番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。


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映画してお茶♪

せめてタイトルだけはロマンチックに・・・。

毎週水曜日は人権&紛争に関する映画上映の日。今日も席について、ドキドキしながら映画の始まるのを待っていたら、案の定、暗くなってから隣に

「ハァイ♪」

わっ、来たよー、恐怖の美少女フォウクが。

今日の映画は強烈でした。「デルタ・フォース」という、(どこかで聞いた題名ですが、それとは関係なく)ナイジェリアのニジェール・デルタにおける、某大手石油会社の環境破壊事件と、自分達の土地を石油まみれにされた先住民族オゴニの反対運動、それを抑えようとして当時の軍部がオゴニを「処罰」=虐殺した事件のドキュメンタリーです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B4%E3%83%8B

虐殺の規模としては、これまで見たルワンダ等の事件よりかなり小さいのですが、映像が・・・。今まで被害者の映像で目をそむけたことの無い私でさえ、思わず体ごとそむけてしまうほど、吐き気のするものでした。

でもそれよりゾッとしたのは、この、同国民間の対立の構造に、先進国の企業の意向が深く関わっていること。そして、その企業を糾弾するだけで済む問題ではないこと。私だってその企業のガソリンスタンドで給油したことがあるし、自分が過去に勤めてきた企業だって、どんな形でも他人の生活を侵害していないとは言えない。人間社会で生きていれば常について回ることとはいえ、「彼らの問題」と突き放せないのはつらい。

精神的にへとへとに疲れて映画終了。さすがのフォウクも無言だ。すぐに映画の話をする気になれず、ペーパーの話などをしてたら、

「こっちに行く?」

とカフェの方向を示された。

「アンタ怖いからイヤ。」


と言いたかったけど、そう言う方がよっぽど怖いので、仕方なく恐ろしいことに2人でお茶した。

き、き、緊張する・・・

と思ったけど、何だかフォウクって意外に話しやすい。怖いは怖いんだけど、裏表が無いから、「こんなこと言ったら変に思われるかなぁ・・・」というようなことでも思い切って話してみると、意外と懐深く受け止めてくれたりして、・・・驚くべきことに、話が弾んでしまった。

ちなみにベルギー人でした。あー、あのフレンチ訛りはそれかぁ。で、大学もここだったらしい。その後、2年ほどスペインやインドなどを、働きながら転々として(work to live, not live to work...仕事人生ではなく、生活の為に働く程度)、再びここの大学院生として戻ってきたらしい。「ホントはロンドン大学に行こうと思って、いろいろコースの内容とか質問したんだけどあいつら返事しやしねぇ!

・・・あーやっぱ怖い。

あと、親がチリに住んでたこともあり、チリ、ボリビア、ペルー、エクアドルとかも転々としてたらしい。なるほど、そういう人生を送るとこういうパンクでヒッピーな美少女ができるのか。思わず南米話で盛り上がってしまった。

「卒業したらどうしたいの?」

と聞いてみた。

フ「んー、今考えてるのは、南米に戻ってカメラかついで、人々の生活や社会問題なんかのドキュメンタリー撮ってみたいなぁ。でも技術無いんだけどね・・・クスッ☆」

笑顔だけは本当に天使だ。

番「それ、向いてそうじゃない?あなたって芸術センスあるし、いま勉強しながら自分の視点を確立しているわけだから、両方合わさったら案外イケると思うけどなー」

フ「そうかな?エヘ。でも確かに、ここの大学院での勉強、面白い!マーティンの(虐殺)クラス最高よね。実は博士課程に進んでもいいかな?とも思ってるの・・・」

番(それはキャラ的に合わないからやめたほうが・・・)

・・・と言った途端に耳の畳針ピアスを抜いて投げつけられそうなので、あえて沈黙。

そんな感じで半時間ほど、あたかも友達のように話しこんでしまったが、私、断じてこんな怖い女と親しくありませんから!
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by bancho55a | 2007-02-28 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

サイモン先生の英語教室

午前中、人権コース長との修論ミーティングがあった。修論のトピックによって指導教授が割り当てられるのだが、そのプレミーティングみたいな感じ。コース長はナイジェルという先生だが、先学期は休んでいたので、会うのは今日が初めて。オフィスにお邪魔し15分ほど話す。

といっても修論のトピックなんかまるで決めてないので、漠然とした方向性のみ伝えたら、「その内容なら僕が担当しよう。」ということになった。まあ、若めで話しやすい雰囲気の先生なので良いかな。

その後いつもの、留学生の為の英語スキル講座へ。これは毎回毎回、本当に面白い。サイモン先生最高。この人も外国人に偏見を持たない、貴重なイギリス人だ。今日もまた目からウロコなことをたくさん習ったのでシェアさせて頂きます。

1. イギリス人の話し言葉は間違いだらけ
・・・いきなり偉そうですが。例えば、皆さんお馴染みの仮定法。
If I had known you were coming, I would have made a cake.
(アンタが来るって知ってたらケーキ焼いといたわよ)

・・・と、しゃべるイギリス人なんてどこにもいやしません。彼らはこう言ってるのです。
If I'd've known you were coming, I'd've made a cake.

なんじゃーそれー!文法間違っとるやんけ!!
「If I'd (=I had) known」ならまだ分かるけど、なんで「I would have known」になっちゃうのよっ!!

なんでも、イギリス人はやたらに仮定法、というか「would」を使いたくなっちゃうらしい。I take a bus.ではなくI'd (=I would) take a bus.というように。話し言葉の半分は仮定法かも、だそうです。

ああ、私のリスニング力が低いのは、私のせいではなく、イギリス人のせいだったのね。

・・・とは、さすがの私も言えないが。(・・・言ってるが。)

まあ日本人だって、文法の教科書どおりの言葉をしゃべってるかって言えばそうでもないもんね、例えば「ら」抜き言葉とか。当たり前といえばその通りなんだけど・・・。

思わず口の中で「I'd've…アイドゥヴ、アイドゥヴ」って練習しちゃったよ。


2. イギリス人の書き言葉は間違いだらけ
先生が何気なく黒板に「worker's rights (労働者の権利)」と書いた。実はこれ、いつも私が疑問に思ってたとこなので、つい質問してしまう。

「あのー、workers' rightsじゃないんですよね?(「'」の位置の違い)」

サイモン先生、思わず顔を覆って
「そう、君が正しい。」

そこから、いかにイギリス人がアポストロフィー(')の使い方を間違えているかと言う話になった。

「ブライトンに、セント・ジェームス通りってあるよね?」

ああ、あの通りね。

「今度行った時、標識に注意してごらん、面白いから。」

何ですと!?先生の説明によると、

1. St. Jame's Rd
2. St. James' Rd
3. St. James's Rd

の3種類が入り乱れているらしいのだ。
さて、どれが正解でしょう・・・?

1. は「ジェーム(スが無い)通り」になってしまうので間違い。2. はジェームが何人もいることになっちゃうので間違い。ということで、正解は3. でした。

そうです、イギリス人はアポストロフィーの使い方を知らないのです・・・!
(と、ちょっと大げさに。)

そこで私、ハッとした。某社にいた私の上司Aさん(日系アメリカ人)。Aさんが作成した文書には「VP's」といった、「's」の使用が散見された。最初は「VPの」という所有格の意味かと思ったが、どうも「VP達」という、複数形の意味で使っているらしい。そうかー、これが正しいんだ、と大学院卒のネイティブを信じ込んで、それ以来、大文字の略語の複数形にはこれを使ってきた私。「NGO's」とか、こないだの論文にも使っちゃった。

ちょっと青ざめながらサイモン先生に聞いてみると、

「あーはいはい、それはよくある間違い」

ギャーーーッ!!

「『PC's』とかしょっちゅう見るし。ちなみに『1980's』も間違いだから。」

うわっ、それも使ってた気がする・・・。

「ブライトンのオープンマーケットとかでリンゴやナシを売ってるけど、そこに書いてあるのは・・・」

なるほど、「apple's and pear's」というわけですね。これも間違い。そのアポストロフィー、全部要らないから。

うひぇーー。

ちなみに一昨日のニュースによると、イギリス人対象の調査で、

「『there』と『their』など、英語の発音が同じでもつづりが異なる単語の相違が分からないとの回答も20%に達した。」

そうです。そう!そうなのよーーー!!恐ろしいことに、大学のコース説明やメールにさえ散見されるこの間違い!

ネイティブの皆さん、英語教えてあげましょうか?


3. 笑い話
カンマの場所によって意味が違ってしまうと言うお話(実話)。
ある雑誌?に、パンダに関する記事が引用されていて、そのタイトルが

「Eats, Shoots, and Leaves」

となっていたそうです。
恐ろしい。これでは、パンダが「食べて」、いきなり銃を構えて「撃って」、そして「逃げてく」ことになってしまう。
そうそう、最近の若いパンダって怖いのよー、奥さん。

もちろん正解は「Eats shoots and leaves」
つまり、「パンダは芽や葉(leafの複数形)を食べます」ということでした。(更にいえば「(Pandas) eat shoots and leaves」が正しい。)

カンマの打ち方でパンダが凶暴な動物になってしまうので気をつけましょう。


4. 英語はパターン化言語
例えば、「pose a challenge」というフレーズ。「難題をもたらす」とでも言うのでしょうか。英語ネイティブにとっては、「challenge」は「pose」するものであって、通常、それ以外の動詞は出てこないのです。サイモン先生が時々言うように、

「イギリス人はとてもformulaic(型にはまってる)。それに引き換え、留学生はとてもcreative(創造的)。」

誉められてるんだかイヤミ言われてるんだか微妙なとこですが、そう、そうなのです。もしあなたが「私は英語上級者よ、ホホホ」という人だったら、まあうらやましい。・・・じゃなくて、あとは定型語を覚えるだけでネイティブになれます。サイモン先生いわく、

「こないだ、いろんな人に短文を書いてもらって、それをシャッフルして、どれをイギリス人が書いたか、どれを留学生(英語が母国語でない学生)が書いたかをイギリス人に当てさせたんだ。もちろん語学堪能(proficient)な留学生達だよ。」

結果はどうなったか。

「みんな、見事に当てたね。『もちろん留学生の英語もすべて正しい。でも何かが違うんだ、何かが・・・僕らはこういう言い方はしない。』って言ってた。」

日本語に置き換えると確かに納得。

「定型語を勉強するにはどうしたらいいんですか?」と質問が出た。

「本を読みなさい。別に論文でなくとも、自分の興味のある分野のものでOK、推理小説でも恋愛物でもいい。TVやラジオだと、どうしても聞き逃す単語が出てくるから、定型文の勉強には向かない。」

そして、ネイティブと留学生(英語が母国語でない学生)との違いは・・・

「留学生は英語を単語単位で覚える。でも僕らは定型語で覚え、使ってるんだと思う。多分、子どもが言葉を覚え始める時、「あれ」「欲しい」と2語で覚えるのではなく、「あれ欲しぃー!」が1語としてインプットされているはずなんだ。「want」だけでは成り立たない、「want that」で覚えるというわけさ。」


今日もとても熱血で充実した授業でした。次回が最終回。

「次回はぜひ質問を持ってきてね。」

だそうですので、サイモン先生に日頃の疑問をぶつけてみたい方、ぜひメッセージを下さい。必ず聞けるとは限りませんが、鋭意努力致します。なお、私の知り合いでない方も大歓迎!お気軽にご連絡下さいませ。
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by bancho55a | 2007-02-23 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

美少女観察記

毎週水曜日は人権関連の映画上映日。今日は東ティモールの紛争に関するドキュメンタリーだった。全学生対象の上映会だが、生徒は7人くらいしか集まっていない。ということで、ど真ん中の席をどかっ!と占領。

さて、始まり、始まり・・・と暗くなった所へ、突然隣の席に

ハァイ♪

女の子がふわっと腰を下ろした。

暗くてよく顔が見えないが、驚くほど華奢で小柄、繊細な雰囲気の子だ。わざわざ声をかけて隣に座るって事は知り合い、つまりクラスメートだな。そんな可愛い子、いたっけ・・・?

と、こちらも満面の笑みで「ハァイ♪」を返して、そのまま笑顔が引きつってしまった。


ふ、ふ、フォウクだーーー!

何だよアンターーー!あたしたち、そんな仲良く無いじゃん!何で隣に座るんだよーー!

何だか変にドキドキしてしまって映画どころではなくなってしまった。・・・中学生の初デートじゃないんだから。

途中、天井に取り付けてあるプロジェクターが壊れて、スクリーンに映像が映らなくなってしまった。

「きゃっ☆どうしたのかしら・・・」

と、途方にくれる私をさえぎって、

ガッ、ガツッゴツン!

と、派手な音を立ててゴツいブーツのまま机によじ登り、天井のプロジェクターを凝視するフォウク。

(やっぱコイツ怖い・・・)

スタッフが来て直したが、10分後にまた壊れるプロジェクター。間髪入れず

「ガッ、ガツガツッゴツン!」

(あのー、凝視しても直らないんで、スタッフに任せた方が良いのでは・・・)

という私の心の声が聞こえたのか、今回はさっと下り、スタッフが直すのに時間がかかると見るや、

「クスッ☆」

と笑って(笑顔だけは天使のように可愛い)バックパックから怪しい手作りサンドイッチを取り出してパクつき始めた。いわく・・・

「学内でランチ買うと高いじゃん?」

可愛い顔に似合わないしゃがれ声で、ニコニコしながら魔法瓶も取り出し、コーヒーを注いで飲み始める。一歩間違えると、どくだみ茶を持参するおばちゃんだ。

改めてこの美少女を観察し、また別のピアスを発見したのでご報告します。

針。

うえ~。

長~い、シルバーの畳針みたいのが耳上部を横に貫通している。イ、イタ、イタタ・・・
しかも耳たぶを貫通してる南京錠と違って、貫通距離が長い。3cmほどあるように見えるのですが・・・。どうなってるんだろう、あれ・・・。

とは、まさか聞けないので、以上で報告終了です。次回はもっと核心に迫りたいと思います。

でも今日は、服装は少し穏やかでした。なぜかと言えば、スパッツが豹柄ではなくて、ところどころびりびりに破けた黒のヤツだったから。・・・んーと、よりワイルドだったかな?

しかし、繊細なシフォン系トップスにエレガントなロングスカート、おしゃれなデザインのショルダーバッグのシャイな私と、上述ファッションのアクティブなフォウク・・・。共通項、ゼロ。

あ、あった共通項。虐殺クラス。

・・・うーむ。

あ、もひとつあった。貧乏人。

うんうん。

ちなみに私、スーパーでもこんなのばっかり買ってます。
e0018350_685180.jpg

パン12個58ペンス→10ペンス(25円)に値下げ。これで今週も飢え死にせずに済みそうだ。こっちのスーパーは貧乏人には優しいです。但し、加工品は恐ろしく高いけど。
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by bancho55a | 2007-02-21 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

散髪

髪を切りました。・・・4ヶ月ぶりに。

なぜそんな長いこと切らなかったかというと、まあもちろん貧乏だからですが、あと、美容師のハルミさんが超人気で、通常1ヶ月予約待ちなのであります。

ということで、久し振りに隣町ホーヴのハルミさんの自宅兼仕事場にお邪魔する。予約時間は夕方5:30で、余裕を持って家を出たにもかかわらず、恐ろしい渋滞の為30分近くも遅れてしまった。

追い返されたらどうしよう・・・と恐る恐る家に入ると、何とまだ2人前の人がカット中。ということで、そこからさらに半時間ほど、日本の雑誌を読みながら待つ。あ、私の年代の雑誌発見。

『同窓会の準備は1ヶ月前から』

みたいな特集にびっくり。準備というのはメークとかエステとかヘアサロンとか、まあそういうものだ。ヘアサロンと言っても、前髪をちょうど良い長さにするためだけに行くらしい。・・・4ヶ月も伸ばしっぱなしの私は雑誌を手にする資格もないと思われる。

・・・と、驚愕してるうちに2人のお客さん終了。ハルミさんが玄関まで見送って、

「あーお待たせ~。ねえ、コーヒー飲む?あ、このチョコ食べて~、この頂き物のワサビ・ピスタチオも美味しいわよ。あー、ちょっとタバコ1本吸ってもいい?」

どうぞごゆっくりして下さい(笑)

ハルミさんは相変わらず、50歳と思えぬ若さ。折れそうなほど細身の、おしゃれな方だ。「押し付けがましくてキライ」という人もいるようだが、私はそういうの全然気にならない。むしろサバサバしてて大好き。

「そうそう、うちのチビに会った?え?まだ?ちょっと待ってね。(2階に向って)アンド!アーンド!どーせ「NARUTO」見てるんでしょ?下りてきて挨拶しなさい!」

い、いえ、知り合いでもないんでいいですって・・・

「僕、宿題やってたのに~」

不機嫌そうに可愛い男の子が下りてきた。13歳のアンドリュー君。

「ア、ハジメマシテ」

かわいい~。って言うと傷つくだろうな、このお年頃。

番「ハンサムだねー、かっこいい!」

ハ「あら、アンド良かったわねえー、かっこいいだってー!」

アンドリュー君、口の中でボソボソと「アリガトゴザマス・・・」とつぶやくが、照れてこっちを向こうとしない。ますますかわいい。

まあそんな感じで、超アットホームに髪切りスタート。切ってる間も、何だか話が弾む。私がハルミさんの年に近いからだろう。または元秘書の本領発揮というとこか?なーんてね。

ハルミさんの腕は相変わらず確かだ。ロンドンのヴィダルサスーンで働いてたり、アメリカや日本でレクチャーもしてるだけあって、あっという間に素晴らしい髪形に仕上げてくれる。

「遅くなっちゃったわねぇ~・・・」

あ、ホントにもう夜8時だ。

「ご飯は家に帰ってから作るの?」
「あ、ハイ、多分ハウスメイトがパンケーキ焼いてるので」
「ああ、そういえば今日はパンケーキの日ね!でもそんなんじゃ夕食にならないじゃない!カレーがあるから持ってきなさいよ!」

(帰りに客にカレーを持たせて帰らせる美容院がどこにあるよ 笑)

と思いつつ、しっかりタッパーに入れてもらって帰る私であった。とっても美味しかった。


スーパーに寄って夜10時前に帰宅すると、アンジェラがパンケーキを焼いてくれようとしたので慌てて自分で焼く。

「今日は40枚も焼いたわ・・・」

焼きすぎですって、それ。また自分を犠牲にして尽くしちゃうんだから~。どうせうちの男どもは何一つ手伝わないで食べ続けたに違いない。

「でもトニーはまだ帰ってこないから、ちょっとだけ残しときましょう。まあ、食べるかどうか分からないけど・・・」

あらら。トニーのためにパンケーキ・デイにしたと思われるのに・・・。2人の夕食をジャマしないように、私が遅く帰った意味が無いじゃないか。

「ま、余ったら明日食べればいいしね。」

と、何も考えずに言ってしまった私。

「うん・・・明日は『灰の水曜日』だから、明日以降は食べられないわ」

そ、そうであった。キリスト教に馴染みが無いことがバレバレ。

で、私が焼いて食べるまでの間、わざわざ自分の勉強道具をキッチンに持ち込んで付き合ってくれたアンジェラであった。本当に優しい娘っ子じゃのう。
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by bancho55a | 2007-02-20 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

虐殺プレゼン

今日は虐殺授業のプレゼンの日。内容は今日提出するエッセイと一緒。1週間前の提出日に合わせて書き上げていたが、マーティン先生が急病の為、提出が延びた。ので、再度見直してみる。

「あー良かったあ、、、先週こんなひどいエッセイ提出せずに済んで。」

というのが本音。・・・まったく、何事も早めに準備して余裕を持って見直しすべきよね。と、いつも肝に銘じ、すぐに忘れる私。

教室の外で前の授業が終わるのを待っていたら、急に2人のオネーサン達に声かけられた。

「あなた達、マーティンの授業の学生?」

「ハイそうですが・・・」

「実は今日の授業はキャンセルになったのよ。」

何!?今日「も」かよーーー!?

ということで、そこら辺で待ってたクラスメート全員騒然。あーあ、知らないよー、虐殺メンツは怖いんだよおー。

「どーいうことですか?」
「エッセイはどうしたらいいんですか!?」
「先週も休みだったんですけど!私たち、高い授業料払ってるんですけど!!」

オネーサン達(大学事務課の人だった)は「わ、わ、分かったわ、エッセイは預かるわ。それじゃ・・・」

と、押され気味に帰っていった。

なんたるこっちゃねん・・・

ま、休講っつぅことで、さ、寮に帰って寝るかな・・・

「みんな、どうする?」
「もちろん、やりましょうよ!」
「決まりね。じゃ、教室に入って。」

み、み、皆さんどうしてそんなにやる気満々なんですか!?まあそりゃ私もやりたいけどさ、っていうか、プレゼンさえなけりゃホントにやりたいんだけど・・・先生抜きでプレゼンやりたくないのが本音。フォローする人がいないとオーバーヒートしそう・・・。

そしてアツい虐殺授業の生徒たちは、なんと先生抜きで2時間びっちりディスカッションして終了。すごいものを見た・・・。

プレゼンする生徒は私を含め3人。内容は
1. ジェンダーサイド(「性」に対する虐殺)について
2. クラシサイド(翻訳不可)について、特にスターリン
3. オートジェノサイド(自己虐殺)について、特にポルポト

1. のトピックは本当に重かった。私の苦手な「スレブレニツァの虐殺」が出てきて。聞いてて何度も涙をこらえたし、発言しながら言葉に詰まって泣きそうになる子もいた。こんな授業も珍しいだろう。

で、私は3.のポルポトを担当。

自分の書いたエッセイを読み上げれば良いだけなんだけど、練習してなかったので緊張した。まあ、読み上げは得意だからいいんだけど、問題は中身だよなー・・・。

とりあえず最後まで読み上げ終了。シーンと静まり返るクラス。の中、向こうから「Very good...」の声が返ってきてホッとした。あーきっと狐トムだー。う、うれしい。これが友情というものだ~。

そっからガーっとディスカッションの嵐。しまった、私も最初のプレゼンの子(イギリス人)みたいに「ダメよっ!みんな絶対私に質問しないで!!」と叫んでプレゼン終了すればよかった。・・・しかし私が答えずとも、アツいクラスメート達は勝手に白熱した議論を展開してくれるので便利だ。みんな辺鄙なアジアの虐殺なんか興味ないだろうと思ってたらしっかり予習してるのでびっくり。

私の意見は、これは自国民による自国民の「自己虐殺」ではなく、自国民の知的階級を「体(外見)はカンボジア人、頭(思想)は他国人」と捉える歴史的・社会的視点が存在し、その視点を極論的共産主義が利用した所から始まった、だから「自己虐殺」と定義することには意味が無い、というもの。いろいろと事実の裏づけを取ったので、そこはみんな「うん、私もその意見に賛成だわ」って感じでほっとした。前の人のプレゼンの時は、先生がいないから「私は全く反対の意見よ!」とか、みんなかなりストレートな意見をぶつけ合ってたので、正直怖かったの(笑)

まあとにかく授業も終わり、カッパだカッパ行こー!ということになる。すると、今まで挨拶もしたこと無い国際関係学のクラスメート達が、わざわざ私のとこまで来て「あなたはどこの国から来たの?」「君のプレゼン、気に入ったよ」「とっても面白かった!」と、次々に親切な言葉をかけてくれたのでちょっとホッとした。きっとみんな、落ちこぼれの生徒には優しいのね♪

虐殺プリンセスのフォウクも、隣の席でニコッと笑いかけてくれる。・・・怖い・・・。ちなみに今日はいつもの格好(ドクロ+南京錠ピアス)に、幅10センチくらいの太くてゴツいベルト、そこにシルバーの2匹のぶっといヘビがくねって巻きついていた。ペンダントもゴツいドクロでお揃いよぉ☆

お茶の時間は相変わらずイギリス人グループが弾丸のような速さでしゃべりまくってるので、すみの方でこそこそとアメリカ人(オハイオ出身)のディーナと藤沢トムと3人でほのぼの会話した。ディーナはおっとりしてあまり発言しないシャイな子だから緊張しないで済む。だいいちアメリカ英語だから言ってること全部分かる♪そして藤沢トムは何かと話を振ってくれるので、これまたリラックスできるのだ。今日も辻堂のビーチパーティーというローカルな話題で盛り上がった。その話題はどうなんですかRさん!?

その後、図書館で虐殺本を数冊借りて帰宅。草野球の後にビールが飲みたくなるごとく、プレゼンの後は・・・ラーメン!!正月にロンドンに遊びに来たSYさんからもらって、後生大事にしまいこんでおいたインスタント・チャルメララーメンを作り、1滴の汁も、1本の麺も残さず平らげる。自分に向って「プレゼンお疲れ!」

し・あ・わ・せ!☆
e0018350_359192.jpg

(あまりにもベタなファイル使用中・・・。頂き物です。)
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by bancho55a | 2007-02-19 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

アンジェラとトニーの恋

アンジェラ、イギリス人の女の子29歳。トニー、ルワンダ人の男の子35歳。私のハウスメイト5人のうちの2人。

この2人、ウェイの誕生日パーティーをきっかけに急接近してるようだ。

もともとトニーは知的なジェントルマンでかなりモテるのだが、そのユーモアのある落ち着いた振る舞いがアンジェラのハートをつかんだもよう。

パーティーの最中から2人の世界を作っていて、周りの参加者は見て見ぬふりをしていたのだが、翌日もしっかりラブラブな感じ。

バブル&スクウィークのブランチも、トニーがなかなか自室から出てこないので、出来立てを前にお預け状態だった。アンジェラが「ちょっと見に行って来るわ」とトニーの部屋に行く。

「電話中だったわ。さっき行った時も電話中で、それから全然進展してない感じ。」と不満顔。

そこへ、さすがにヤバいと思ったのか、トニーが電話しながら下りてきて「あと1分」みたいなジェスチャーをしてまた部屋に戻っていった。

私が「分かった分かった」という感じで微笑んでるのに、アンジェラは「私、電話を離さない人ってどうかと思うわ!」と、珍しくぶつぶつ他人を非難してる。わおー、これが嫉妬とゆうもの?

「今日は勉強しないといけないの・・・。」と言ってたアンジェラだが、ブランチ後、トニーと話しこんでしまった。私は食べて早々に自室に引き上げたが、4時間後にキッチンに下りて行ったら、さっきと同じ状態で話し続けてるのでびっくり。おおー、情熱だ!

今晩は私がカレーを作ることになっていて、アンジェラは「外出するけど5時には戻るから一緒に食べましょ!」と言っていたのだが、8時になってもアンジェラの部屋は真っ暗。ノックしても応答なし。トニーの部屋だろう・・・と思ったけど、まさか「ちょーっとそこにアンジェラいるー!?」なんて聞けるわけない。

もうお腹が空きまくったので、8:30に一人で夜ご飯してしまった。ううー、食べないなら食べないとひとこといってくれよ。。。(空腹のウラミ)

それにしても・・・久し振りに食べる日本のカレーは旨い。たかがハウスとかのルーだが、高いお金(!)出して買った甲斐があった。今回は他人に食べてもらうのでよけい気合が入り、過剰なほどに手をかけたので、なかなかの出来映えだ。(・・・と思われる。誰も言ってくれないので自分で言う。)

9:30ころ、冷めた残りのカレーをタッパーに詰めていると、アンジェラが下りてきた。

「ごめんなさい・・・私、トニーと話しこんでて夕食の件、忘れちゃったの。。。」

結局外出せずにずっとトニーの部屋にいたらしい。おおー!青春だー!!

私に悪いと思っているのか、カレー鍋や調理器具などを洗ってくれる。これからカレーを食べる(多分トニーと)と言うので、温め直すだけの状態にしてあげて、自室に戻った。

す、すると何と!トニーとそのまま外出してしまった。。。

食べないなら食べないと言ってくれればいいのにー!カレーは放置されてる。でもここで冷蔵庫に入れちゃったらイヤミだしなー、でも入れたいなー・・・と逡巡する(食べ物をムダにできないケチな私。)

まあもうしょうがないので、それにアンジェラの困ってる気持ちも良く分かるので、忘れ去ることにした。

1時間半ほどして2人が帰ってきた様子。(うちの寮、壁が恐ろしく薄くて、家中の物音全部聞こえます。)しばらくして部屋がノックされたので、アンジェラか?と思って外に出るとトニーがいた。

恐縮したふりでふざけながら、昨日パーティーで話題に出たお菓子(チョコフレーク)を差し出している。さっき外出したついでにアンジェラが買ってきたのだろう。ということで、食べ物に釣られて『アンジェラって・・・なんていい子なのかしら』(笑)

お似合いの2人なのでぜひ応援したいのだけど、ちょっと気になることが・・・。それはトニーのモテモテぶり。先日は別の女性が泊まってたし、よく遊びに来る別の女の子もいるし(しかもセ○レ)、ふだんはしょっちゅう誰かと電話で話してるし・・・。

アンジェラはいまどきのイギリス人には珍しい純情タイプだと思うので、トニーがそーいうしがらみを全部すぱっと切ってアンジェラと付き合ってくれれば良いのだが・・・

「アンジェラを泣かせたら、オレ、黙っちゃいないからな!!」(食べ物の恩!?)
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by bancho55a | 2007-02-18 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

アンジェラ先生の英国料理教室

昨日は中国人のハウスメイト、ウェイの誕生日パーティー。10人位が集まってにぎやかに。ちなみに先日、ウェイとカルチャーショックな会話があった。

ウ「僕、今月が誕生日なんだよね~」
番「まあ素敵!で、いつなの?」
ウ「んーと、2月中頃」
番「へえ~。で、日にちはいつ?」
ウ「うん、中旬」
番(だから・・・いつなんだよっ!さっさと言えーーー!!)

後に判明したのですが、中国は旧暦を使っているので、年によって誕生日が変わるのだそうです(新暦に合わせた場合)。彼の誕生日は中国正月(今年は2月18日)の2日前、ということで、今年は16日、でも来年はまた違うかもしれないというわけ。

今回はウェイのポークカレースープ(美味!)の他に、アンジェラがイギリス料理ならではのローストチキンを作った。

作り方はごく簡単。
1. 丸ごとチキンを購入
2. お腹にスタッフィング(スーパーで購入可)を詰める
3. 表面にバターを塗ってローズマリーをまぶし、オーブンへ
4. 出来たら切り分ける(ホスト=誕生日の本人、ウェイが)

・・・本当はオーブンの温度とか焼いてる途中の注意とか書きたかったんだけど、毎週金曜日は夜8時まで授業なので、調理に立ち会えなかった・・・ので残念。

付け合せの野菜の調理には立ち会えました。
1. ニンジン、ジャガイモ、パースニップ(白ニンジン)、スウィード(カブみたいなの)、葉野菜(ターツァイみたいの)を用意。
2. ニンジンとスウィードは小さめのサイコロに切る(後でつぶすので)
3. パースニップとジャガイモは適当な大きさ(多少大きめ)に切る
4. 葉野菜は大きめに切る
5. 2と3と4をひたすら、ひたすら、ひたすら茹で続ける
6. 2がやり過ぎぐらいに茹だったら、マッシャーでつぶしまくる
7. 4は茹だったらそのまま食卓へ
8. 3がある程度茹だったらオーブンへ。バットに油をたっぷり引き、3を散りばめた後、上からまた油をたっぷりかける
9. 8に焦げ目が付き始めたら、鍋に戻してさらにさらに火を通す。
10. 6,7,9を皿に盛って食卓へ。グレイヴィーソースをかけて食べる。

皆さんお気づきのように、イギリスでは野菜を、まるで親の敵のように徹底的に火を通します。そういうウワサは聞いていたけどここまでとは・・・!「野菜のしゃきしゃきした歯ごたえ」?ナニソレ!?って感じ。

私が鍋を見つめている姿に鬼気迫るものを感じたのか、アンジェラが「あ、あのね、私もよく知ってるのよ、私たちイギリス人は野菜に火を通しすぎることで他の全ての国の人から非難されてるって・・・。えっと・・・じゃあ、葉野菜はお任せするわ。」

ということで、葉野菜はダメダメになる前に速攻ナベから引き上げました。・・・いいよね、10人のうち、イギリス人は1人だけだし、7割はアジア人だし・・・。

他の野菜はつぶすとか、ジャガイモみたいに茹で過ぎてもOKなものだったので、食べてる時に特に違和感は無かったです。ちょっと油の量がすごいけど・・・。

さすが、ローストチキンはおいしかった!ちょっと塩味が足りなかったけど、そこがまたイギリスの食事らしい。こっちに来て半年くらい経つけど、本格的なイギリス料理ってこれが初めてなんで、とっても嬉しかった・・・♪

さて翌朝。アンジェラが

「野菜が余ったから『バブル&スクウィーク』を作るわ。」

と言うので、何事にも興味津々な私は、またもや調理に立ち合った。だって「ブツブツキーキー」なんていう名前の料理、興味あるじゃん?

これまた作り方はいたって簡単。

1. 昨日の残りのローストポテト(油たっぷり♪)をつぶし、これまた残りのターツァイを細かく切り、ハンバーグみたいに混ぜてこねる
2. フライパンに油を引いて焼く。焦げ目がついたら裏返してまた焼く
3. 煮豆の缶詰をナベで温めて付け合せる。

ターツァイを細かく切るのは私が担当しましたが、日本から持参した良く切れる包丁で、しかも使い慣れたまな板で、超高速で「タタタタ・・・」と切っていったらアンジェラの目が丸くなった。そらそうでしょう、イギリスで売ってる包丁はおっそろしく切れないので。あれでよく料理が出来るもんだと逆に感心してしまいます。

ローストポテトでなくマッシュポテト(ミルクとかクリームとか入れず、ただポテトをつぶしたもの)を使う場合は、つなぎとして油を少量入れると良いでしょう。そして、出来上がりはこれまた味が薄いので、自分で塩コショウを追加して食べます。

「ブツブツキーキー」という変わった名前は、焼いてる最中に、表面に小さな亀裂が入り、中の空気と蒸気がプシューと吹き出す様子と音を形容したものらしいです。そしてこれが、出来上がりの合図でもあります。

私が「ブログに書くわ。」と言ったら、アンジェラが「あら!じゃ、写真撮る?じゃあこうやって紅茶を添えて・・・あらいけない、イギリスの紅茶にはミルクが入ってないと!」と、ストレートで飲んでた自分の紅茶にわざわざミルクを加えてくれました。

・・・はい、今ハヤリの「ねつ造疑惑」です。
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ご覧のように、イギリス版お好み焼きです。これが、実は何だかとっても美味。特にお焦げのあたりが♪アンジェラによると「ロンドンの料理」らしいです。ホホホ、やっぱセレブな私は都会の料理に敏感ね、と思ったら、

「まあ、貧しい人が食べるものって感じね、だってお肉とか入ってないし」

いっぺんで偽セレブがバレてしまいました。

そして、来週の火曜日はShrove Tuesday、別名「告悔火曜日、またはパンケーキの日」だそうです。その翌日はキリスト教の「Ash Wednesday(灰の水曜日)」で、ここからイースターまでは誘惑する食物は控えないといけないので、みなさんチョコだの酒だの、各人にとっての誘惑物をいろいろと控えるわけですが(まあ、イギリス人の何パーセントがこれを守ってるかは不明ですが)、その前に、控えるべき砂糖をたっぷり入れたパンケーキを食べて、誘惑食物の食べ収めにするわけですね。イギリス版謝肉祭です。

というわけで、本日はイギリス文化の一端に触れてみました。
あまりアホなブログ書いてると、番長の中味が薄っぺらだということがバレてしまうので。(・・・既にバレバレらしいが)
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by bancho55a | 2007-02-17 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

バレンタインの夜に会う人といえば・・・☆

そりゃ、人権のクラスメートじゃん!!

というわけで、世間ではスペシャルなデーらしいが、私にとっては構わず人権飲み。
実は月曜日に狐トムとカッパしてた時、「水曜日ヒマなら皆で飲まない?」と言われてたのだ。(ちなみにこの時点で、水曜がバレンタインだと気づいてなかった私。もはや救いようが無い。)

夜8時過ぎに(遅いよ!)トムからメール。「9時から××で飲むんで、来ない?」

ちなみにこっちで飲む時は、通常夕飯を食べた後に集まるので、たいてい8時以降になります。

ちょっとダルかったけど、飲みたかったので街まで出る。指定のパブに行くと、なんとトムとスーザン(ドイツの真面目学生)しかいない。

もしや・・・私、お邪魔!?

つうか、スーザン、こないだの飲み会に連れて来てた男の子は彼じゃなかったんだ・・・。

まあ、「お邪魔」疑惑はさっさと忘れて参加する。どうやら、ブラジル人のダニーロ(男)も来るはずだったけど、来れなくなったらしい。ので、トムを挟んで女2人の静かな争いが・・・


あるわけない。

ていうか、トムこそ、よく見ると王子様顔だわ、背は高いわ、心優しいわでモテそうなのに、バレンタインに一人きり?・・・不思議。

・・・ゲイ!?

ちなみにこちらのバレンタインは、男女関係なく、好きな人(片思い含む)にチョコやら花やらカードやら(←注:カードは貧乏な中学生とかに限る)をあげるそうです(アンジェラ談)。


コホン。

えーっと、私、誰からも何ももらってないけど・・・(怒)


・・・ というのに構わず、日本の文化を尊重してトムとスーザンに義理チョコをあげる私。2人ともすごいウケてた。

「ちなみに、ホワイトデーは3倍返しだから。」

と言い渡しておいたので、3月14日が楽しみです。

まあそういうことで、3人で2時間ほど飲む。
隣のテーブルではカップルが見つめ合ってるというのに、主な話題といえば・・・

1.修論のテーマについて。
2.今学期の授業の進捗状況
3.アナグマとはどんな動物か。

・・・という、色気が無さ過ぎる内容でした。

新しく仕入れた情報は・・・うーむ。トムのおばあさんはイギリスのコントラクト・ブリッジ選手権で2位になったことがあるとか?(関係者にとってはすごい情報だが、一般人にとっては・・・いまいち)

盛り上がったのかどうかいまひとつ不明ですが、そこら辺は3人とも飲みまくってたので、内容に関係なく楽しいひと時でした。

しかし、「もしや・・・お邪魔!?」疑惑が頭から離れず、2人を残して終電前に帰った私。(トムとスーザンは近所在住なので、終電関係なし。)
残された2人が素敵なバレンタインデーを迎えたことを祈ります・・・。


トムはゲイなのだろうか・・・(しつこい・・・。)
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by bancho55a | 2007-02-14 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

日本語の発音

英語コースの時の先生、レイとカッパ(お茶)をした。

レイとはコース終了後も、ごくたまに話をしている。
サンタクロースみたいな立派なヒゲを生やした、相当なおじいちゃん先生だが、一応英語教育の権威らしい。私も年増なので、年寄り同士、話が合うのだろう。

前回お茶をご馳走になったので、今日は私のおごりで。
(・・・っつても学内のカフェなので200円くらいだが)

語学の話になり、日本語についていくつか質問された。
これが、「そんなこたぁ、考えたことも無かったよ・・・」ってことばかり。例えば、

レ「ダイスケ(男の名)って言ってみてごらん。」

番「へっ?・・・だいすけ。」

レ「それだよ!どうして君達は『u』の音を発音しないんじゃね?」

番「へっ?・・・だいすけ、だいすけ。」

・・・!!

考えたことも無かったが、「ダイスケ」と言っているようでいて、
実は「ダイsケ」としか発音してなかった。

さあ、皆さんもご一緒に!

ダイスケ。

「ス」を発音する時に、あんま音出てないよね。
日本人には「ス」と聞こえるけど、日本語が分からない人には
「su」でなく「s」としか聞こえないので、不思議だったらしい。

これまで偉そうに、外国人に「日本語は全て子音+母音のセットで
成り立ってる」なんて言ってた私・・・

ウソつき・・・。

と、緒川たまきに言われてしまうじゃない(まだやってるのかな?)

さらに・・・

レ「SUDOKUって言ってごらん」
(ちなみにこのゲーム、イギリスでも流行ってました)

番「スドク」

レ「スモウは?」

番「スモー」

レ「なんでSUDOKUのスは長くて、スモウのスは短いんじゃ?」

番(・・・知らねーよ)

日本人には長くても短くても同じ「ス」だけど、母音が何種類もある国の人には違う音に聞こえるのか。
多分、アクセントの位置の違いで長短が出るんだと思うけど。
あと、私は東京生まれ&育ちだから、発音を省略する傾向にあるのかも。

なるほどね・・・。そんなこと、考えたことも無かった。

レ「ワシらもそうなんじゃよ。何十年も英語教師をやっとるが、外国人の生徒を教えていると、『・・・はぁ???考えたことも無かった・・・』って質問が必ず出てくる。面白いもんじゃ。」

全くその通りで。

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<今日の家政婦さん(が見たもの)>
お菓子箱。先月フランスで、750円で購入。柄が気に入ってます。
ちなみに、このお菓子屋さんはかわいいです。ついつい要らない物をたくさん買ってしまいます。こんな感じ・・・↓
http://www.la-cure-gourmande.com/catalog/produits.php
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by bancho55a | 2007-02-13 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

エッセイ狂想曲

みんな、どうも!3時間しか寝てないからテンション高いよっ!!

本日のマーティンの授業で、2000ワードのエッセイ提出。ま、評価の対象にならないエッセイだからいいやぁ~と思ってたらついついスタートが遅くなってしまった。

前日の午後2時に準備開始。

・・・遅すぎるやろーーーっ!!

その通りでした。無理でした。

何でこんなにスタートが遅くなったかと言えば、お題が「ポル・ポト」・・・。

全く本読みたくない、っていうか触るのもイヤって感じだ。

もともとポルポトはトラウマっつうかなんつうか、良く知らないくせに、私の中では嫌悪感がすさまじい(まあ、たいていの人がそうだと思うけど。)じゃあお題に選ぶなよ、と思うが、これが唯一のアジアトピックだったので・・・。(やっぱ内容がアジアだとやりやすいからなぁ)

ネットを見ても、目を背けたくなるような写真ばかり出てくる。もう勘弁してくれ~・・・

ところが、その感情が次第に変化してきた。カンボジアを、ポル・ポトを、クメール・ルージュを知れば知るほど、謎が深まるのだ。といっても単純な謎である。

『こいつら、何で自国民をこんな完膚なきまでに虐殺したんだ・・・?』

まあ、それこそが今回のお題なわけだが、今まで大抵のことは強引に結論付けてきた私が、いつまで考えても結論が出ない。

それはポル・ポトという人物そのものが闇に包まれているからかもしれない。もともとあの大虐殺を生き延びた人がほとんどいないので、当時の情報がほとんど無い。ナチとかと違って「国際法廷」で裁かれたことも無いから、証言が圧倒的に少ないのだ。ヒトラーやスターリンの顔を見て、人となりを聞けば、どこにコンプレックスがあるのか、どうして極端な事に走ってしまったのかがおぼろげながらわかるのだが、ポル・ポトの笑顔を見ていると・・・こいつの真意がつかめない。いまだに慕っているカンボジア人もいるという話だし。

仕方ないので、同化してみることにした。
これ、あんまりやりたくないんだけど。
あ、別にオカルトや宗教の話ではありません(笑)

私は他人より多少でも優れた所が無い人間だが、ひとつだけ、演劇の才能はほんの少しある。小学生の頃、日生劇場の舞台を踏んだのを皮切りに10年以上・・・
あ、いや、その後は大した業績、無かったわ(笑)

よく言われるのは、「番長の演技って、『なりきり』タイプだね。役柄をよく研究して演じると言うよりは、その人そのものになっちゃうよね」ということ。まあ、「ガラスの仮面」でいえば、「北島マヤ」タイプだ(ん?知性も美貌もゼロってこと!?)

自慢になるが、高校時代、現国が常に学年トップだったのも、模試で全国10番以内に入ったのも、この「演技力」を利用したから。「主人公がこのような行動をとった理由を述べよ。」なんて質問、簡単カンタン。だって私が主人公だもん、自分に聞けばよく分かる。

・・・という同化の才能だけはあるようです。日常生活でまったく役に立たないのが悲しいとこですが。

でもポル・ポトに同化するのはなぁ・・・。

5分後に絶対エムレイを虐殺してそうだ。

・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・。

3時間後、何とか答え(こじつけだが)が得られた。

エムレイも生き延びている様子。ちっ。

知ってる人も多いと思うが、「風の谷のナウシカ」という、宮崎駿のアニメがある。私はアレの原作(マンガ)が大好き。映画と違って原作は清濁併せ呑んでる内容で、奥が深くて本当に素晴らしいので、機会があったらぜひ読んでください。

その中に、

『もろい人の心は深淵を見る前にくだけちってしまう。
闇を見る者を闇もまたひとしく見るからだ。』

という言葉があります。同化が怖いのはここですね。だから本を読むのもつらいんです。虐殺というのは悪意の塊が引き起こしたものだから、心が弱いと耐えていけないんですよね・・・。

しかし、終わってみれば、ポル・ポトを選んでよかった気がする。
今まで、良く知らないくせに脅えていたけど、事実を熟知してみれば、それは事実以上でも以下でもなくなるのです。必要以上に脅えることもないし、イヤイヤながらも正視できるようになる。

こういうのって、イヤだからって封印しちゃいけないと思うんだよね。もちろん、まだ向き合う時でなければ、感受性の強い人は心が壊れてしまうから目を背けた方が良いと思うけど、向き合えるのであれば、しっかり見ておかないと。臭いものにフタではいけない。

しっかり見ることによって、ポル・ポトも自分と同じ人間なんだと分かる。彼の狂気は自分の中にもあるかもしれない(同じ人間だから)と思えば、狂気に走らないように気をつけることが出来る。


狂気に走る?

・・・まあ、オレの場合は侠気に走ってるかな。

正視できるようになると自分が強くなったような気がして嬉しいので、つい調子に乗って「コワイもの見たさ」に走ってしまうのが私の欠点。どうして欠点かと言えば、調子に乗って夜、一人でホラー映画「リング」を見て、その後3ヶ月間、夜中にトイレに行けなくなってしまった。

1年ほどたってすっかり克服できたので、「私も強くなったものだなぁ・・・」としみじみ自分を褒め称えながら「呪怨」を見てまたトイレに行けなくなってしまった。

・・・いい加減学習しましょう。

まあ、そんなこんなでレポートを仕上げる。完璧に出遅れ。3時間しか寝なくても到底終わらず、授業に間に合わず。悲しい気分に浸りながら大学のメールをチェックすると、マーティンから

「今日は歯医者で手術(?)をするので授業に1時間遅れます。申し訳ない」

というメールが入ってた。

やったー♪締め切りが1時間延びたぞ!
その後に続けて「でも授業は自分達で始めてて下さい」とあるが、そこは無視。

ところが・・・

1時間後どころか、とうとう授業終了時間まで自室に缶詰で、ようやっと終わった。
印刷したばかりのエッセイを引っつかんで走り、焦って教室に駆け込もうとすると、中では既に次のクラスの人達が授業を始めてる。その辺をキョロキョロ見回したけど、虐殺コースの子が誰もいない。

うそ・・・どうしよう・・・

とりあえずマーティンのオフィスにダッシュしながら、クラスメートの狐トムに電話。

「バンチョウ!どこにいるんだよ!」

「えーん、今クラスにエッセイ提出しに来たら誰もいなくて・・・皆どこにいるの?」

「クラスなんてとっくに終わったよ!マーティンは来なかったから、彼のオフィスにエッセイを提出しに行ったんだ。バンチョウも行けば?」

「わかった、そうする・・・(泣)」

「で、どこにいるんだよ?」

「Arts Cビルのロビー・・・、マーティンのオフィスに向ってるとこ・・・。」

「じゃあ、提出し終わったらカッパする?」

「わー絶対したい~!!」

電話を切ってオフィスのドアを叩くけどシーンとしてる。仕方なく、ドアにエッセイを立てかけてオフィスを後にした。

トムは次のクラスの予習をしてたようだが、止めてお茶に付き合ってくれた。申し訳ないのう。しかもおごってくれた。きっと寝不足の私が死にそうに惨めな姿だったのだろう。

おまけにヤツはお腹が空いたと見えて、お店の人に「ねえ、この素晴らしく、極端に、小さいバナナ・・・はいったいいくらするの?」とか聞いてる。(最後の1本だったらしい。)トムのこういう皮肉屋なところは実に英国人らしくて、周りの人も「フーム、こりゃーマケてあげないとねぇ。」「さぁ、どうする?」なんて大笑いしてる。なんかなごむなぁ。

で、1時間ほどトムとお茶。といっても話の内容はポル・ポトに、コソボに、ルワンダに、、、なんで私らこんなに虐殺好きなんだ!?

その後、トムと分かれて再び大学のメールをチェックしたら、マーティンから「歯医者どころか、実は胃痛と嘔吐で病院に行くことになってしまった。皆さん本当に申し訳ない」とメールが入っていた。他の教授なら「授業料返せっつの!」と怒るところだが、

「やだ、マーティンたらかーわーいーいー♪」

・・・まあ、そんなアホな事言ってないでエッセイの見直しでもしよう。
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自室で使用中のティーポット。猫がハンモックや木の枝で寝てる、その名も「Lazy Cat」。こういうポットを使っているから勉強に身が入らないと思われる。<家政婦は見た!シリーズ1>←何やそれ
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by bancho55a | 2007-02-12 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK