番長が旅した37ヵ国の旅行記など。ほとんど一人旅。3年半のイギリス滞在を終え、2010年2月に日本に帰ってきました。


by bancho55a

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10.1-2 モロッコ・エジプト
09.12 ハンガリー
09.11 トルコ・ギリシャ
09.3 ダブリン
08.12 プラハ
08.11 クロアチア
08.10 リヨン
08.08 チューリッヒ
08.6 アムステルダム
08.6 バルセロナ Barcelona
08.5 ベルギー Belgium
06.9-07.9 イギリス留学UK
07.10 マルタ島 Malta
05.11 イギリス UK
05.6 北欧 Scandinavia
05.1 Jamaica&Cuba
04.8 コスタリカCosta Rica
04.6 イギリス UK
03.11 スペイン Spain
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ロンドン日帰り旅行

今日は留学生向けの1日ロンドン旅行。2300円で観光までしてくれるというので参加することにした。朝8:30、バスに乗り込んで待っていると、いきなり隣に物凄いデブ男がドスン!と座る。い、痛い!人のヒザの上に乗るな!にらみつけると、にっこり笑って「ハイ!」ハイじゃねーよ!「どこから来たの?日本?そう、日本っていいよね、えっと日本語は・・・『コニチワ!』僕はキプロスからだよ。」げ!またキプロス男かよ!!

ロンドンまで2時間、その後、バスに乗ったままの観光を2時間、計4時間をこのデブ男の隣で過ごすことになった。まあ一言で言えば、最悪である。とにかくデブなので、イスからはみ出している。通路側に座ってんだからそっちにはみ出せばいいものを、わざわざ窓側に座ってる私の方にはみ出してぎゅうぎゅう押してくる。壁とデブ男の間に挟まって、痛い上に窮屈で仕方が無い。それだけならまだしも、こいつが携帯で話すわ、着信音うるさいわ、ウォークマンうるさいわ(私が寝てるって分かるよね、ね!?)、しまいに鼻歌歌いだすわ、安物の香水の匂いがきついわ(トイレの芳香剤売場にいるようだ)、指しゃぶりするわ(←まあ、これは害は無いんだけど)で、ウザいことこの上ない。

「あの、もうちょっとそっち側に寄ってくれない?」と、感じ悪くならないように微笑みながらお願いすると、「何、ジャマなわけ?」と、尊大な態度で一瞬つめてくれる。でも3分後にはまた元通りだ。1時間後にもう一度言ってみたが、同じ結果だったので、もうあきらめることにした。

私は心が狭いので、そのままずっと耐えていると最後にはストレスが溜まりすぎていきなりデブ男を刺しそうな気がしてきたので、実はこのデブ男の隣で良かったのだ、と無理やり思い込むことにした。えっと、何か利点は無いか?ハンサム・・・には程遠いし、話が面白い・・・の正反対だし、うーん、うーん、そうだ!1個だけあった。

バスの中が、冷房効きすぎて寒いのだけど、デブ男がぎゅうぎゅう密着している側はさすがに暖かい。肉布団というやつか。ああ、これで風邪引かなくて済むわ。デブ男、有難う!

・・・なんて思えるかっての!!!

そのうち、やっと自由行動時間になった。これから5時間、デブ男から解放され、不毛な利点探しからも開放されるのだ。デブ男がニコニコと近寄ってくるのを思いっきり無視し、さっさと地下鉄の駅へと去っていく。こんなヤツとランチとかしてたまるものか。

まず、「ジャパン・センター」へ。日本の書籍や食品、レストランを集めた店だ。あちこちで交わされる控えめな日本語の会話、人とすれ違う時とかの、お互いを気遣うマナー、一帯に漂うしょうゆの匂い・・・。ああ、日本って本当に素晴らしい国ですね。

ここに来た目的は、「地球の歩き方 ロンドン」を購入すること。あった、あった。えーっと、元値が1580円で、こちらでは・・・なにーーっ!!4200円だとーーーっ!!3倍近い値段に眼が点になる。でも買うしかない。どうせ日本から送ってもらってもそのくらいの値段になっちゃうし。

ジャパン・センターでは日本食もあれこれ買い込むつもりだったが、これで一気に予算オーバーしてしまった。一応、売場だけ眺めに行く・・・つもりだったが、眺めるどころか、瞬きもせずにじいーーーっとたたずんでしまった。まるであちこちに強力磁石が仕掛けてあるようで、一歩も動けない。す、すごい・・・何でもある・・・。しかもブライトンより安い。思わず米5キロを背負って帰ろうかと思ってしまったが、お金が無いので泣く泣く店を後にした。

買ったばかりの地球の歩き方をぱらぱらとめくり、近くのパティスリー・ヴァレリーというカフェに行くことにした。忙しいせいか、店員がつんけんして恐ろしく態度が悪い。が、ケーキは最高!!フルーツタルトはブルーベリー、メロン、パイナップル、ピーチ、ドラゴンフルーツ、その他名前も良く分からない珍しいフルーツのスライスが沢山乗っていて、日本でもなかなかこんなおいしいケーキ無いのでは?と思うほどだ。その分、値段も800円とかなり高いが。
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その後、二ールズヤードに基礎化粧品を買いに行く。今回のロンドン行きの最大の目的だ。イギリスに来たからには、イギリスの自然派化粧品を使いたいと思っていた。ニールズヤードは15年前から時々使っててお気に入りだったので、迷わず買いに行く。こっちに来てから、自慢のお肌が乾燥でボロボロになっていたが、これで何とかなるといいな・・・。と、大切に抱えて歩いていると、世にも恐ろしい名前の洋服屋を見かけた。「極度乾燥(しなさい)」なんだこりゃ!
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さて、目的も終わったことだし、外は雨が降っているし、デパートにでも行くか。とナイツブリッジへ。ハロッズとハーヴェィ・ニックス♪・・・しかし、売場を歩いてちょっとショックだった。私はロンドン大好きでこれまでも5-6回来ているが、いつもデパートでのお買物は楽しみの一つだった。高いものは買えないけど、かわいい小物や珍しい食材を楽しんで買っていた。な、なのに、今回歩いていて、買える物が何も無い。明らかに高すぎる。学生になってから、ケチさに磨きがかかったとつねづね思っていたが、ここまで変わったとは・・・!無駄遣いしなくて良いんだか、ゆとりが無くなって悪いんだか、・・・たぶん両方とも正しいね。

ということで、デパートはさっさと切り上げる。時間が余ってしまったので、また地球の歩き方をパラパラとめくると、家庭用品のお店が並んでるところがあるらしい。そのうちの一つ、ハビタはおなじみの店だが、その横にヒールという別のお店があるそうなので、行ってみることにした。

ハビタも今の私には高級すぎて何も買えないが、ヒールの方はちょうどバーゲン中。ブライトンではあり得ない素敵なデザインの商品が安くなっていたので、お皿を2枚買った。おしゃれなデザインで、1枚150円。学生はこれでいいのよね、うん、そうなのよ番長。

集合時間が近づいて来たので、待ち合わせ場所のコベント・ガーデンに戻る。まだ時間の余裕があるので、ジュビリー・マーケットへ。一歩足を踏み入れて、懐かしさで胸が一杯になった。

初めて一人旅した15年前にここに来てから、ロンドンに来るたび、必ず訪れる場所だった。いつも飛行機代が安い11月末に休みを取って、月曜日の朝は必ずこのアンティーク・マーケットに来る。足元からしんしんと寒さが這い上ってくるロンドンの冬、ロングコートにマフラー、帽子、皮手袋にブーツの完全武装で、時間をかけてアンティーク・グラスを見て歩いていた。アンティークといってもただの中古品みたいなものだけど、じっくり見ていくと、時々惚れ惚れするようなデザインのグラスに出会って、少しの間、厳しい寒さを忘れるほど嬉しかった。趣味が高じて本当のアンティーク店も訪れるようになったが、やっぱりあのマーケットは忘れられない。

最後に訪れたのが10年前、その後2回ロンドンに来ているが、忙しくて訪れることが出来なかった。10年ぶりか・・・。あの頃の、幼くていつも不安で一杯だった気持ちがよみがえってくる。旅行で来る度に「いつかイギリスに住みたい」と強く思っていた。そしていま、期間限定とはいえ実際に住むことになった。・・・でもあれから10年経つのに、中身は成長しないであの頃のまま、幼くて不安で一杯な気がする・・・。心が大人になるのって、一体いつなんだろうか。

そろそろ時間が来たので待ち合わせ場所に戻る。顔見知りの子がいたので話していたら、ツンツンと肩を叩かれた。誰?と振り返ると、げっ、あのキプロス男だーーー!!

私があれだけ感じ悪い態度を取り続けたのに、全く伝わってなかったのか!?満面の笑みで、「どんな一日だった?」なんて聞いてくる。適当に切り上げてさっさと逃げたが、しつこく「ねえ、バスあっちみたいだよ」なんて付いて来る。どうせこのあとイヤでも2時間隣同士なんだから、せめて今の時間だけでも離れていて、お願い!!

と、振り切ってバスに乗り込む。しばらくして、そいつが乗り込んでくるのが見えた。ああ、また窮屈でイライラする2時間か。・・・と思った時、「ここ座っていいかしら?」と声が降って来た。見上げると、かわいい女の子が私の隣の席を指している、「もちろんっ!!」自分でも感心するほどの即答をしてしまった。というわけで、帰りは自由に手足を伸ばしてリラックスした2時間を過ごすことが出来た。難点を言えば、やっぱ少々寒かったかな(笑)

夜7時半、大学に到着。キプロス男が私に向って『サヨナラ』と、片言の日本語で微笑んで去っていく。その後姿を見て、ちょっと可哀想なことをしたかな・・・と思った。あんなガタイは大きいけど、きっとまだ19歳くらいで、一人ぼっちの旅行が寂しくて大人と一緒にいたかったのかもしれない。・・・ん?私はお母さんってこと!?

自室に戻って紅茶を飲みながら一息ついていると、ノックの音。エムレイだな。「お願いがあるんだ。」さすがはエムレイ、頼み事する時でも尊大だ。「ええっとだな、オレのシャツにアイロンかけたいんだ。」

やっぱ私って、お母さんかーーー!!

ていうか、私、アイロン得意じゃないんですけど。仕上がりに満足した試しがないんですけど。って言ってるのにエムレイはあきらめてくれないので、仕方なくやってあげた。アイロン台も無いので、テーブルに薄い布を敷いて代用。最悪な環境である。せっかくの素敵なイブサンローランが、私の技術でぱっとしないシャツに仕上がってしまった(っていうか、ブランド物はクリーニングに出せよ)。でもエムレイは「いやいや、いいよ、うん、いい」と満足そうに帰って行く。エムレイ、お世辞も言えるようになったのか。成長したな・・・。

今日はキプロス男達のお母さんになった日でした。
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by bancho55a | 2006-09-30 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

やっぱ寂しい

今日はこの寮100人全員の引越し日。40人位は学外の寮へ引越し、10人位が学内の別の寮へ引越し。そして、この寮に住み続ける50人も、全員シャッフルで家もハウスメイトも入れ替わる。ただし、私を除いて・・・(涙)。私の家のハウスメイト4人は全員引っ越したが、私は学校側の手落ちのせいで、水曜日まで引っ越せないのだ。(学校側から謝罪の言葉は一切無し。)

朝からゴロゴロ、ガタンガタンと荷物を移動する騒音が途切れず続くが、それも夕方には殆ど落ち着いたみたいで、それぞれの家からにぎやかな笑い声が漏れてくる。

・・・私の家を除いて・・・。

夜、カギを開けて家に入ると、真っ暗でしーんとした空気に迎えられる。がらんとしたキッチン、薄ら寒いバスルーム、静まり返った4つの個室。一人で住むにはあまりに大きい家だ。

一人でいる自由と、一人しかいない寂しさと。
価値観は人によって違う。私にはいったいどちらが大切なのだろうか?

と、その時、ガチャガチャとせわしなくドアノブをまわす音と共に、「あー疲れた~もうくたくたよ~!!」というにぎやかな声。なんと、引っ越していったはずのAとAUだった。「どうしたの?」「いや、引っ越したんだけど、プレゼンやテストで忙しいから、月曜日くらいまでこっちで寝起きしようと思って」とAU。確かにAUの新しい寮は、学外の不便な所にあるのだ。

「××寮に引っ越したら私一人で超寂しい~(涙)」とA。Aの寮は、私の寮のすぐ近くだが、来週まで住人が来なくて、100人位入れる寮に3人くらいしかいないらしい。ということで、月曜日までここで3人で暮らすことになった。

嬉しいかって・・・?それは微妙。だって、ハウスメイトのだらしなさからやっと数日開放されると喜んでいたのも事実なのだ。なんってったって、キッチンは使ったら使いっぱなし。狭いシンクに汚れた食器やナベが積み重なるので、いつもその上で下の食器を割らないよう、細心の注意を払って自分の食器を洗わなければならない。ナベは1つしかないので、洗ってくれないと、後の人が料理できないってのが分からないの?1日の終わりに朝・昼・晩の食器をまとめて洗うらしいが、洗ったら洗いっぱなしで何日も洗いかごに置きっ放し。いつも私が片付ける羽目に・・・。食後、机の上は拭かないし、ゴミがたまっても何日も置きっ放しで、やっぱり私が捨てる羽目に・・・。

更にあきれるのは、トイレ使用後、流さないこと。最初は、私の部屋がトイレの隣なので、「そうかー、寝てる私を水の音で起こさないようにしてくれてるんだ。」なんて勘違いしてたが、実はほとんどいつでも流していない。確かにちょっと水洗レバーがおかしいのだけど、ちょっと強く押せばちゃんと流れるのに・・・。「小」ならまだしも、「大」は何とかして流せよーーっ!!!

その他にも、トイレットペーパーを補充しないとか(ペーパーはひとりでに生えてこないんだよ!)、せっかく買った食器が無くなるとか、例をあげるときりが無い。こんなことなら、一人で寂しく住むほうがどんなに気が楽か!!と思うが、2人増えた家は、家の体温(気温?)もちょっと上がったみたいで、なかなか心地よい。どっちが良いのか、ジレンマ、ジレンマ・・・。
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by bancho55a | 2006-09-16 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

悲鳴で始まる

それはいつも悲鳴で始まる。

「キャアアアーーーー!」
・・・あ、また出たな。・・・と、なるのである。

正体は、ガガンボ。日本にもいるあの巨大な蚊が、この寮にはしょっちゅう出没するのだ。
たいてい夕食の時間に、開いた窓から明かりにつられて入ってくる。

今日もまた、スペイン人Aの金切り声が響く。
「いやーだめなの私この虫!この、このお、○×△!(スペイン語でガガンボと言ってるらしい)」
するとベルギー人のAUが、コーヒーを飲みながら落ち着いて、「A、殺しなさい、早く。殺しなさい」と指示を出す。Aは「ダメダメ、絶対だめ~!キャーーーッ」

そこへ、もう一人のベルギー人のUが「A、待ってなさい、私が仕留めてやるわ」と、勇ましく片方のスリッパを脱ぎ、手に持って「さあ来い、虫ちゃあ~ん、やっつけてやるわよお~!」その声につられたように、ガガンボがUに向かってユラ~っと飛んでいくと、「キャアアアアアーーー!!」あ、あれ、さっきの勢いはどこに・・・

と、不意に方向転換し、冷静に見ている私の元へ。「キャーッ、やだやだやだーーーっ!!」・・・どうしてとっさの時の叫び声って日本語になっちゃうのでしょう。ていうか、恥ずかしい、番長なのに・・・。

ガガンボは、泣きそうな顔をしてる日本人Iさんの頭をかすめ、AUの元へ。「ギャアアアーーー!」・・・あれ?さっきあんなに冷静に指示出ししてたんじゃ・・・。

最後は、ちょうど帰宅した台湾人Wが、「わっ!あははー、びっくり」とか言いながらも、割と冷静にスリッパで叩き潰した。湧き上がる拍手。それにしても、本当に疲れてしまうのだ、ほぼ毎晩。
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by bancho55a | 2006-09-14 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

6人の怒れるクラスメート

今日は、授業中に、先週提出したレポートの序文と結論部分を書く、ということをやった。1時間のうちに両方を仕上げ、提出して終わり、なのだが、全く時間が足りず、6人のクラスメートのうち、書き終えたのは1人だけ。それでも先生は「もう時間だから」と、強制的に取り上げる。これにはクラスメート全員の怒りが爆発。

もともとうちのクラスメートはなぜか6人しかいない上に(他のクラスは12-14人)、全員がかなりの英語力を持ち(私を除く・・・)、しかも強烈に個性的。

イタリア女のEは、ここに来る直前までエチオピアで働いていて、することなすことアグレッシブ。陽気ないい子なのだが、普通に話していても、怒っているようにしか聞こえない。イタリア男のMは、博士号取得を目指す秀才、ここ1年ほどは英語で教育を受けているため、何か質問されると学者のようにとうとうと自論を述べる。が、なぜか授業中に必ず2回はフラッと断りもせずに外に出て行く。どうやらトイレに行ったり、飲み物を買ったりしているらしい。

日本人女のRは、他の日本人の子も「えっ、あの人日本人だったの!?」と驚くほど日本人離れしていて、Eに負けず劣らず主張が激しい。イギリスで1年学び、直前までマレーシアで働いていたので、英語もかなりできる。スロバキア男のNは既にロンドンに3年住んでおり、彼らに比べるとだいぶ普通だが、授業中にパンを食べる。一応隠そうとする素振りは見えるが、バレバレでよく先生に「またパンかい」とか言われている。(見つかってももちろん謝らない。)

南アフリカ女のPは、英語はほぼネイティブ。私と同い年で、落ち着いた人格者だが、なぜか必ず、授業に15分ほど遅刻して、しかも走らず悠々と歩いて登場する。(遅刻してももちろん謝らない。)

みんな、まあちょっと、というかかなり変わっているのだ。イタリア人は2人とも、しょっちゅう授業中にゴミ箱にごみ(紙くずやバナナの皮、リンゴの芯など)を投げたり、歩いて捨てに行ったりするので、気が散ってしょうがないし。毎日幼稚園に通ってるような気がするのは私だけだろうか。

・・・ということで、この5人が先生に口答えするすさまじい様子ときたら・・・!いまにも戦争が始まりそうだ。先生も売り言葉に買い言葉といった感じで、生徒が「だいたい1時間半あるはずなのに1時間で終わらせるから悪いんじゃない!」とか言えば、「1時間あれば十分よ!それにあなた達は最初にそれで納得したじゃないの、いまさらそんなこと言ったってダメよ!」と、受けて立ってしまってる。

最後には「だいたい手書きしろってのがいけないのよ、あたし字汚いんだから!」とか、子供の喧嘩レベルに下がった所で、先生が「午後の先生が本来の担当なんだからそっちに相談しなさい、じゃあまた明日。」と強引にまとめて教室を出て行く。もちろん、「はい、ではまた明日!」なんて答える生徒はいるわけなく、完全無視。あーあーあ。

まあ、そういう私もかなり怒っていた。そりゃ、時間内にできなかった私達が悪いのだけど、他のクラスは手書きじゃなくてパソコン持込OKとか、資料も全部持ち込みOKで(うちのクラスはどちらも持ち込めない)、かなりやりやすい環境だと聞いていたし。それに、もともとこれは論文を書く能力を養うための授業で、1時間にどれだけ書けるかを競う授業ではないはず。提出した序文と結論は変更してはいけないことになっているので、今の時間に結論が書けなければ、最終的に結論無しの論文を提出するはめになってしまう。そんなナンセンスなことってあるか??

そして午後の授業が始まった。午前の先生は若い女性で、感情のコントロールがうまくない人だが、午後の先生は年取った男性で、常に落ち着いて全体を見られるタイプの人。生徒達もランチタイムを経て落ち着いたのか、午前の授業の不満を落ち着いて先生に伝えている。先生は「ふむ。」と考え込み、「なるほど、持ち込み不可というのは少々おかしいね。しかし実の所、私は、序文と結論を書くのには1時間で十分だと思っているよ。」と静かに話す。

午前の先生と言っていることは全く同じなのだが、クラスメートは全員フムフムとうなずいている。な、なんだこの違いは!?すごい。言葉に説得力があるとはこのことか、亀の甲より年の功か。そして、午前中に書き終えた生徒に向かって、「あなたは、これから残りの生徒が続きを書くことに異論はあるかね?」と聞く。「いや、もちろんありませんよ」とその生徒(ちなみに、イタリア男のM)。「では皆さん、続きを書きなさい。そして、Mはこちらの部屋に来なさい。午前中に提出したものについて、詳しくコメントと修正を入れてあげよう。」

かくして、全員納得の元に一件落着。見事である。ああ、年を取るって素晴らしいことですねえ。
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by bancho55a | 2006-09-13 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

プレゼンテーション&ライティング

今日は9・11だが、イギリスの田舎の大学に隔離されてる留学生の間では、その意識は低い。そういえば、ここに来てからアメリカ人を見かけたことないし。アフガンやタリバンのレポートを書いている私でさえ、今朝になるまで9・11に気づかなかった。(いやちょっとニブすぎか)

今日の授業ではいきなり、プレゼンテーションをやれ、とのこと。見たこともない機械?の設計図?を渡され、2人一組で、どのような機械か、誰に売れるか、などを想像してプレゼンしろと。私が組んだのはイタリア男。彼は開発経済学で博士号を取ろうとしてるだけあって、「IMFと世銀の違いは」とか先生に質問されても、まるで辞書を読み上げるようにすらすらと答える秀才だが、想像力はあまり無いらしい。

お手上げ状態のようなので、これは香り製造機で、ここから空気を吸い込んで、ここで香りを調合して、ここから出す。ターゲットは一般家庭で、価格は8000円、ただし、香りカートリッジは別売り、沢山種類を作って、高価格帯の商品で儲ける・・・など、てきとーにアイディアを出したら感動された。え、こんなことで・・・

プレゼン前にスピーチ原稿を書きたかったけど、もう時間が無いので、ぶっつけ本番でみんなの前で発表。スピーキングはまるで苦手なのだが、なぜだかあまりつっかえずに言いたいことを言えた感じ。みんなからも、(社交辞令だろうけど)ほめられた。も、もしや、少し英語力上がってきてるかも・・・??

その後、先週提出したレポート(ドラフト)の修正版が戻ってきた。きっと相当悪い結果だろうと思っていたが、細かい単語のミスを指摘された以外は、特に問題ないとの事。びっくり。もともと、ライティングは(自分で言うのも何だが)得意な方なので、ちょっとほっとした。

でも、きっと大学院ではこんな程度のレポートじゃダメなんだろう。私はつい仕事のレポートの形式で、現状認識、問題点、解決策、などの順を追って書いてしまったが、アカデミックな論文であれば、まず「仮説」や「研究論題」を立てて、その検証ツール(理論・学説)を明らかにした上で、事例を織り交ぜながら、段階を追って分析・検証しなければいけなかったはず。

今の英語のクラスではそこまで求められないにしても、来月からの大学院コースでは、こんなレポート、「これじゃ高校生レベルだ」って突っ返されてしまうはず。今のうちに、論文の書き方の本を読んでおかないと。ああ、やることいっぱいだ~・・・。
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by bancho55a | 2006-09-11 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

ブライトン・マリーナ

今日はブライトン・マリーナに行ってきた。

私の住む町、ブライトンは海辺にあるので、ピアがあったり、マリーナがあったりする。ピアはダウンタウンの中心にあるので、用事が無くてもよく目に入るが、マリーナは噂しか聞いたことが無かったので、とりあえず行ってみた。

どうせ、ちっちゃな舟が10艘くらい浮かんでるだけだろうと高をくくっていたのだが、着いた場所はなんと、何百というヨットが浮かぶ、巨大マリーナに巨大ショッピングセンターだった。

甘く見てすみません、って感じである。
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イギリスは既にヒーターが欲しくなるほど寒い日もあるのだが、今日は雲ひとつ無いいい天気で、あつい。ビーチにも沢山人がいたが、ここマリーナもどこからこんなに・・・と思うほど、人であふれ返っていた。

ヨットの浮いてる辺りをぶらぶらして、そこら辺の店を冷やかして、最後に巨大スーパー、ASDAで買物をしてバスで帰る。ちなみに、バスはいつも1日乗り放題チケットを購入。2回乗れば元が取れるのだ。ていうか、高い!初乗り340円ってどういうことよ。これだから街にはなるべく出て行きたくない。出る時は、あれもこれもと欲張ってしまうので、帰宅するとぐったり。もう少し休んでから勉強を始めよう。
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by bancho55a | 2006-09-10 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

リスニング

昨日のブログに、「南アフリカ人と私は圧倒されて沈黙。」と書いたが、そうでもなかったことが今日判明した。

リスニングの練習問題で、マレーシアへの木材の違法輸出について、BBCの記者がマレーシア政府高官にインタビューした番組を聞いて、内容についての質問に答える、というものがあったのだが、クラス5人(とうとう5人になってしまった)のうち、悪戦苦闘したのが、私ともう一人の日本人。あと、イタリア男もちょっと苦戦。

とにかく、BBCの記者は超早口だし、マレーシア高官はなまりまくってるし、最初から最後までちんぷんかんぷん。5問出た問題のうち、2問しか解けなかった。

ここで俄然、力を発揮したのが南アフリカ人。なんと全問正解で、聞いたことも無いような単語の意味まで、先生に質問されると、すらすら~!っと答える。私はただただポカーン。そして、スロバキア人も「もう僕ここに3年もいるしー、リスニングなんていまさら。」と言いたげな微笑を浮かべている。憎たらしい笑みだ。

もう一人の日本人は、ここに来る直前までマレーシアにいたにもかかわらず、私と同じくらい分からなかったようで、同じくらい青ざめていた。そんな私たち2人に先生が一言、「耳が慣れるまでにあと3ヶ月かかるよ。クリスマス頃には完璧だね。」

そんなー!クリスマス前に授業の半分は終わっちゃうんだよーーー!!
これから最悪の学期を迎えることを覚悟した私であった。

ちなみに、授業の後で、南アフリカ人に「何でそんなに英語できるの?」と聞くと、普段シャイな彼女が「確かに私の母国語はイズルー(?たぶん違う)だけど、私たち、学校での授業はすべて英語ですもの、ホーッホッホッ」と、まあ、高笑いはしないものの、かなり自信のあるお答えが返ってきた。

「えっ!?じゃあ、TOEFLの点も良かった?」「TOEFL?何の話かしら?私たち南アフリカ人は、留学するときに英語のテストなんて受けなくていいのよ。いやねえ。」

何でうちのクラスメートはこんな人ばかりなんだ!?
もうこんなクラス、イヤーーー!!
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by bancho55a | 2006-09-07 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

共同生活

明日はレポートの締切日なので、今日は大残業、じゃない、大夜更かしだ。

深夜12時を回って少し眠くなってきたので、活を入れるため、キッチンに暖かいお茶を淹れに行く。電気ポットに水を入れて温めようとしたら、まだ中に熱湯が残っていた。

きっと誰かが少し前にお茶を淹れに来たのだろう。

こんな時、共同生活っていいな、と思う。同じく頑張ってる誰かの気配が感じられて、新たなやる気が湧いてくるのだ。

うちのハウスメイトはそろいもそろって誘惑に弱い泥縄タイプなので、こんな時間でも全員眠らず、というか、眠れず、必死なのだろう。・・・人の事は言えないが。

それにしても眠気がおさまらない。ほぼ出来上がったことだし、あと1時間くらいしたらいったん寝て、明日早起きして最終仕上げをしようかな。
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by bancho55a | 2006-09-07 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

英語で意見を言ってみよう

授業中、英語で意見を言うのは本当に難しい。

うちのクラスはものすごく活発で、先生が「これについて意見のある人?」と聞くと、すぐにイタリア人2人があーでもない、こーでもないと、ケンカしてるような勢いでしゃべりだす。一段落しかけたところへ、スロバキア人が落ち着いて長々と口を挟み、もう一人の日本人がこれまた食ってかかるように意見を述べる。南アフリカ人と私は圧倒されて沈黙・・・というのが、いつものパターン。

これだけしゃべれるのに、みんな何で今さら準備コース取ってるの?という感じだ。まあ、スロバキア人は既にイギリスに3年住んでるし、イタリア人と日本人はつい先日まで海外で働いていたし・・・というバックグラウンドを持ってるから、それだけしゃべれるのも当たり前と言えば当たり前だが。

欧米のクラスでは、意見を言わない者はバカと見なされるから、何でもいいから意見を言え、というアドバイスをあちこちで聞いていた。が、いざその場になると、言いたいことはいくらでもあるが、とにかく英語が出てこない。クラスメート達の、高速でなまった英語を聞き取るだけで精一杯で、「もういい、バカでも何でも。私は黙るから好きに評価してよ」と、後ろ向きな気持ちになってしまっていた。

2人いる先生達も、これまでそんな私のことを無視していたが(たぶん)、これではいけないと思ったのかどうか、今日は2人とも授業中に私を当てる。答えないわけにはいかない・・・。「もうすぐ日本に導入される陪審員制度についてどう思う?ハイ、あなた答えて」

仕方ないので、その前のレクチャーで講師が言っていた、裁判官が陪審員と同席することによって、陪審員の意見をコントロールする可能性があるという懸念jはもっともだと言うこと、かといって、これまで陪審制度の経験も無く、意見の表明が苦手な日本人にとって、リーダー不在で陪審員としての意見をまとめることは難しいと思われるので、何らかの対応策が必要だ、といった意見を言った。

・・・正確には、「そういう意見を言おうとした。」

日常会話ではなく、こういうちゃんとした(ってほどのもんではないが)内容について話すのは本当に難しい。もともとボキャブラリーに乏しい上に、専門用語はさらに乏しいので、つっかえつっかえだし、なんか子供の意見みたいだ。発言しながらも、「うぅーんと、それってえ、いっけなーいと思いまぁ~す!」みたいな言い方になってるんじゃないかと思ってしまう。しゃべりながら自己嫌悪。しゃべった後も自己嫌悪。

その後、過去のいくつかの裁判のケースを読んで、有罪・無罪の判決を自分なりに考え、その理由を述べる、という練習問題をやる。こちらも当てられたので、たどたどしく何とか答える。だいたい、ケースを読み終わるか終わらないかのうちに当てられるので、判決だの理由だのは当てずっぽうで答えるしかない。もう、私は法律家でも何でもないんでやめてほしい・・・。ああ、日本にいたとき、「行列のできる法律相談所」をもっと見ておけばよかった・・・と、真剣に思った。

午後の授業でも当てられた。「ダ・ヴィンチ・コードについてどう思った?ハイ、あなた。」

これは、本も映画も見ていたので、ちょっとホッとした。図像学についてと、女性差別の歴史について、自分の意見を簡単に述べる。

・・・ではなくて、正確には「述べようとした」。

相変わらずつっかえつっかえな上に、単調なボキャブラリーで、お世辞にもまともな内容だったとは言えないが、これまでずっと悩まされていた「意見を言わなくちゃプレッシャー」から多少開放されて、10日ぶりにすがすがしい気分になった。もう一つ意外だったのは、クラスメートの態度に少々変化があったこと。今までよりも、ぐぐっと親しみが増している。まあ、今までよっぽどアホと思われていたんでしょうね。

例えおかしな意見でも、たどたどしい言い方でも、やっぱり何か言わないといけないんだなあと実感した。そして、毎回、あれだけすらすらと、しかも面白い意見を言うクラスメートは、やっぱりすごいなぁと思う(まあ、時にはなんだそれ?っていう意見もあるけどね)。私がそのレベルになれるのはいつの日か・・・なんて、悠長なことは言っていられない。10月から大学院の授業が始まり、いやでも専門分野についてのディスカッションを強いられる。頑張らないと・・・!
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by bancho55a | 2006-09-06 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK

パーティー

今日は、ハウスメイトWの友人のバースデーパーティーが、Wの家、つまり私の家であった。
出席者は、同じ家の5人(W, I, A, AU, 私)と、誕生日の子の家の5人、他に、誕生日の子と同じ台湾からの留学生が5-6人と、かなりの大人数。国籍も、台湾、日本、スペイン、ベルギー、イタリアと多様。ほぼ全員女の子で、にぎやかだった。

それでも、全員が宿題とレポートに追われているので、パーティーは9時過ぎにお開きに。誕生日の子の、「私、台湾でだってこんなに皆からお祝いしてもらったこと無い、とっても嬉しい・・・」という言葉が印象的。誰かが喜んでいる姿を見ると、自分までちょっと幸せを感じるものですね。
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by bancho55a | 2006-09-05 00:00 | 06.9-07.9 イギリス留学UK