遅れ。かなりシュン・・・としながら、スーパー内をお散歩。

さて、15分前だし、そろそろお会計して、来ないかもしれないバスを待つか・・・とレジに向ったら、ふと1人のインド人を発見!!あー良かった!バス、まだだったんだー!!

今日見かけた中で、一番嬉しい人だった。思わずにっこり微笑みそうになる。
そして時間通りにバスに乗って帰りました。

さて、結果は・・・?

良い点:無料バス。一番近い。とにかく安い。商品も豊富。
悪い点:バス降り場から家までが遠い!重い荷物を持って徒歩15分は予想以上にキツイ。最後の坂で死にそうになった。(インド人達がキャリーケースを持ってたのに納得。)

そして・・・

やっぱり商品の質が悪いのでしたー!!

帰宅してから炒め物を作ったんだけど、「え・・?私、炒め物じゃなくてスープ作ってたんだっけ?」と言いたくなるほど、肉から出る水の量がすごい。火を通したら、半分くらいの大きさになってしまった。水肉かよー!しかも肉が臭くてマズイ。野菜はまあまあだけど、ちょっと味が薄いかも。

うーん・・・。いくら安くても、半分の量になってしまったり、味がいまいちだったら高い買い物なんでは・・・?

ということで、バス代使っても、値段が高くても、やっぱりセインズベリーとウェイトローズに行こうかな・・・と思ってしまいました。あ、でもお花は良かったかも。水仙10本で120円だったし。・・・(今はちょうど水仙の季節で安いのです)。貧乏なのになぜかお花だけは買ってしまう私にはぴったりかな♪
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by bancho55a | 2007-03-17 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

人権打ち上げ

先週でジョックの授業が終了したと書いたが、一昨日、彼からクラスメート宛にメールが入った。いわく、「最後とは言ったものの、授業をするのにやぶさかではない。どう思う?」

私はジョックの授業は面白いと思ってるので、異論は無い。「いつも批判的な視点が楽しみなので、もちろん出席したいです」と返信。皆が何と返信したか、そもそも返信する人がいたかは不明。ジョックは嫌われているからなぁ・・・。先学期の論文も、他の授業ではオールAをもらってる、すごく出来る子に対してCをつけて、内容について「それがどうした」と書いたという話も、早くも伝説になってる。・・・今から論文の評価が恐ろしい私。あーこんな授業取るんじゃなかった。

朝、クラスに行ってみると、イギリス人のポールしか来ていない。やがてジョックが登場、出席者の少なさに軽くショックを受けてる様子。その後、I君がやってきた。ということで、先生含めてたった4人の授業。

たぶん、内容が「宗教系NGO」で、みんな関心が無くて集まらなかったのだろう。というか、もともとキャンセルされた授業なので、出席してもしなくても成績には関係無いし、だったら面倒くさいじゃん・・・というのが本音かも。

ところがこのトピックがとても面白かった。キリスト教の要素を「実践」と「信条」とし、カトリック/プロテスタントがどちらによりリンクしているか、この2要素がどうNGOの活動に関わっているかに触れ、「宗教系」という名称の問題点、常に分裂・断片化する宗教の特性が、NGOの活動特性によって「統一化」されていくことへの懸念、など、論点に満ち溢れた内容。

生徒も3人しかいないので、授業というよりはお茶してるみたいに、いろいろと意見が出てくる。普段ぜったい発言しない私までついフラフラと意見を言ってしまうくらい、自由度の高い授業だった。終わってからI君が「やっぱ人数少ない授業は面白いなーっ!」と叫んでいたのが印象的だった。


夜は、人権コースの打ち上げ飲み。スイス人のステファニーの提案で、ブライトンのパブに集まった。虐殺授業に出てる子以外は会うのが久し振りな面々で懐かしかった。

ちょっとびっくりしたのは、自分のリスニング力が上がっていたこと。以前はこういう飲み会に出ても、周りの人が何を言ってるか、さっぱり分からなかったのに、今日は意外に良く分かる。今までの分からなさ度が90%、それが今回は30%くらいと、劇的にダウン(でもまだ3割は分からない・・・苦笑)。といっても皆、弾丸のように喋りまくってるのでとても口を挟めない。私の反応は今までと変わらず、「ニコニコうなずいてるだけ」なんだけどね。

まあそれでも時折、隣のマータと2人でおしゃべりしたり(1対1なら私も対等に話せる)、スーザンが連れて来たドイツ人の男の子としゃべったりした。その子はいまいち英語が得意でない(といっても私より出来る)し、人権コースの話は部外者なので、ちょっと疎外感を味わっていたようだった。(ちなみに、そういう疎外感を味わってる子に話しかけたりする親切心を持ち合わせている人はほぼ皆無・・・狐トムくらいしかいない。)

ということで、疎外されてる者同士、話すことになる。ちょっと情けないが、でもこの子の話は面白かった。大学院で「Landscape Architecture」を学んでるそうで、・・・何と訳したら良いかな?景観と都市計画、みたいな感じっすかね。で、東京の都市景観と欧米のそれは違う。欧米には目印となる建物があり、それが場所の特徴と結びついてるけど、東京には希薄・・・みたいな話をしてたので、日本の住所の表記法は、欧米みたいに「○○通り×番地」じゃなくて、「○○市1丁目1番地」みたいに、「道」と結びつかないで、無機質な「区画」で分けてくんだよ、と言ったらすごく面白がってた。

あと、「借景」も授業で習ったというのでびっくり。訳語があるなんて知らなかったよ。「あれは個人主義の欧米よりも、共同体主義の日本でこそ発展する概念かもね」と言ったら、それでもまた話が盛り上がった。

リスニングが上がったといっても、人権コースの中で味わう疎外感は相変わらずだし、皆は毎週のように会ってるらしいけど、私にはそういうお誘いが来ないし・・・(シグルンに「いつも水曜日に来ないよね?」と言われたけど・・・誘われないから行けないんです。と言えずじまい・・・。ま、皆の話についていけないから、仕方ないんだけどね)。それでも案外楽しかったひと時でした。

12時頃に解散。同じ方向の狐トム、イギリス人のジェマ姐さん、ノルウェー人のシグルンと4人で歩き出す。今回、珍しく写真を撮ってみました。↓照れる狐トム。
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左がシグルン、右がジェマ姐さん。


そして家が近い順に帰宅。最初にトムが帰っていき、次に私がバス停に残り・・・と思ったら、人気(ひとけ)の無い深夜だったこともあり、面倒見の良いジェマ姐さんが「番長の次のバスがいつ来るか確認しましょうよ」ということで、酔っ払い3名の、焦点の定まらない目で必死に確認。あと20分もあるので、「じゃあ次のバス停まで一緒に歩くわ。」と、また歩き始めた。

シグルンが「この辺、夜は暗いのね~・・・」と言うと、ジェマ姐さんが「いや、普段はもっと明るい・・・ぅわっ!!」

同時にシグルンと私も「わーっ!!」

一気に辺りが真の闇になったのだった。

「怖いわーっ」「きゃーっ気味悪いわーっ!」「きゃーきゃーきゃーっ!!!」

と、そこは女子3人、黄色い声で騒ぎまくる。
・・・誰ですか、「女子2人と熟女1人」とか指摘する人は。

あたり一帯が停電になったのだった。

街灯はもちろん、商店や民家の明かりも全て消えている。こ、こあいよー!かすかな星明りと、数軒の店に備えてある非常灯以外は光が無い。危うく目の前に飛び出てた金網に激突するところだった。

どうやら区画ごとに電源が落ちていっているらしく、後ろを振り返ると真の闇、前方200mくらいから先は街灯がついているが、それが順を追って消えていく。まるで映画「コンスタンティン」のようだ(←実はひそかにこの映画、好き。2回も見てしまった)。あれも街中で停電に遭い、悪魔に襲われそうになるのだが、さすがの番長も真の闇の中、バス停で一人ぽつねん・・・と待ってたら、あっけなく地獄に連れて行かれたことだろう。ジェマ姐さんに感謝。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

というわけで、ジェマ姐さんを明かりの消えた家の玄関まで送り、私はその2つ先の、停電してないバス停でバスを待つことにし、シグルンは自転車で帰っていった。

バス停付近は全くの無人で、ちょっと退屈(でもブライトンはとっても安全)だったが、深夜だけあって、回送バスが案外適当な「行き先表示」をつけてるのを発見して楽しかった。普段乗るバスは「ブライトン駅」とか「Universities(大学行き)」といった表示なのに、「Wedding Party」とか、かなりフザケた表示。私の乗ったバスも、終点の大学について振り返ったら、さっきまで「Universities」だったのに「Disco Decker(ディスコ・バス)」に変わってて、思わず大笑い。こういう遊び心、好きですイギリス。

次回みんなに会うのは来学期、修論のワークショップの時らしい。お互いに修論のトピックについて「忌憚のないご意見」を交換し合う場らしいが・・・やばいやばい!今度こそやばい。春休みのうちにリスニングとスピーキングを鍛えておかないと絶体絶命。

今度の休みも休めなさそうな予感・・・。
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by bancho55a | 2007-03-14 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

最後の虐殺

今日は虐殺授業の最後。これでもう、マーティンともクラスメートともお別れだ。来学期は授業が無いので、こうやってクラスに出ることもなくなる・・・かなり寂しい。

マーティンの授業は、一見、生徒に勝手に意見を言わせているだけのようだが、終わってみると見事にちゃんと結論が出ている。そこら辺が彼の力量なのだろう。そういうのを感じ取れるのもこれが最後というわけだ。この先、もう学生に戻ることも無いだろうから、今回は本当に良い経験をしたと思う。

私は授業でも消極的で、特に貢献できることは無かったが、そんな目立たない生徒でも、マーティンはちゃんと目を配ってくれた。「カンボジアの虐殺では・・・」と言う時は必ず私の方を向いて目を合わせてくれたし(もしや・・・ポルポトの背後霊が!?)。誰がどんなエッセイを書いたか、どんなプレゼンをしたか、ちゃんと覚えているのだ。その辺がまた、素晴らしい。

いつも授業の後は、「ダーバ」という学内のカフェに集まって、みんなで1時間ほどお茶をするのが恒例だった。人権学・国際関係学・人類学と、異なるコースの学生達が、コースの壁を越えてとりとめもない話をする時間が楽しかった。今日もそうなるだろうと思って、皆に少し遅れて藤沢トムとディーナと3人でダーバに行ったら、、、誰もいない。

正確には、人権のイギリス人の子達が誰もいない。

きっと、自分達だけでどこかにお茶しに行ってしまったのだろう。

人権のイギリス人の子達はいつもとても仲が良くて、私には言葉の壁以上に入り込めない部分があった。皆で話していても、話題がすぐに、私の知らない誰かのウワサになったり、私が呼ばれていない「一昨日の飲み会の時・・・」の話になったりする。それはまぁ仕方ないんだろうけど、そうなるともう全く会話に参加できないので、つくづく自分が空気になった気がして寂しくなることがあった。

イギリス人の排他性を垣間見た・・・なんて、言い過ぎかな?普段他人のことをとやかく言わないディーナも、「皆、ばらばらに帰ってしまうなんて残念ね・・・。最後の授業だからこそ、皆で揃ってお茶したかったのに・・・」と言っている。ダーバにいれば、いつもちょっと遅れてやって来る、国際関係学の子達やフォウクも合流できるのに・・・。人権コースの飲み会が水曜日にあるので、私はそこでまた皆と会えるけど、藤沢トム、ディーナ、フォウクは人類学コースなのでそこには来ない。何かちょっと割り切れない気分。

ということで、今日は天気も良いので、藤沢トムとディーナと3人で、外のベンチでお茶をした。ま、正直、人権の子達のど真ん中でお茶をするよりはずっと気が楽かも。オハイオ出身のディーナのアメリカ英語は本当に分かりやすから、緊張しないで聞けるし(笑)。(オハイオはアメリカで一番きれいな標準英語を話すところらしいです。ニュースキャスターもたくさん輩出しているとか。←Aちゃん情報)

「じゃぁ、またね。」と、もう一生会えないかもしれない人達と、軽く挨拶して別れた。

図書館で少し本を検索してから帰宅する途中、向こうで手を振る人がいる。近づいてみると、KちゃんとT君だった。2人でライティングのワークショップに出ていたらしい。そこでちょっと話してから、学内のパブに「1杯だけ」飲みに行った。・・・まあ、1杯「だけ」にならないのは覚悟の上(笑)

パブに行くと、偶然Mちゃんが飲んでいたので、4人で飲み始める。相変わらずバカな話ばかりで楽しかった。で、結局10時半まで・・・ハハハ。ま、今日はちょっと打ち上げ気分でした。
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by bancho55a | 2007-03-12 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK